土曜の9時半!ダイの大冒険!
2020年も終わる今日この頃、ダイの大冒険を2020年に観られて幸せだったなぁと思います。
そういえば、今ドラクエウォークでダイ大コラボをしていますが、これ個人的にありがたかったのが、絶対アニメの内容を超えないことなんですよね。最初はアニメを超えてネタバレされたらどうしようと思ったり、その反面なんかイベントの進み遅くない?と思ったりしましたが、アニメダイ大とのコラボだからウォークもアニメを超えたイベントをしないんだな、と納得しました。ダイ大ほぼ未見なのでありがたいです。
まぁ、30年近く昔の作品にネタバレも何もないんですけど。
では第十三話!決着の瞬間行ってみましょう!
各話感想はこちら
アニメ『ダイの大冒険』各話感想 - DQフリ ドラクエファンサイト
ヒュンケル倒れず!そして明かされる真実!
前回、ダイとポップの連携技、ライデインをヒュンケルにぶちあてました。
これでヒュンケルを倒したか!!
そう思いましたが、なんとヒュンケルは強靭な肉体と精神により、ライデインを耐えきりました!
そして反撃に出るヒュンケル。再びブラッディースクライドをくらってしまうダイ……。
なんとか心臓への直撃は避けましたが、剣でも魔法でもヒュンケルにはかなわないとダイは悟ってしまいます。まさに失意の表情……。闇落ちしそう、怖い。
ダイも倒れ絶対絶命のピンチ、いつも絶対絶命のピンチになってるな。
しかし!そこへ脱走してきたマァムが合流!前回見つけた宝箱の中身をヒュンケルに差し出します。
それは魂の貝殻。亡きヒュンケルの父、バルトスのメッセージがおさめられているのでした。ワンピースのトーンダイヤルだ……。そう、アバン先生が地底魔城にせめこんできたあの日の真実がそこにはあるのです。
ヒュンケルは貝に耳を当て、バルトスの声を聞きます。
あの日、アバン先生がせめてきたとき、バルトスは地獄の門番としてアバン先生と戦いました。ハドラー率いる魔王軍最強の騎士であるバルトスでも、アバン先生にはかないませんでした。バルトスは死を覚悟しましたが、アバン先生は剣を収めます。なぜなら、バルトスの胸には星のペンダントがあったから。アバン先生はそれを見て、バルトスには子供が、家族がいるのだろうと察し、剣を収めました。やさしすぎんだろ~~~~~~~~~~~。おい~~~~~~~~。
アバン先生の正義っていうのは、モンスターを倒すことではなく、大切なものを守ることなんだなぁと思いました。そしてこの行動というのは、ダイがヒュンケルに対して抱いた複雑な気持ちのアンサーでもあるんでしょうね。家族同然に思っているものがモンスターであることにダイは引け目を感じてしまいました。家族が退治されたら恨んでしまう、ヒュンケルと紙一重である自分に。しかしアバン先生は、勇者は、正義は、家族を大事にするその気持ちを否定しないんですよ。いつだってアバン先生は道を示してくれる……。
しかし、ハドラーが倒されればアンデッドであるバルトスは死んでしまいます。それを知っているバルトスはアバン先生に、ヒュンケルを託します。本当の人間のぬくもりを教えてくれと。人間じゃなくても、ぬくもってるんだよ!バルトス!
そして、ハドラーは倒されます。いや、正確には違いますね。大魔王バーンによってハドラーは救われたのです。ハドラーは眠りにつく前に、アバン先生に感化され門を開けたバルトスを処刑してしまいます。そう、バルトスを倒したのはアバン先生ではなく、ハドラーだったのです。魔王軍のハドラーが、父を殺したのです。
貝殻からはバルトスの願いが聞こえてきます。人間らしく生きてくれ、アバン先生を恨んではいけない、恨むならモンスターなのに人間の子を育ててしまった自分を恨んでほしい、と。そして、ヒュンケルのおかげで幸せだったことに、お礼を言います。
人間らしく生きてほしいという願い、クロコダインがヒュンケルにかけた言葉とだぶります。泣ける。
ヒュンケルは父の死の真実と、アバン先生が恨まれていると知りつつも見守ってくれていたことを知ります。しかし、受け入れきれないヒュンケル。
そのとき雷鳴が!
ダイの新技!魔法剣!
