好きなんだよね~。
ナイト・シグマさまが。
好きなのに今まで彼にフォーカスを当てた記事を書いていないんだよね~。
だから書かせていただきますね~。
声が良すぎる
これですよ。まず最初はこれです。
バーン様は顔が良すぎるんだとしたらナイトシグマは声が良すぎます。いやバーン様の声も良すぎるんですけども。
シグマさまの声、まじ激渋です。初めて聞いたとき、渋すぎてしびれる~となりました。知性があふれすぎ。声だけでシグマさまのキャラ設定全部語ってきますじゃん……。
シグマさまの声を担当したのは小林親弘さん。声優には疎いものでして、どんな作品に出ているか調べてみたところ、ゴールデンカムイの主人公・杉本佐一の声を担当しておりました。他にはビースターズの主人公・レゴシや転スラのランガなど。言われてみるとたしかに渋い声していたなぁ!と納得です。あとで実際に観て確認しておきます。
シグマさまのあの激渋な声でたしなめられてぇ~です。
騎士にふさわしいその性格
ハドラー親衛騎団の皆さんは、それぞれがハドラーの性格を受け継いでおり、一部を除いて崇高な精神の元ハドラーのために戦っています。
シグマさまがハドラーから受け継いだのは気高さ。さすがナイトの名に恥じないですわ!
気高いがゆえに正々堂々!下手な小細工はしない!
終盤のポップとの一騎打ちでは、敵であるポップに対しても敬意を表し真摯に向き合いました。対魔法使い最強の防具シャハルの鏡を持っているのに、一分の隙も見せないことから彼の騎士たる性格がよくわかります。
そんな一見堅物そうな性格ですが、ポップが言う勝利の女神こそが彼の想い人であることに何やら気づいてそうな雰囲気もあり、アルビナスなどよりもよっぽど人間の心情を理解してそうなのがまた良いですね。
美しすぎる戦い方
シグマさまの武器は槍。槍使いと言えばダイ大には他にラーハルト・ヒュンケルがいます。彼らに共通していることですが、冷静に戦局を見極める力に長けています。槍使いってのはクールじゃなきゃいけねぇ。そしてスピードに長けていることも特徴として挙げられます。
シグマさま、これまたポップとの戦いの中ではものすごいスピードで彼を翻弄し、彼の作戦を読んだうえでさらにその上を行こうと戦います。
まじでこの二人の戦い展開が速すぎるし、速すぎるのに一手一手が知略に長けている!その戦いの動線、う……美しすぎます!と私の心の中のエリナも叫んでいます。
戦いを冷静に見極めたうえで勝ちに行こうとするシグマさまですが、しかしそこは騎士道の男!ポップのメドローアを真っ向から破ってやろうと相手の策にあえて乗ってやる熱い部分もあります。しかもこれは奢りなどではなく、大魔道士への最大限の敬意なわけです。敵であっても、戦いの中であっても相手のことを理解しようとする、そのシグマさまのバトルの矜持、こっちはもう胸がいっぱいだよ~!
あの一戦だけであまりにもたくさんのシグマさまを楽しめる!ポップVSシグマさまはダイ大のバトルの中でもかなりの名カードですよ。
顔
結局顔なんすわ。顔なんす。バーン様だって結局顔なんすから。
シグマさまのチェスでの役割はナイト。つまり馬なんですね。このお顔がまた凛々しいのなんのって。親衛騎団の皆さんは、ポーンヒム以外は結構個性的な見た目をしているのですが、シグマさまのお顔を拝見したときの「馬だ!馬がいるぞ!なんだこの馬カッコいいな!」感がすごいんです。
そしてその顔から発せられるお声が渋いので、もう何もかもが最高なのです。頭部が
まんま馬という一歩間違えるとギャグっぽくなってしまいそうなところを、ナイトとして凛々しいかっこよさを演出できているところはさすがとしか言いようがありません。
チェスの駒が基だということが、チェスにあまりなじみがない読者にも一発でわからせられるのもいいですね。馬というわりとなじみ深い存在が、ハドラー親衛騎団の全体のビジュアルをただの異形のものではなく親しみやすいものにしていると思います。わかりやすい造形のシグマさまがいるおかげで、こいつらかっけー!って思いやすいんですよね。憧れちゃうっ!
シャハルの鏡
これはシグマさま自身のことではないのですが、やはり語る上では欠かせません。
シグマさまが身に着けていた、いかなる呪文も跳ね返すシャハルの鏡。これはハドラーから賜ったものですが、彼は消滅の前に好敵手と認めたポップに託すことにしました。敵ではあるが、知略にも長けたポップに渡した方が鏡もその役割を果たせるだろうと考えたのでしょう。美しすぎます!
そしてその鏡が、あの大魔王バーンに一矢報いるんですから涙を禁じ得ません。あの最終決戦の場には、シグマさまもいたと言っても過言ではない!!!シグマさまの慧眼に間違いはなかったのです!あちぃ~。
こうやって改めて書きだしてみると、シグマさま……好きっ!となりますね。
ハドラー親衛騎団の皆さんは一人一人魅力的なのですが、シグマさまの激渋なかっこよさは他の追随を許しません。
はぁ~、もういっかいポップVSシグマさまの回見てくるか~。
(文・やなぎアキ)
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