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【ドラクエ11】カミュとシルビアの関係性を追っていたら最高過ぎて最高でした。

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カミュといえば勇者の相棒。そしてシルビアとセットで語られることが多いのは英雄グレイグ。

ですが皆さん……

 

 

正直カミュとシルビアのペアも最高ですよね!?!?!?!

 

 

ということで、何がどう最高なんだよ!というのは皆さんすでにご存知だと思うんですけど、私が語りたいので早口気味で語ってきたいと思います。文字なので早口とか別にないんですけど。

 

ではサマディーから行きましょうや!

 

ご存知サマディーではファーリス王子のために主人公一行とシルビアは一時的に一緒に砂漠を横断します。

その際、シルビアは主人公たちの旅の目的を聞きます。

 

 

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普通だったら到底信じられないであろう話をあっさりと信じるシルビア。彼女の人の好さが表れています、好き。

 

 

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そんなシルビアに対して「あんた 変わってんな」とカミュ。

この時点でカミュにとってシルビアとは変わっている旅芸人という認識です。「あんた」呼びなので、まだ旅とは関係ない他人に過ぎません。

 

 

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そのまま自分のことは語らずに寝てしまうシルビアに、「変なヤツ」属性まで追加されました。一緒に旅をするにはあまりにも目立ちすぎる、変な旅芸人シルビア。

これがカミュとシルビアの最初です。

 

 

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さて、サマディーでのイベントも全て済むと、シルビアが仲間に加わりたいと言い出します。

 

 

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これにはカミュもご立腹。カミュにとってシルビアは腕は立つけど変な旅芸人でしかないのです、この時点では。

自分たちの旅は遊びではないぞ!と暗に断ります。

 

 

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はいここ。ここね。これね。「もちろん遊びでついていく気はなくてよ」と大真面目に答えるシルビア。

ここで一回、カミュのシルビアへ対する評価が変わっていると思うんですね。ありがとうございます。このシルビアってやつぁ並々ならぬ意思の力でここに立っているぜ、的な、ちょっと盛りましたけど。多分そんな感じです。

 

ということで晴れて仲間になるシルビア。

 

 

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カミュは「やかましいのは玉にキズだが、強いし、シルビアが仲間になるのも悪くはないな」という気持ちだそうです。「悪くはないか」というのがまだちょーーっといまいち認めていない感があるのですが、それもまたよい。

 

旅を進めるためには船が必要なご一行。なんとシルビアは船を所持しているとのことなのでダーハルーネへ向かいます。

大金持ちしか船を持てないとのことなので、一行は驚きを隠せません。

 

 

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カミュも驚いています。まぁそれは特に重要じゃなくて、ここでカミュは「シルビアのおっさん」とシルビアのことを呼んでいるんですよね。ちょっとした親しみが出ていますね。このおっさん呼びに対してシルビアが何も言わないのが最高なんですよね。

 

 

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もはや「あのおっさん」呼ばわり。

でもシルビアはそんなこと気にしないんですよ。

 

 

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ダーハルーネで開催される海の男コンテストが終わらないと船は出せない模様。ならばとシルビアは「女だけ」でショッピングをしようと提案します。

セーニャとベロニカもノリノリ。

さっさと先に進みたいカミュは、遊んでいる暇なんてないだろうというのですが、さっさと行ってしまいます。

 

 

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はい!女3人組もらいました!さっきまで「おっさん」って言っていたのに、ここできちんとシルビアを女性扱いするカミュ!

 

もういっちょ行きましょう。

 

なんやかんやありまして、ヤヒムという子のためにさえずりのみつを取ってきたご一行。町では海の男コンテストがもう少しで始まります。

 

 

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ヤヒムにさえずりのみつを渡すのは女三人組に任せて、コンテストの場所とりお願い~とシルビアが主人公とカミュに頼みます。

 

これにはカミュ、またしても

 

 

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シルビアを女性扱い~。めんどくさい仕事は全部男まかせ、このセリフからそう読み取れるでしょう。

 

そしてこう言った舌の根も乾かぬ内に、

 

 

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また「おっさん」呼びです。

おっさんと呼んだり女性扱いしたり、このカミュの飾らない素直さが最高です。当初よりもカミュがシルビアのことを仲間として認めているんだろうなぁという感じがします。

 

ちなみにカミュがその辺のおじさんを呼ぶときは「オッサン」って言っています。使い分け!

