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【モンスター】もしドラクエのモンスターが会社員だったらそれぞれどんな社員か、想像してみた

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ドラクエのモンスターは、私たちの仲間にもなってくれる存在です。

「仲間」ならば、職場という名の戦場でも仲間でいてくれるはず。

会社員として、ともに支え合いながら──時にはぶつかり合い、競い合いながら──会社を盛り上げていく事も可能なのではないでしょうか?

 

 

今回は、そんな思いから、モンスターの「人相(モンスター相?)」のみに着目して、彼らが会社員だったらどんな社員かを想像してみたいと思います!

 

もちろん、独断と偏見による、勝手な妄想です。

 

「ああ、それっぽいな」とか「そんな社員、ウチにもいるな」とか「そうか、田中さんはじんめんじゅだったのか……」とか、そういった大らかな気持ちで読んでいただけたら嬉しいです!

 

それでは早速見ていきましょう!

 

 

かまいたち

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この顔は、仕事で何度もポカをするタイプ。

「謝ればミスは許されると思ってる?」

「……思って、ないです」

「じゃあなんでこんなにミスしちゃうのかな?」

「……申し訳ないです」

「対策はしてるの?」

「……してます」

「ちゃんと対策してるなら、ミスしないはずだよね?」

「……申し訳ないです」

こんな入口はあっても出口のないやり取りを後輩の前でしちゃっても、席に戻るときには元気を取り戻してファンタを飲んでたりするタイプ。お前、そういうところだぞ。

こんなに怒られていても「まあ先輩なんだし、後輩からはそれなりに尊敬されているっしょ〜♪」とか思っているので、よく飲みに連れ出しては仕事論を語る。すごく嫌われているわけではないけれど、全く尊敬はされていない。

意地悪な新人とかは、話のオチに持ってきたりする。いないところで。

独身で「あ〜、結婚してぇ〜。そろそろ年齢的にやべぇ〜」とか言ってるくせに、3軒目にはガールズバーかキャバクラに行きたがる。お前、そういうところだぞ。

 

キメラ

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マラソンとかやってそう!フットサルとか草野球じゃなくて、もっと個人プレーなタイプのスポーツをコツコツやるタイプ。

フルマラソンで3時間切るくらい頑張ったりとか、結構趣味にガチな先輩社員。

基本的に仕事では優しいけど、タスクを抱え込み過ぎてたまに自滅するタイプではないだろうか。

あとなぜか、財テクとか株とか、資産運用系に異常に詳しい。仕事でもそうであってくれ。

会社の福利厚生にも詳しい。組合員だと安く使える施設や、面倒な手続き申請はこの人にきけば大丈夫。仕事でもそうであってくれ。

出張の時にオススメのホテルを聞いたら、詳細なデータを教えてくれるよ。

 

顔がシュッとしてるし割と寡黙だから怖いタイプかと思いきや、わからない事があれば後輩に素直に頭を下げて質問できる度量はある。

上司からの理不尽な注意には、俯きながらも頑張って口答えせずに耐え切る。

その忍耐力を見ていると、彼こそが「真の社会人」なのかもしれないと思うことも、たまにはある。

 

3歳になった娘が、今は何より大切です。

 

オニオーン

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めちゃくちゃ優しい。

絶対に優しい。

 

夏場は多少汗臭かったりするけど、それでも後輩からの信頼度は抜群なタイプ。

入社以来ずっと同じ職場で頑張ってきた苦労人。気がつけば生き字引みたいになっているんだけど、出世は全然乗り遅れてしまっている感じ。でもそこがみんなから愛されている理由の一つでもあったりする。

 

飲み会では3回に1回くらい、ビールジョッキを倒しちゃう。

自分が一番濡れてるのに「ごめん、ごめん、ごめん」と連呼しながらテーブルを拭く。でも酔ってるからビショビショのおしぼりをずっと使っていて、大して拭き取れていない。

 

同期がもう事業部長や統括部長になってる事を指摘されると、たまにこんな悲しそうな顔をする。


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女性の新入社員に(業務的に)依存されがち。

ただし恋愛感情を抱かれた事は皆無。ある意味、技術である。

 

 

じんめんじゅ 

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オニオーンと新人研修で学びあったのも遠い昔の話。今や統括部長と課長代理という、離れた関係に。

常に神経を削って努力してきた事で、いつしかこんなにも眼光が鋭くなってしまった。

それでもやはり能力でのし上がってきただけあって、ひとつの技術として「若手の鼓舞」を手に入れているフシがある。

時には辞めようか悩んでいる社員に、まるで「世界樹の葉」のような、生き返る一声をかけることも。

そんなテクニカルさも含めて怖いけど、流石である。

 

ゴルフに足しげく通っているが、趣味だとは思っていない。

始めたきっかけは仕事の付き合いだし、今も楽しんでいるのかはわからない。

土日にやることがないと気持ちが途切れてしまうから、 打ちっ放しで自己との対話を続けているのかもしれない。

 

本当に癒されているのは、喫煙所に放置されているマイナー漫画誌を読んでいるとき。

しかめっ面をして読んでいるから周囲は「なんで読んでるの?」って不思議に感じている。

お気に入りは麻雀漫画。昔はよくやってたな……とか思ってたりする。

 

ちなみにその漫画誌を毎週買ってきているのはオニオーンだということを、彼はまだ知らない。

 

