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【ダイの大冒険】ダイ大第二十二話感想!日常回って大好き!

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今回はなんと10時に起きてしまったのでちょうど見れませんでした。

しかし、録画したものをすぐ見たのでほぼリアタイです。

さぁ、待ちに待った日常回ですよ!

 

各話感想はこちら

アニメ『ダイの大冒険』各話感想 - DQフリ ドラクエファンサイト

 

ダイ大が始まってもう二十二話ですけど、日常回ってほぼほぼないんですよね。

なので、むしろ戦闘回よりもワクワクしてしまいます。

 

レオナ姫参戦!

フレイザードを倒してからというものの、平和な時が流れ続けていますね。

戦士の休息です。

しかし戦いの準備もしなければいけないので、マァムは一人修行の旅に出かけました。

そしてパプニカに残されたダイたちですが……。

 

パプニカの三賢者たちがそれぞれ、自分もダイたちと旅に出たいとレオナに申し出ます。オレがオレが状態です。

しかしレオナはその要求を突っぱねます。そしてボソッと、「ダイくんとの冒険はアタシが行くんだから」とつぶやきます。完全に全員に聞かれていましたが。かわいいわねぇ、レオナ。私はマァム派ですが、こういう姿を見せられると無条件で好きになってしまいます。

 

そんなレオナの気持ちは露知らずなダイは、新しい武器を調達したいとレオナに相談します。

レオナは、それならベンガーナのデパートに行こう!と提案します。デパート、もはや現代ではなじみが薄くなってしまっている気がします。今もまだその形態の施設は多く存在していますが、そもそもデパートという言葉を使わないような……?ダイではなくとも、今の子供なら「デパートって何」となるのかもしれません。

大きくてたくさんの店が集まっているデパートに胸を高鳴らせるダイ。そんなダイを見て嬉しそうなレオナ。なんというか、二人ともいい意味で精神年齢が低いですよね。レオナはずっと、パプニカを支える姫としてのふるまいばかりを見せてきたので、こういうのちょっと安心します。

 

同じとき、ポップはマトリフに、ダイの額に浮かび上がった紋章を絵に描いて見せます。それを見たマトリフは。ダイがドラゴンの騎士であることに気づきます。その様子はただ事ではありません。アバンはなんてやつを育てちまったんだと思うほどに。この感じだと、世界を救う救世主ってやつでもないのでしょうか?もっと悪い意味?

マトリフはポップに、昔自分が使っていた杖とマントを渡し、ダイの力になるように伝えます。ダイは近いうちに、大きな壁にぶちあたるそうです。それは、勇者としてではなく、一人の人間としてです。これもまた気になる言葉ですね。ヒュンケル戦のときも、自分の育ちについて悩んでいましたが、それ以上のことが起きるのでしょうか。自分の出自、運命に関すること?その時が来たら、ポップがダイを支えなければいけないのです。

あとついでに変なダサいベルトももらいました。マトリフの顔が刻印されています。亀仙人の道着を与えておきながら、後ろは界王マークにしてきた界王様みたいだな。

 

さぁそんなこんなで、ダイとレオナは勝手に気球を操作してデパートに向かいます。置いてかれた三賢者はさぞ悔しかったでしょうね。バダックさんも姫のおてんばっぷりにはがっくしです。

やっぱりドラクエのお姫様はおてんばじゃなくっちゃね!

 

 

デパートへ行こう!

気球で二人(と一匹)旅としゃれこむダイとレオナ(とゴメちゃん)。ポップは連れてこなくてよかったのか?とダイが聞くと、ポップ?と疑問顔のレオナ。魔法使いね、とすぐに気づきますが、そんなに影薄かったか……ポップは……。

頼りなさそうだし、まだまだ実戦経験もなさそうだし、いてもいなくても同じだと思うとさんざんな言われよう。ばかやろう!ポップはハドラーと戦ったんだぞ!マァムだってポップのこと頼りにしてるんだぞ!確かにいいところはヒュンケルが持って行ってしまったけどな!

