今回は、用事があったのでダイ大の時間の前に起きることはできましたがリアタイ視聴はできませんでした。
用事があれば起きれるのに、ダイ大では起きられない。
これは由々しき事態なので改善していきたいです。
ということで、前回は噛ませ犬ノヴァ君をヒュンケルが助けたところまででしたね!
さぁ!ハドラー親衛騎団との戦いが本格的に幕を開けます!
パーティーバトルだ!
ヒュンケルに続き、クロコダインとマァムもガルーダにつかまってやってきます。ガルーダが三人を連れてきてくれたようです。めっちゃいい子……!クロコダインの巨体+鎧をまとったヒュンケルに筋肉隆々(多分だけど)のマァムをつれて急いで飛んできたガルーダはさすがに疲れ果てた模様。えらいね……!がんばったね……!ありがとね……!癒された……。
そしてクロコダインの炎でダイとポップは助け出されます。
いよいよハドラー親衛騎団とアバンの使徒たちの戦いが始まります!
ハドラー親衛騎団の方々はフレイザードと同じ禁呪法で生み出された生物。つまり、コアを探し出して破壊しなければいけません。
するとなんと!ヒムが人間の心臓と同じ位置にコアがある、と教えてくれます。潔い!たしかに人間も同じ位置に急所があることは明白。彼らにとって、コアの位置を教えることは、弱点をさらすことではないのです。至極当然のこと!しかも、知ったところで急所を攻撃されなければどうということはないのです!かっこいい。
彼らのチームワークが勝つか、ダイたちのチームワークが勝つか、勝負です!
ポップはみんなに指示を出していきます。マァムは魔法を跳ね返す鏡を持ったシグマと、クロコダインは力持ちのブロックと、そしてポップはナイフのような体のフェンブレンと戦うことになります。
そして、ヒムはアルビナスの命令でダイと戦うことに。ヒムはポーンなのにダイと戦うんですね。一番出番が多いので、親衛騎団の中でもよく目立っているからかな?ヒムはちょっと不服そうですが、ハドラーのために戦う駒である彼はアルビナスの命に従います。
ということは、ヒュンケルはアルビナスと戦いますね。
始まるぞ!戦いが!
やはりこういう各メンバーが相手方のチームと戦うというのは燃えますね!セーラームーンRでもセーラー戦士とあやかしの四姉妹が戦う回は最高でしたからね!あの回はセーラームーンの中でも屈指の神回だと思います。
そういうわけで、こちらも気合が入っております。まるでゲーム、ゲームです。すごい良く動く。ワンカットですごい見せてくる!はぁ~、久し振りですね、この感じ。やはり戦いはいい。スタッフの気の入りようがよくわかります。
ダイたちが戦う中、ヒュンケルもアルビナスとの戦闘態勢に入ります。ヒュンケルは優男なので女性と戦うことを嫌いますが、アルビナスは自分はただの駒、性別はないといいます。かっこいい。まぁ戦場において男も女も関係ないんで、ヒュンケルはバシバシ攻めたほうがいいですよ。優しくするのはマァムだけにしときな!
ヒュンケルは、最弱の駒であるポーンを勇者ダイにぶつけるとは見くびられたものだ、と言います。私もそう思います。
しかし、アルビナスは言うのです。チェスの駒に上下関係はない、能力の違いがあるだけであり、ポーンがクイーンより弱いなんてことはない。相手の能力を見定めて、適切な駒をぶつけることこそチェスの基本戦術なのです。
た、たしかに……!!
な、なんて私は浅はかだったんだ……!ポーンは最弱の駒、だからヒムが親衛騎団の中でも最弱なのだと思い込んでいました。しかし、チェスはそんな簡単なゲームではない!ポーンがキングを刺すことだってあろう!
つまり……ダイたちは今それぞれ戦っていますが、その相手との組み合わせが間違っているということではないでしょうか。彼らはちゃんと、相手の能力を見定めて適切なメンバーで戦えているのでしょうか……。こちらの指し手はポップでした、向こうはアルビナス……う~んちょっと不安。
剣は抜く時ではない!
ダイは空裂斬をヒムに放ちますが、まるで当たりません。ダイはダイの剣を抜くことができない状況です。ヒムは一気に距離を詰めてダイを攻撃します。ヒムは超近接戦が得意。ダイのアバン流刀殺法はある程度の距離が必要なので相性が悪い!?
さらにクロコダインもブロックに力で負け、マァムも得意のスピードでシグマに負けてしまいます。同じものを武器として戦っている者同士でぶつける戦法でしたが、これは失敗だったようです!向こうのほうが一枚上手!
そしてポップもまた、フェンブレンとの戦いに苦戦します。彼はスパスパの実を食べた全身刃物人間!ポップの杖もスパッと切られてしまう!
相変わらずダイは剣を抜けない!つまり、剣は今戦うべき時ではないと思っている……!?
くそっ、ダイ、剣を抜けないということは、剣なんてなくてもきっと勝てるってことだぞ!剣に固執するな!ダイ!