タコメット

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新入社員時代に先輩から「あの人と組む時は気をつけて」と言われていたが、実際絡んでみるとそんなに悪くない人だった……と、思いきや、想定外のトラブルが起こると「ワタシは知りませんなァ」とシラを切る。全然責任を取ってくれないのならば、あなたはどうして役職がついているのだろうか?年功序列だろうか?ちょっとどうかと思う。

飲み会の時は若手に馴れ馴れしく絡むタイプ。しかも結構楽しそうにしてるくせに、一次会で帰る。やっぱり居心地悪いのかな。

 

後輩たちは独身だと思っているけど、実は結婚している。

しかも結構若い時に結婚しているから、娘は二人とも大学生。

娘には若干距離を置かれているものの、よく見れば顔はそっくり。 

 

ブチュチュンパ

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タコメットさんとは逆に、新入社員時代に「あの人とは仲良くしておきな」とアドバイスされるようなブチュチュンパさん。

パートだし時短勤務だからと、思慮の浅い新入社員はそのアドバイスを忘れてしまいがち。

 

実は長年働いてきただけあって、すごい情報通なのだ。

課長が奥さんと出会った時のエピソードとかも知っていたりする。

なんなら部長の奥さんとこの間歌舞伎に行っていたことを、社員たちは知らない。

 

この人からの評価が高いと、ジワジワとフロア内で認められるような風潮がある。口癖は「あの子また遅くまで残業しちゃってたんでしょう?アンタたち、先輩なんだからちゃんとフォローしてあげなさいヨ!」。

 

スライムつむり

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同期のよしみで見逃してはいるけど、結構仕事サボってるやつ。仕事中にわざわざミニストップまで行って、期間限定パフェを買ってくるんじゃないよ!

奢ってくれる先輩からの誘いは絶対に断らないから、なんだかんだで可愛がられている。「え〜〜〜かまいたちさん昨日も飲みに行ったじゃないスかぁ!ボク死んじゃいますって」と言いながら、既にパソコンをシャットダウンする準備を進めているようなちゃっかり者。

 

ただし早く切り上げたからといって翌朝早出するような努力は一切しない。

大先輩であるオニオーンさんを、利用できるだけ利用してしまおうと思っているように見える。オニオーンさんも、彼がニコニコと近づいてくると、苦笑する。

ちゃんと恩返しをしているのか、他人事ながら割と不安。

 

 

ガメゴン

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「うるせぇなぁ、若いうちはそんなモン自分から進んでやるモンだろうよ」という、フォロー出来ないような軽いパワハラを平気で繰り返す主任。フロア全体の中で見れば若手に含まれるんだから、もっとこちらに寄り添ってくれてもいいのに……。

終電を逃しそうになって半泣きになっていると「頑張ってんじゃん。しょうがねぇなぁ」などと嬉しそうに手伝いに来てくれる。

苦労すれば成長するわけではないと知っていても、理性よりも先に本能が「若手は苦労しておけ」と、彼に命じているのかもしれない。

 

上司からの指示は絶対守る。

休日出社すれば納期に間に合うなら、余裕でデートをドタキャンしたりする。

社内調整が上手い奴のことはすごいと思っているけど、タスクをちゃんとやり切る方が偉いんだとも思っている。

 

なんとなく誰にも言っていないけど、実は欧州サッカーにめちゃくちゃ詳しい。

 

 

デンデン竜

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タフネスにモノを言わせて成績を残してきた強者。ただ、出世した事でポジションが変わり、今では他人の扱い方に頭を悩ませている。

「あの人は現場にいた方がいいのよ」は、ブチュチュンパさん談。

 

最近の口癖は「オレが若い頃ってあんなに疲れたかなぁ?」と「今思ってること口にしたらパワハラになっちゃうな」であるが、純粋に思ったことを口にしているだけで他意はない。

 

小6になる娘がそろそろ反抗期に入りそうなのが、とても切ない。

小4・小3の息子2人がインドア派なのもちょっと切ない。

 

理解を示しているし、適応する意欲もあるのだけれど、社会というのは往々にして試練を与えるものである。

嫁の父親に、なぜか頭が上がらない。

 

 

グレイトドラゴン

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偉い人で、社内イベントや各部署見回りの時とかにしか見かけないけど、なるべくなら視界に入らないようにやり過ごしたい。

イヤなことをされるわけではないけれど、小手先で誤魔化して仕事してるのを見透かされるような気がして、どうも逃げたくなる。

 

そのくせ、ほとんど話したことのない社員の名前までしっかりと覚えていてさらに恐ろしくなる。嬉しい気持ちも少しあるけれど、やっぱり恐怖が上回る。

 

飲み会の時はかまいたちさんがお酒注ぎに横に座る事が多いけれど、あれは感覚が鈍い人の特権だと思う。

実はデンデン竜さんみたいな、愚直な仕事人が1番好き。

そういう人が培ってきた業務知識こそが、会社を支えていると思っている。そのためには無駄な残業も、ある程度はやむなしと考えているフシもある。

 

自分は効率重視の理論派なくせに、なかなかわからないものである。

 

 

りゅうおう

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世界の半分をくれそう!

一生ついていきます!

 

 

さて、楽しんでいただけたでしょうか?

わかってはいたんですが、こうやって改めて見てみると、コミカルなモンスターから威圧感のあるモンスターまで色々いるのはすごいことですよね!

ドラクエのモンスターたちは表情の細部までこだわりを感じます。

ぜひ、あなたのお気に入り社員(?)モンスターを探してみてください!

 

(文・深々シン)

 

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