お洒落にも色々ありますが、その中の一つにアクセサリーに気を遣うということもあるでしょう。
ドラクエの魔王たちの中にも、アクセサリーをつけている方々がいます。
パッと思いつくのは首飾りでしょう。お洒落さというよりは、魔王という権力を表すための首飾りのように思えます。
ではピアスもしくはイヤリング（以下ピアスで統一）をつけている魔王はどれくらいいるでしょう。
なぜかそんなことが気になったので調べてみました。
耳元のお洒落にまで気を遣っている魔王はいるのでしょうか。
なおこの場合の魔王はラスボスというよりは魔王っぽいキャラクターとします。ちなみにエルギオスも含みます。
まず耳どこだよ
ピアスをつけている魔王たちを考えるにあたって、まず耳がどこにあるんだよ、という魔王はさっさと除外する必要があります。
以下ですね。
竜王、ハーゴン、バラモス。竜王とハーゴンに関しては頭から出ている突起物やエラ（？）にピアスがついていても不思議ではありませんが。
だたバラモスは完全に耳が穴になっているのでピアスをする余地ゼロですね。
シドーも、エラ（？）にピアスがついていても不思議ではありません。が、破壊神にピアスというのもなんだか不釣り合いですね。
ゾーマは兜のようなものをかぶっているので、その下に耳がある可能性は否めません。が、耳がない可能性も否めません。シュレーディンガーの耳。しかし仮に耳があったとしてもかなりぴたっとした作りの兜なので、ピアスをする余地はなさそうです。
ラプソーンは勝手に耳がないイメージでしたが、ありました。角の主張が強いんじゃ。が、もちろんピアスはしていませんでした。
ちなみにドルマゲスはしています。魔王じゃないので今回は関係ありませんが。
なんとなくピアスはしていないだろうな
次は、耳はあるけどピアスはしていないだろう、というメンツです。
端的に言うと、じじい枠です。
ドラクエのじじい魔王の一人、ミルドラースです。ピアスは当然していません。
もう一人はデスタムーアさん。もちろんピアスはしていません。
鳥山絵のじじいはイケてるじじいなのでピアスをしても似合いそうですが、装着している印象はないですね。
勝手なイメージですがデスタムーアとか「最近の若者は～」といかにも言いそうなので絶対ピアスとかつけないです。
意外とつけていなかった
お次は、ピアスをつけていてもよさそうなのに意外とつけていないメンバーです。
1人目はデスピサロ。端正な顔立ちで、ドラクエの美形ラスボス筆頭です。なのでアクセサリーを付けていてもよさそうなのですが、意外とほぼほぼ付けていないです。
ピアスも当然つけていないわけですが、彼の場合髪の毛で耳のピアスがついているであろう位置がほぼ常に隠れているので、つけても見えないのでしょう。
お次はエルギオス。変身前はかろうじて端正な顔立ちを保っているので、なにかアクセサリーを身につけているかなと思いましたが、ピアスは付けていませんでした。というか彼の場合もデスピサロと同じで耳が髪で隠れていました。
そもそも天使はピアスなぞつけないのでは？と推理しましたが、ラヴィエルはピアスをしていたのでその辺は関係ないようです。
ピアスをつけている魔王は！？
さぁ！いよいよピアスを付けている魔王の紹介です！
一体ピアスをつけている魔王は誰なのか！
まず1人目は、オルゴ・デミーラ！左右でつけているピアスのデザインも数も違うというかなりの上級者です。とってもパンキッシュです。ピアッサーで穴をあけて、穴を定着させるためにしばらくの間地道にケアをしていたのかなとか考えると、なんだか可愛いです。
オルゴ・デミーラはピアスだけではなく首飾りや指輪なども身につけており、ファッションに対してかなりのこだわりが見えます。さすが香水もつけているだけある。オホホホホ。
ただ変身すると見るも無残な姿になりますけど。
2人目はウルノーガ！魔道士のウルノーガですね。
なんとなく、人間だったころはピアスをつけているイメージがなかったので悪に目覚めた結果勢いでピアス穴もあけちゃったのかしらウフフと思っていましたが、実は人間のころからピアスをつけているんですね。お洒落を気にするようなキャラでもない気がするので、魔力を増幅させるなどの補助的な意味合いがあるピアスをつけていたのでは？と推測してみました。オルゴ・デミーラとはまた違う意味合いで身につけていそうです。
魔王になるともうピアスはつけていません。パワーファイターっぽい変身を遂げるので、やっぱり魔力を補助するピアスはいらなくなったんじゃないでしょうか。
最後はネルゲル！ネルゲルはイケメンなのでピアスをつけていても何の違和感もないのですが、特筆すべきは変身してからもピアスがついていることです。
ごりっごりの変身をしてイケメンのかけらがなくなってからもピアスがついている。これはドラクエの歴史を覆しましたよ、多分。
ネルゲルにとってよほどのお気に入りなのでしょう。たとえ変身をして姿を変えたとしても、これだけは外したくないんだ！という強い意思を感じます。
以上、ピアスを付けている付けていない魔王たちでした。
ピアスだけに言及したくなった自分の気持ちはよくわかりませんが、意外な発見もあり楽しかったです。
（文・やなぎアキ）
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