ポップはフェンブレンに今にもやられそう!
あぶなーーーーい!
そんな窮地を救ったのは!!
ノヴァァアアアアア!!!!!
ノヴァ!ノヴァよ!お前!えらい!ちょっと見直した!
ノヴァはポップに、折れた杖を渡すようお願いします!なんだ!何をするんだ!
そしてぇえええええ!
ノヴァの放ったポップの杖が、ヒムを貫くぅううううううううう!!!!
やりおったなこいつうううううう!!
あ、でも、一対一の戦いを邪魔していいのか……?
まぁいいか。
そして減らず口を叩いて気を失うノヴァさん。そんなノヴァさんを見てダイは思い出します。ロン・ベルクとの修業で言われたことを。剣を抜けない原因は、相手を見切れない自分の心にあるのだと。
そう、ダイは剣に頼りすぎていたのです。剣の力にダイの力が追い付いていないとも言えます。剣は、ちゃんと敵の強さを見ているのです。ダイがギリギリまで力を出して初めて、剣を抜けるのです!
つまり、剣を抜けないということは、ハドラー親衛騎団には剣の力はまだ必要ないということです!
ほら!言ったじゃん!君らの力だけで倒せるよ!
ダイは竜闘気を全開にし、ヒムをヒュンケルのほうに突き落とします!すかさず虚空閃を使うヒュンケル!
やったか!?
やってない!
すんでのところでアルビナスが放った毒針がヒュンケルをとらえ、わずかに狙いが外れてしまったのです。あの一瞬で、なんてやつだアルビナス。
しかし、そうかぁ、一対一のバトルだと思っていたけれど、あくまでこれはパーティーバトル。今見たいに協力しあって一人を倒してもいいんですね。じゃあノヴァが割り込んできたのもOKだったわけだ。私は思い違いをしていたようです。
ヒュンケルの毒を治療するためマァムがダイたちのもとに戻ります。そして親衛騎団の面々も集まっていきます。ヒムは使い物にならなくなった左腕を平然と切り落としました。ひえ……。ピッコロさんみたいに生えてくるわけじゃないのに。彼らの恐ろしいまでの戦いへの執念、本当に今までの敵とは違います。
しかし、ダイたちはもう知っています。一人一人で戦っているのではなく、仲間と戦っていることを。個々の能力は親衛騎団のほうが上です。だからこそ、先ほどまでの編成では勝ち目がありませんでした。もっと別の戦い方をする必要があります!
そういえば、今まで戦っていても、なんだかんだで協力しあうよりは一人一人で戦っていましたよね。それが今ようやく、彼らのコンボを見ることができるわけですね。これは熱い!
再びパーティーバトル!
マァムはブロックと、クロコダインはシグマと、そしてダイとヒュンケルは残りの3体と戦うことになりました。そしてポップが、奴らが固まったときにメドローアをお見舞いするのです!
さぁ、第二ラウンドだ!!
まずはクロコダインが獣王会心撃でシグマを攻撃します。圧倒的力で、スピードのシグマを封じるのです!
そしてマァムがさっそうとブロックにかけより、そのスピードをもってブロックを翻弄します!かっこえええ!!!!
ダイとヒュンケルは残りの三体だあああ!!
それぞれ苦手な攻撃をしかけられては、さすがの親衛騎団も思うようには戦えない!流れは完全にこっちのものだ!
さらにクロコダインは、新しい必殺技・獣王激烈掌を放つ!逆回転の渦が加わり、シグマはたまらないたまらない!ついにあの鏡のついた腕を吹き飛ばすことに成功!しかし!欲を言えば!バダックさんがつけてくれた!「会心」の文字を技名に入れてほしかった!でも!「獣王」を外すわけにはいかないから!そうなると「獣王会心」でもう四文字も使っちゃって!残り一文字でなんとか考え出さなきゃいけない!葛藤!バダックさん!クロコダインはこんなに立派になりました!
シグマが押されたことにより、親衛騎団は思わず一つの場所に固まります。う~ん、これは美しき連携。チームとしてお互いを案じるという戦い方が魔王軍側にもあったとは。
しかし!今はそれが悪手!
チームワークが仇となったなぁ!ハドラー親衛騎団よ!
いけぇ!メドローアあああああああああああ!!!
消え去れぇええええええええ!!!!
ポップの会心の一撃により、親衛騎団の皆様は跡形もなくなってしまいました。
…………。
まじ?
これで親衛騎団、退場?「まじ?」って声に出ちゃったけど、まじ?
いやでも、アルビナスとか全然戦ってないですけど。ほんとに?
でもなぁ、竜騎衆のボラホーンも何もしないうちに退場したし、そういうもんなのかなぁ。
そういうもんだと思って、今は喜んでおきましょうか!
わーい勝った勝った!
そして次回は!チウとゴメちゃんの大冒険!
というほのぼの回になるかと思いきや……予告のチウがめちゃくちゃ頑張っていてすでにちょっと泣いてしまいました。楽しみです。
(文・やなぎアキ)
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