 

 

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この先はご存知の通り、カミュがホメロスにつかまってしまいます。

ここからカミュ救出大作戦が始まるわけですが……

 

 

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心配するセーニャに「あのカミュちゃんがそうカンタンにどうにかなるわけがない」とはげますシルビア。

おいおいおい~、知らないうちにめちゃくちゃ信頼関係築いてるやないかい、この二人~~。

 

 

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そしてこの頼もしさよ~。カミュを助けるために的確な作戦を立てるシルビア、まじ最高です。

 

 

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「うちの女三人組には困ったもんだぜ」という態度であったカミュに、このシルビアの頼もしさを見せてあげたい。あとでカミュに教えておきます、そんな心境です。

 

と、この一件で恐らくカミュもシルビアのことを「腕は立つけどすごく目立つ旅芸人のおっさん」という評価を改めたのではないかなと思います。

そうでなくても、次のような場面がありますね。

 

 

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そう、シルビアはショッピングやコンテストばかりに気を取られていたわけではなく、ちゃーんと旅を進めるための情報集めもしていたのです。

 

 

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これにはカミュも驚き。「こいつ、本当にオレたちの旅に真剣なんだな」と思ったことでしょう。見てくださいよ、後ろで話を聞いている主人公の顔、満足そうじゃないですか?ああこの二人がちゃんと本物の仲間になってきたぞ、と思っているように見えます。見えません?

 

ここで一気に場面転換をし、外海への水門を開けてもらうためソルティコに向かい一行。

 

 

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しかしソルティコはシルビアの故郷であり、それと同時にあまり足を踏み入れたくない町なので、ちょっと気が重い模様。物憂げに一人で考え事をしています。

しかし周りはその様子に気が付かないようです。

 

 

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でもカミュは気づくんですねぇ!!

まだ「おっさん」呼びですけど、気づくんですねぇ!!!!

 

 

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この観察眼!ユグノア城跡ではカミュも大事なレッドオーブを主人公に渡したことで若干気落ちしていましたが、それでもなおシルビアを気に掛けるとは!あの時点ではセーニャもシルビアの違和感に気づいていたようですが、今は海を前に興奮しすぎてそこまで気回らないようです。これは海近くで生まれ育ったカミュにとって大きなアドバンテージですね(なんの)。

 

 

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いざソルティコに入る際も、お花を摘むといって町には入ってこないシルビア。

 

 

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ここでも仲間会話でシルビアを気にかけるのはカミュだけです。

 

 

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さっきまでは「具合が悪いのかな」と心配していましたが、どちらかというと「怪しい」という方向に転換したようです。具合悪いというよりは、何かしら事情があるのでは?と考えるカミュ、シルビアのことをよくわかっているなぁ!

 

そして無事水門を開けてもらったご一行。

 

 

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ありがとう~と手を振りますが、ここでシルビアさん……

 

 

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やっばーい、このままじゃ使用人セザールに見つかっちゃう!と言わんばかりに急いで身を隠そうとします。

 

 

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カミュの後ろに!!!!

主人公の後ろでもいいだろうに!カミュの後ろに!!最高。

これ、位置関係的に誰も気づいていないっぽいんですよね。セーニャがぎりぎり気づきそうですけど、ぼんやりして気づいていない可能性もある。

 

 

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でもカミュがこれに気づいていないわけないと思うのです。ここまで必死にカミュの後ろに隠れているので。しかしこれについては仲間会話でも特に言及はありません。

ちょっと不思議ですが、これについては以下のような妄想ができます。

カミュ自身もシルビアと同じように故郷においそれと帰れない事情があります。勘のいいカミュのことですから、ソルティコの名前が出てから今までのシルビアの行動に、自分と通ずる何かを感じたのかもしれません。誰にも言えない複雑な事情がシルビアにもあるのではないか?と勘づいたのかもしれません。

カミュも自分の故郷及び家族についてあまり触れられたくない思いがありましたので、シルビアがもし自分と同じような境遇であるならばあまり深入りはしない方がいいだろうと判断したのでしょう。

なので、その後何もなかったかのように船を進めていきます。

まぁ全部私の妄想ですけど。

 

しかしここでカミュのシルビアへの見方が決定的に変わったのか、白の入江前のイベントでこんな発言があります。

 

 

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霧が深くて前に進もうにも進めない状況にシルビアが困った声をあげると……

 

 

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「シルビア!どうした?」

 

「おっさん」じゃない~~~~。これまでもシルビアを「シルビア」と呼んだことはありましたが、さきほどの妄想全開の話の後だとなんだかこう、ぐっとくるものが、あります。

このカミュとシルビアの何気ない変化がとても好きです。

 

主にカミュですけど、変化しているのは。

 

カミュの相棒は絶対に主人公ですし、シルビアのパワーアップイベントはグレイグと共に行われます。

なのでカミュとシルビアの関係性についてあれこれ言うのはこれくらいにしておきましょう。

 

でもこの二人の関係性は最高に最高ですよね。実は名コンビだと思います。

 

では最後に、シルビアがカミュと主人公の関係について吐露している仲間会話をはっつけておきます。

 

 

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(文・やなぎアキ)

 

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