クリフトの帽子って長いですよね。
「神官だからこんなものでしょ?」っていうそこのアナタ!
既成概念を取り除いて、もう一度ドラクエを観察していただきたい!
……と、いうわけで、クリフトの帽子の中になにが入っているかを推察していきます。
1.時計とハト
まず皆さんが連想するのが、機械仕掛けの時計ではないでしょうか?
もちろん私もその一人!
普段は時刻が確認できるわけではないのですが、毎日12時になると、帽子の中央にある教会のマーク(?)から「ポッポ~~~!」とハトが飛び出してくるわけです。
本当にオシャレですね。
やっぱり正午は誰しもが知りたいものですから。
お昼休憩が12時~の会社のオフィスに、それぞれ1人ずつクリフトを配備したいくらいです。
「ポッポ~~~!」の瞬間にちょっと帽子のバランスが崩れてずり落ちそうになっている彼を、ぜひ激励してあげてくださいね!
2.ハト
突然マジックを披露しなくてはいけない場面に遭遇した時、皆さんはどうしていますか?
トランプで指技を披露するもよし、お札を借りたちょっとチャレンジングな手品に挑戦するもよし。
でもやっぱり……盛り上がるのはもっと派手なマジックですよね!?
多分クリフトも、そんな瞬間のためにずっとハトを帽子に詰め込んでいるのではないでしょうか。
アリーナ姫に「ちょっとクリフト、なんか面白いことしてよ!」と言われたときに、瞬時にハトを帽子から羽ばたかせる──いやぁ、カッコいいじゃないですか。
この線も捨てきれないんですよねぇ。
3.時計
人は時刻を知り、スケジュールを立てることで進化を遂げてきた。
自身の1日の計画を把握できないやつは成長しない。
今この瞬間の時間を踏まえ、スケジュール通りか否か、計画を修正する必要があるか否かを判断し続ける人間こそが、真の成長を遂げるのだ。
いいか、将来の目標とやらを腑抜けた顔で披露する暇があるのだったら、自分自身が今日何をすべきで今はそのなかのどれを実行するために動いているかを即座に判断して報告しろ!!!わかったか!!!!
4.脳みそ(みっちりと)
だからクリフトは頭がいいのかぁ。
しゅごーいなぁ。
5.魂
ザキであれほどの命を奪ってきたのだから、迷える魂もいくつも作り出してしまっているはず。
一応彼も神官ですから、そんな魂を見捨てておけず、ポイポイと帽子の中に突っ込んでいっているのではないでしょうか?
確かに、デスピサロを倒すまでは一つ一つの魂を救済するような時間もないでしょう。
旅が終わってからようやく、それぞれの魂を成仏させていくのでしょう。
だから彼の帽子は、デスピサロを倒すまでは膨らみ続けるのです。
そう……パンパンにね。
(文・深々シン)
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