干支っていいですよね。毎年顔となる動物がいるのっていいですよね。なんとなく。
文化って感じがします。
さて、丑年ということでいろんな牛キャラクターがきっと注目を浴びていることでしょう。なので、私もドラクエ界の牛たちをピックアップしていきたいと思います。
牛なのか鳥なのか
ドラクエの牛といわれてパッと思いついたのがこいつ。
あばれうしどり。
ドラクエ4初登場のまぁまぁ古くからいるモンスターです。
でも待てよ?
こいつは牛なのか?鳥じゃないのか?漢字にすると暴れ牛鳥……ということはつまり、むしろ鳥?見た目はけっこう牛っぽいけど立派なくちばしがついているし、鳥?
ていうかこいつ、めちゃくちゃデザインかっこよくない?よく見たらかっこよくない?鳥を牛を組み合わせて翼を強調しないという思い切ったデザイン、そしてそこからくるしっくり感、すごくない?
最強の村民に守られる牛
NPCのグラフィックとして牛が登場したのはドラクエ6が初です。各地の農村で家畜として登場しています。
そしてドラクエ6の牛には、史上最強の農夫たちが住む楽園のような村で住む牛がいます。その村は、そう、ライフコッドですね。
村にどれだけ強いモンスターが攻め込もうが、家畜のために決して逃げ出さず命を賭して戦う農夫たち!もはや牛は家畜ではない、家族なのである!
しかも彼らはめちゃくちゃ強い!誰も倒れず、勇猛果敢にクワを振り続ける!
牛になるならライフコッドに住みたい!
牛の言葉がわかる人間
ドラクエ7には動物の言葉がわかる木こりが登場します。現代のエスタード島に住んでおり、動物だらけのオルフィーでは大活躍してくれました。
しかし、ドラクエ7には他にも動物の言葉がわかる人間がいます。
それがプロビナのある一家。彼らは牛の言葉がわかるのです。
それは過去に牛と男性の魂が入れ替わってしまう事件が起きてしまったから。そのため中身が牛の人間が誕生してしまい、あろうことかそのまま子を成して現代に牛の魂が受け継がれているのです。どういうことだ。中身が牛なのに人間と結婚したということでしょうか。ちょっとしたホラーです。
美味しいミルクをありがとう
ドラクエで登場する牛は特に役割を持っていなく、ほぼ飾りのようなもので別に話しかけなくても済む存在でした。
しかしドラクエ8では、フィールド上にいる牛に話しかけることによって錬金で使えるアイテム、おいしいミルクをくれるチーズヘビーユーザーにとってはありがたい存在になったのです。どの牛もミルクをくれるということは、みんな乳牛なんだなぁ。
しかし、牛は大体町などの外、フィールドに存在しているため、モンスターに襲われないのかな?と心配になります。3DS版ではシンボルエンカウントになったので、なおさら心配になります。モンスターは人間しか襲わないのかな。
これがほんとの天気予報士?
ドラクエ11もフィールド上に牛が点在しています。
しかし今回はミルクなどの素材をくれるわけではなく、なんと今後の天気を教えてくれるのです。つまり、天気よほ牛ということで、はっはっは。
初めて話しかけたときは、なんだこいつ!?と面を食らいました。必要な存在なのか!?と。
しかし、ある天気にしか現れないモンスターがいたり、そのモンスターを倒さなければいけないクエストが存在するので意外と重要だったりします。
あとは写真家プレイヤーとしてはいろんな天気でキャラクターや風景を撮りたいと思うのでそういうときも便利ですね。
なにはともあれ、いつも律儀に天気を教えてくれる牛、かわいすぎます。
ドラクエには個性豊かな牛がたくさん!
丑年の今年は、一度彼らに会いに行ってみるのもいいかもしれません!
(文・やなぎアキ)
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