ドラクエ11にもあわあわ船あるじゃん、というのはちょっと違います。
私の言いたいことは、ドラクエ6のあわあわ船のように海底を自由に移動できるシステムがまたほしいなということです。
あれ、めっちゃよかったですよね!?!?
ドラクエ6はシリーズの中でも比較的自由度が高い作品なのですが、その要因の一つがあわあわ船の存在だと思います。
旅の途中で船が手に入ると、急に行ける場所が増えて世界がまさしく広がって、冒険してるわー感が高まるわけですが。
ドラクエ6ではまずその船の入手が二回あるわけですよ。
ムドーを撃破するとゲント族の神の船をそのまま自由に使うことができます。この時点で自由度が高い。
そしてそこからもう少し進めると、今度は夢の世界で使える船、ひょうたん島が手に入ります。
船が二つ!!
どこでも行きたい放題!大地と海を手に入れたのだからあとは空だけだ!
とか言っていると、なんとあわあわ船の登場!
まさかの、海底がこの手に!
そこから広がる世界の広さ!
夢の世界と現実の世界と、海底世界!
このわくわく感!
というかむしろ、世界が広がりすぎてどうしたらいいかわからない焦燥感!
夢の世界は宙に浮いているようなイメージだから海底がないけど、現実世界には海底があるというその世界観もまたいい!
海底を移動するときのあの薄暗さ……海底で本来の生き方をする人魚たち(これはドラクエ11でもあったけど)……まさかのルビスさまの居城……さらにはまがまがしくそびえたつグラコスの城……。
いやほんと神がかってましたよあわあわ船は。あわあわですよ。
海底を移動するときのあのゆ~っくりさとかもまた、海底だもんなぁって思ったり。地上で噂になっていた人が、海底にひっそりと生きていたり。さらには地上からはどう頑張ってもいけないような高い山々に囲まれている場所に、海底の通路を通ることによって行けたり。すごい作りこまれていたように思います。
さすがに地上ほど施設は充実していないため、何もない場所をひたすら進むみたいなことも起きてしまいますが、それでも海底を散歩する冒険体験はわくわくしました。
あわあわ船での海底探索は、ドラクエ6の難易度を底上げする要因の一つであったかもしれませんが、ドラクエ6ならではでもありました。
これを!
また!
どこかで!
出してほしい!
ドラクエ11でマーメイドハープを手に入れたときは本当に心おどった!ハープの音色もあの頃のままだ!また海底を散歩できるのか!
できませんでした。
十分嬉しかったのですが、海底を移動していけないところに行くとかまんまドラクエ6で嬉しかったですし。
でも、もうちょっと!もうちょっとだけ!海底を散歩してみたい~~。
やっぱりマップが二つ以上あると心躍るんですよね。そのうちの一つが海底っていうのがあるといいなぁと思います。
今の技術で海底を作ったら絶対きれいですしね。魚とか泳いでるだろうし、シンボルエンカウントではなくランダムエンカウントだとは思いますが、それでももしかしたら海の中のモンスターの様子とか見れるかもしれませんし。ドラクエでシンボルエンカウントが採用されてから随分経つので、地上でのモンスターたちの様子はけっこうもう見慣れたものですが、海のモンスターたちの様子もいいグラフィックで見たいものですねぇ。
あわあわ船、いいなぁ。
また出てこないかな。
(文・リモート侍)
関連記事