探偵七つ道具なんてものがある。探偵が調査をする上で必要になってくる便利な道具のことだろう。カメラとか。
そういう、なにかするときに便利で常に持ち歩いておく七つ道具。冒険においてもあると思う。七つじゃなくても、別にいいんだけど。
本日もブルリア星で冒険に勤しんでいるモガマル一行。とあるダンジョンに入るとモガマルが一言。
ダンジョンに入っているのだから、魔物の気配がするのは当然では？などという野暮な突込みは置いておき、なにやら思うところがある様子のモガマル。
魔物の気配がある、そんなときには……なんだ、どうするんだ！どうするんだモガマル！
おおー。
いつも頭に乗せているゴーグルをおもむろにつけだしたぞ。何それ、ねぇ何なのそれ。
すごい！なんでも見通すのか！なんて便利なんだ！
正直そのゴーグルはただの飾りなんだと思っていたよ。そんなに便利なものだったとはなぁ。モガマルのことちょっと見直しちゃった。
なんでも見通すってことは、隠れている魔物だけじゃなくて、もっと目に見えないなにかとか、未来とかも見通したりするんだろうか。そうなんだな、そうなんだよね、モガマル！
それで、魔物の気配がすると言っていたけれど、なにかわかったかいモガマル！
なんだこいつ～～～～～～
見えてない見えてないよ～～～～
（文：やなぎアキ）
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