ブラッディースクライドをくらって倒れていたダイが起き上がります。
しかしその様子はどうにもおかしい。意識がないまま動いているようです。
ヒュンケルは迎え撃とうとします。もう、ダイとヒュンケルは戦う理由がないはずなのに。マァムに懇願されてもヒュンケルは剣を捨てることができない、復讐の戦士として生きることをやめられない。
ふたたびダイとヒュンケルは剣を交えます。
そして、剣と魔法ではかなわないとわかったダイは、新たな戦い方を生み出します。燃え盛る剣が、ヒュンケルを襲う!そしてここでいつもの神曲!ありがとうございます!
メラを剣にまとわせて攻撃するダイ!今でこそ魔法戦士なんて職業があり、火炎斬りやマヒャド斬りは定番中の定番の技になっていますが、ダイの大冒険連載当初はまだゲームにそういった特技がない時代。画期的だったことでしょう。
そしてここから始まる超絶かっこいいカメラワーク!ぬるぬる動くぜ、作画が!かっけぇ。ゲームみたい。
そしてとうとうヒュンケルの剣を落としたダイ!一気に決めにかかるか!いや!ヒュンケルも負けじとぉ!!!!ああああああああああ!!!!(語彙)
これはまた押し負けるか!!!
いや!まだポップが呼んだ雨雲が!稲妻だ!ダイ!稲妻を呼ぶんだ!
稲妻を呼ぶんだぁああああああああああああああああ!!!!!!
ヒュンケルのブラッディスクライドを、すんでのところで避けるダイ!
そして放たれる!ライデインストラーーーーーーーーーーッシュ!!!!!
激アツか。まーた文字数が多くなってしまった。
決着!そして……
ライデインストラッシュをくらったヒュンケルは、とうとう倒れます。そこに近づくダイ、とどめを刺そうとします。
しかし、マァムがとめる!はい、ここでヒュンケルの「マァム」呼び来ました、ありがとうございます。ここに至るまで、ダイとポップはヒュンケルを倒そうとしてきましたが、マァムだけは始終アバンの使徒同士で戦うなんて……というスタンスです。アバン先生の優しさを一番受け継いでいるのはマァムかもしれませんね。
でもひざまくらする必要はあったかなぁ!!????
これなに!?なんらかのフラグ!?なんらかのフラグなの!?
ポップ今どんな気持ち!?どんな気持ちぃ!???
ここでダイがようやく正気を取り戻します。
そして、マァムは以前ヒュンケルが捨てたアバンのしるしをヒュンケルに返します。きっとヒュンケルは悪の剣を捨ててくれると信じたマァムが、ずっと持っていたのです。優しいぬくもりで包み込んでくれるマァムを、ヒュンケルはまるで聖母のようだと思います。聖母か、やっぱり母性を担ってるんですね、マァムは。母性なら、フラグはたっていないのか?ポップは安心していいのか?
ヒュンケル、ここで男泣き。
しかし戦士に休息はない!
フレイザード登場!!みんな大好きフレイザード登場!!
ヒュンケルのことをよく思っていないフレイザードは、ヒュンケルとダイたちを共に葬り去ろうとします。手柄を横取りしようって魂胆だったっぽいですが、最終的に相打ちってことにしてくれるみたいです。なんかちょっと優しい。
フレイザードによってあたり一面はマグマだらけに。フレイザードにかまう暇もなく、ダイたちはなんとか逃げ出そうとします。でもマグマだらけで、どう考えてもそれは難しい!絶対絶命の大ピンチ、何回あるんだ。
しかしそこで、ヒュンケルがダイたちの乗っている大岩を持ち上げ、3人を助けようとします!今なら、クロコダインがダイたちを必死に助けようとし、人間に憧れた気持ちもわかる……!!と。
そして、己の身も顧みずダイたちを助けます。ヒュンケルはそのままマグマの中、満足そうにダイたち3人を見つめます。マァムだけはヒュンケルを諦めきれないですが、もう手遅れ……。ヒュンケル~~~~。
そしてマグマに沈みゆきます、さらばだダイ、ポップ、さよなら、マァム……。おい~~~。マァムだけ特別なのかよ~~。泣いた。ターミネータ2だ、って思う暇もなく泣いた。
魔王城ではすでにヒュンケルが敗れたということで、後任にフレイザードがつくことになっていました。
レオナ姫が、フレイザードに狙われてしまう!!!
敵同士で出会ったヒュンケルと、最後にはわかりあえましたね。
しかし、すごいスピード感です。クロコダインもそうですけど、出会って割とすぐで和解できているんですよね。ストレスなく見れてよいです。
さぁ、次は新年あけて2クール目に入ります!
いよいよレオナ姫再登場か!
2021年もダイ大もりあがりましょう!
(文・やなぎアキ)
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