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【ドラクエ11】世界崩壊後の仲間たちに、とりあえず思いを伝えたい。

時を遡る

ドラクエ11はシリーズ随一の仲間との絆が強調された物語だと思います。

特に、世界が崩壊したあとは幾度となく仲間たちに支えられてきました。ありがとうという言葉でしか言い表せられないけど、ありがとうじゃ足りない気持ちです。

 

そんな世界崩壊後の仲間たちへ、個人的に感謝の意を述べたいと思います。

 

 

(以下、崩壊後に合流した順)

 

グレイグ

グレイグ

 

仲間と離れ離れになり、どうしようもなく心細かった時にグレイグは一緒に戦ってくれました。もしグレイグがいなければ、ようやく再会した故郷の人たちに甘えてしまっていたかもしれません。勇者は決して諦めてはいけないのに。

心身ともに弱り切っていた勇者に、「勇者を守る盾になろう」と言うグレイグは本当にかっこいいです。そう言える彼こそがまさしく英雄なのでしょう。

 

実はむっつりスケベだったり、ダジャレを言ったり、そんなお茶目さがグレイグにあってよかったと思います。

 

ロウ

ロウ

 

唯一の肉親と離れ離れになってしまい、辛かったのは勇者だけではなかったはずなのに、諦めずにさらに鍛錬を重ねるロウは非常に立派でした。

まだまだ未熟な勇者の道しるべになってくれるロウは、世界が崩壊し行く先々で戸惑う我々にとっても大きな道しるべでした。

どんなに世界が絶望の淵にあってもムフフ本を手放さないロウ。世界が変わっても、人は変わらないんだと気づかされます。

 

勇者とグレイグという、魔法にやや不安が残るパーティーに加わってくれたロウの存在には随分と助けられました。ホッと胸をなでおろしたのを覚えています。

 

シルビア

シルビア

 

魔王を倒すことは、勇者にとっては世界に笑顔を取り戻すということ。しかしシルビアは、まず目の前にいる人を笑顔にしようとできる人でした。世界が崩壊してしまったそのときに、出会った人々を笑顔にしようする彼女の行動は誰にでもできるものではありません。世界に笑顔を取り戻すにしたって、今笑っていてほしいという願いは多くの人に届きました。それはもちろん勇者にも。

 

あんなにも暗い世界になってしまったのに、うまのふんであんなにも笑いを取ってくれるシルビア。ひとしきり笑った後に、彼女の偉大さに少々ウルっとしました。

 

マルティナ

マルティナ

 

勇者よりも年上のマルティナは、いつも冷静に事態を判断してくれて頼りがいがあります。そんな彼女が魔物にされていたのはショックでした。

それでも魔物の洗脳がとけたあとは、以前のマルティナが帰ってきて嬉しかったものです。

 

彼女は自分の父親からウルノーガが登場するショッキングなシーンを目の当たりにした直後に仲間と離れ離れになっているわけです。その心の傷の深さは誰も察することができないでしょう。

それでも依然と変わらない芯の強さを見せてくれる彼女。勇者を絶対に守ると誓いを立てるマルティナを、こちらが守りたくなります。

 

とりあえず世界一幸せなペットにしてください。

 

カミュ

カミュ

 

出会ったときから相棒としていつも支えてくれたカミュ。どちらかというとカミュが引っ張っていってくれていた印象が強かったですが、世界崩壊後はより対等な関係になっていけた気がします。

出会った当初に助けてくれたカミュを、今度は勇者が助けるのは当然のことでしょう。

 

カミュが何年も抱えてきた悲しみを、一緒に突破できたことが何よりもうれしいです。仲間だから、大事な仲間だから力になりたいんだ、どんなことがあっても。そんな普遍的な事実を改めて感じることができました。カミュが相棒でよかったです。

 

セーニャ

セーニャ

 

ただただ、乗り越えてくれてありがとう。こんなに強い人だなんて思いませんでした。

救えなかったことに絶望していた勇者の傍らで、もう泣かないと意思を固めるセーニャ。その姿を見て、止めどない涙が流れていきました。

 

彼女がいなければ、旅を続けることは難しかったかもしれません。でも彼女がいたから、旅を続けられました

 

ベロニカ

ベロニカ

 

あなたのおかげでたくさんの人が助けられました。それこそ世界二つ分くらいの人が。

今度は私があなたを助けにきます。過ぎ去りし時を求めて。

 

(文・やなぎアキ)

 

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