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【ドラクエ8】モンスター・バトルロードの思い出

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ドラクエ8の寄り道要素として、根強い人気を博しているのが、そう

 

ザ・モンスター・バトルロードだっ!!

 

え?ザはつかない?はっはっは、細かいことは気にするな。

 

このモンスター・バトルロードは、旅の思い出として色濃く残っている人も多いだろう。今回は、人々が今もなお愛してやまないモンスター・バトルロードの(私の)当時の思い出を振り返っていく。15年以上も前のことではあるが、当時の思い出というのは色あせないものだ。

 

モンスター・バトルロードとの出会い

 モンスター・バトルロードとの出会いは、悪名高き町パルミドの南東であった。忘れもしない、忘れもしないさ。あのとき私たちはパルミドに向かっていたんだ。

 

ドラクエ8は何ていったってドラクエ初の本格的3Dグラフィック。アスカンタのイベントをクリアしてもなお道に迷うことが多かった私は、なかなかパルミドに辿り着かなかったものだ。パルミドに辿り着くまでの道のりでだいぶ疲弊していた。モンスター強いし。

 

そんななか、あのバトルロード格闘場に辿り着いたのだ!当時の私は「やったー!休憩できるところに違いない!」と喜んだものだ。しかし諸君も知っているように、格闘場は最初扉が閉ざされ開くことはない。「ええええええ??回復できない!つらい!!」と絶望したものだ。

そして建物をよく観察してみると、なんだか不穏なデザインではないか!薄汚れているし、緑と赤とかいう反対色を使う不気味さ。愚かな私は「これはドルマゲスの隠れ家に違いない!!」と一人恐れおののいた。まじでビビってた。私以外にもそういう人がいるとあの頃の私が救われる。

 

不用意に建物を観察してモンスターに出くわすのはパーティーメンバーの体力が許さなかった為、そのままパルミドへの道を急いだものだ。屋上で待つモリーに私たちはどのように映っただろうか。「ドルマゲスの隠れ家に違いない!」という勘違いはしないまでも、「今は訪れることができない場所のようだな」と思ったプレイヤーが多かったのか、3DS版では屋上のモリーに視点が移るようになった。

 

一旦モリーをスルーしてパルミドに辿り着いた私は、姫が馬車ごとさらわれたというのに好奇心に負けもう一度格闘場に赴く。そしてバトルロードの頂点を目指すもう一つの旅が始まったのだ。

 

ランクBの高すぎる壁

バトルロードの仕組みを理解し、トラペッタ地方にいるあの恐ろしいバトルレックスはそういうことだったのか、と合点がいった。 とりあえず、これまでの旅路で出会った強そうなスカウトモンスターを倒して順調にランクを上げていった。

 

ドランゴやゴレムス、ダンビラムーチョのだんきち……。たまにモンスターたちをアップグレードしていけば何の問題もなく勝つことができた。ランクDの壁?HAHAHA、そんなものはなかったね。

 

しかし

 

ここで数多のプレイヤーが激突したであろうあの壁が私にも立ちふさがった。そうランクBである!!

 

ここまで特に問題なくランクを突破してきたというのに、急に相手が強くなるのだ。ランクB、その一回戦の相手がとてつもなく強いのだ!

 

ドラゴンバゲージ

ドラゴンソルジャー

ドラゴンブッシュ

 

とりあえず、初対面時の感想としては

 

めっちゃ緑!!

 

 だった。そして、なんだか急に強そうなメンツになったな、だった。

 

当然苦戦を強いられた。まず一回戦が突破できない。ドランゴは完全にドラゴンソルジャーに委縮していた。「ヘイ、ソルジャーさん。やきそばパン買ってきましょうか?」とか言い出しそうなくらい委縮していた。だんきちは狂ったようにバイキルトをかけることしかできなかった。あと一体は忘れた。多分ぼうれい剣士とか。

 

このままではいけない!戦力の大幅アップを決め込まなければ!もっと強いモンスターと、今後のことを考えると回復してくれるモンスターが必要だ!

 

一回自力でクリアするまでは攻略を見ない、をモットーにしていた私は伝家の宝刀「人に聞く」を抜いた。人づての情報は、デマの可能性もあるから攻略情報ではないのだよ!!

 

ということで、お馴染みのうごくせきぞう・アポロンとベホマスライム・べホップを仲間にしてランクBを突破したのだ。

 

 

さみだれづき打ちすぎ

無事ランクBを突破し、さらにヘルクラッシャーのハルク、オクトセントリーのリーを仲間に加えた。ランクAも特に問題なく突破し、「ランクBのあの驚異的な難しさは何だったのだ?」と思ったものだ。まぁそれでもランクA最終戦のメガザルロックには切れそうになったりしたが。

 

そして迎えたランクS。こちらの布陣はアポロン・ハルク・リーだった。アポロンをギガンツにしたこともあるし、ボストロールのボスにしたこともあるが、結果的にこの3体になった。大体みんな同じような布陣になったのではなかろうか。

 

そして私はランクSで何度も負けながら、何度もリーに同じことを思った。

 

 

今さみだれづきは違うだろ!!! 

 

 

何いい笑顔でさみだれづいてるんだよ!!!

 

 

お前はベホマのためだけにいれてるんだよ!!!

 

 

何を「僕も戦いたいですぅ」みたいな面でさみだれづいて貴重なMP減らしてるんじゃ!!!

 

 

 

懐かしい。大好きだったなぁバトルロード。

 

おまけ

ゲームクリア後に無事攻略本を買い、「ほうこんな必殺技があるのか、チーム呼びに便利そうだな」と色々試してみた。

 

特にお気に入りはゴレムス・ユーガ・ゴルドンの3体がそろうと発動する必殺技だ。3体が合体し、怒りの魔人・マジーンになる。こいつがめちゃくちゃ強い。よく呼び出しては助けてもらったものだ。

 

ある日のこと、なんだかエンディングでも見たいわ、という気持ちになりラプソーンを倒すことにした。でもなんだか自分で戦うのはかったるいわ、という気持ちになりチーム呼びをしてみることにした。マジーンの登場である。

 

するとなんということか。マジーン一体にラプソーンの猛攻撃が集中してしまい、素早さの低いマジーンはなすすべもなくさっさとやられてしまったのだ。

 

合体したと思ったらすぐ退場してしまったマジーン。

 

あのときの私の悲しみは、オディロ院長をドルマゲスにころされたときの悲しみを上回ったね。

 

(文・やなぎアキ)

 

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