ゴーレムはレンガでできている。いくつものレンガを積み上げてできている。
ふと、気になった。
「ゴーレム一体につきいくつレンガを使っているのだろう?」
とりあえず調べてみる。
「ゴーレム レンガの数」「ゴーレム レンガ いくつ」「ドラクエ ゴーレム レンガ 数」
そして気づけばビルダーズのゴーレムの倒し方を見ていた。
偉大な功績を成し続けるネットの民でも、そんなことを考えようとは思わなかったのか、調べ方が悪いのか。とりあえずゴーレムにレンガをいくつ要するのかはわからなかった。
よし、自分でなんとかしよう。
ここで数学が得意な人(数学でいいのかわからないが)は恐らくなんやかんやで計算式を作ったりするのだろう。そもそも、そういうのを期待してネットで検索をかけたわけだったのだ。
なんらかの計算式があればより正確なレンガの数を算出できる。だが残念ながら数学、というか図形的なものが苦手だ。
立方体の展開図を使った問題などはことさら苦手だ。黙ってサイコロを振ることしかできない。
よし、地道に数えよう。
まずは正面から見えるレンガの数を数えよう。
↓参考画像
頭頂部の面に関してはどう数えればいいのだろう。いきなり難問にぶち当たった。
正面から見た感じだとレンガでぐるっと囲んでいるような……だが頭頂部の面には継ぎ目がない……。
???
そもそもこんな「ゴーレムのレンガっていくつなんだろ~」などと考えている時点で、大して頭を使いたくない今が存在している。
余計なことは考えるのはやめて、どんぶり勘定で数えることにした。
ざっと見えるところで117レンガだった。(所要時間約1分)
腕とか足は左右対称に決まっているから数える手間が省けてよかった。
あとは見えないところを脳内で補完して数をプラスすればいい。
ということで気まぐれに別のゴーレムの画像を引っ張て来て考えることにした。
……。
なんだかさっきのゴーレムとは構造が若干違う気がする。
さっきのゴーレムは丸みを帯びていたが、このゴーレムはカクカクしている。
個体差というやつか。レンガとかいう人間が成型している、みな一様の形になる素材を使っているのにも関わらず個体差が出るわけか。
ざっくりどんぶり勘定で数えてはいるが、一応資料は多い方がいい。もう一枚くらい見繕おう。
初めて明確にボス扱いされたドラクエ7なんてどうだろうか。
小さくてとてもではないが数えられたものではない。諦めた。
そもそも正確性を大して求めていないので、もう割り切って最初の画像のみを参考にすることにしよう。資料は多い方がいいが、逆に混乱を招くこともある。
選択肢が少ない方が買い物がすぐ終わるのと一緒だ。
さて、見えないレンガを数えていこう。
とはいっても、実は見えているレンガがほとんどではないのか?という気もしてきた。
決してめんどくさくなったわけではなく。
1つ1つのレンガが大きいわけだから、外側に現れているレンガでほぼほぼだろう。
一応心の目でレンガをざっくりと数えてはみる。心を鍛えれば見えないレンガを見ることはたやすい。まざまざと見えてくるぞぉ。
ということで見えていない部分のレンガは多分50レンガくらいだ。(所要時間約1分)
さっきの目に見えるレンガを合算させる。
117 + 50 = 167レンガ
こうなるわけだ。しかしいかんせん目分量と心分量に頼っている部分がある。こういうざっくりな数え方をしているときは大体見落としがあったりするから、算出した解答より少し多めにした方がいいだろう。
ということで170レンガ。(所要時間ほぼ0)
これがゴーレムを一体作るときに使うレンガの数だ。
異論はめちゃくちゃに認める。というか異論を唱えてほしい。
2分くらいしか使っていないが、それなりの暇つぶしにはなった。
よかったよかった。
これは340レンガ。
(文・やなぎアキ)
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