と視聴者(私)が憤っていると、なんとポップもこっそりトベルーラを使って気球にくっついてきていました。さすがポップだぜ。

レオナが、ああいうタイプはパーティーがピンチになったら真っ先に逃げるわよ、と言ったところでポップが限界に。思わず文句を言いに飛び出します。まぁ、実際昔は逃げ出していましたからね、レオナの人を見る目も間違ってはいないんですよね。

結局、レオナがもくろんでいた二人っきりのお買い物は、三人になってしまいましたね。

 

そして着きました、待ちに待ったデパート!

エレベーターの登場にまずびっくりです。文明!!でもよく考えたら、ドラクエ4にもダンジョンにエレベーターってありましたよね。アニメで見るとなんでこんなにも文明を感じるんだ……。

そして、今の時代にあった描き方が盛りだくさんです。なんといってもレオナが飲んでいるスラタピですね。スライムの形をしたタピオカです。普通にかわいいから飲んでみたいな……。

他にもデパートを色々探索するダイたち。

こういう日常回の良さって、キャラクターたちの普段の姿や思考が見られるところですよね。勇敢な勇者ダイも普通の少年なんだよなと思ったり、人々をまとめる姫レオナもお買い物好きな女の子なのよねと思ったり。白熱する戦闘シーンでは絶対に見られない姿がそこにはあるんですよね。

 

あ、ちなみにここでポップがつけているダサいベルトが実は高値で売れるということが判明しました。ただし、呪われたアイテムだったようで、外すことができず売れなかったのですが。ここで呪いの音楽がなっていたら朝からお茶の間が凍り付いていたでしょう。

それにしても、ベルトが500Gで売れると知った時の驚きっぷり。どうやら500Gはなかなかの大金のようです。ゲーム内だと500Gって大した金額ではないのですが……。さらっとダイ大の中の金銭感覚を説明してくれているいいシーンだと思います。

 

めちゃくちゃかっこよくて強そうなよろいとカブトのセットも3800Gで、ダイは目ん玉が飛び出す勢いです。3800Gの防具なんて今更意味なさそうですけど。フレイザードの攻撃とか絶対防げないですよ、3800Gじゃ。

そこにレオナが助け船!城にあったドレスを売れば2、3万Gにはなるわよ、と。王宮のドレスを売っても2、3万程度!?本格的に金銭感覚が違う。ゴールド銀行に何万も預けている世の冒険者は、この世界であればものすごくお金持ちですね。

 

 

ドラゴン襲撃!

ここでしばしレオナのファッションショーが続きます。

天使のレオタードをお披露目したレオナは、ポップにそんな恰好した賢者がどこにいるんだよと苦言を呈されます。いや、天使のレオタードは強いから!むしろ最終装備のときあるから!

まぁここ、原作だとあぶない水着を着ているので、それならポップの言うことも一理あるんですけどね。天使のレオタードやその他の装備はポップに却下されたので、結局まともそうな賢者装備に。

ダイもさきほどの強そうなよろいとカブトに決めたようです。ただ、完全に動きづらそうです。スキー靴を履いて歩くやつの強化版みたいな動き方をしています。

 

次はダイの新しい武器を探しに行くレオナたち。そこには、目玉商品、ドラゴンキラーがありました!ドラゴンキラー!しかもデザインが、最近のやつじゃなくてちゃんと昔のデザイン!刃と持ち手が一体化していて、腕にはめて使うタイプのドラゴンキラー!これはファンにはたまらん!!!

目玉商品ということで、値段もなんとオークション形式で決まります!相場は1万5000G!お子さんには手が出ないだろうというおっさんたちの嫌味が、レオナの闘争心に火をつける!!あれ買うぞ!と!

しかし突如「やめておきな!」と呼び止める老婆の姿。その姿からして占い師なのでしょう、若くて綺麗な女性も連れています。自分の力量以上の武器を選ぶなんてバカなことをするんじゃないと説教をかましてきます。

こちとらドラゴンの騎士ですがぁああああ??バリバリ力量に合っていますがぁあああ!?この占い師、人を見る目がないんじゃないいいい?と無礼にも思ってしまったことをここに陳謝します。

去っていく老婆の代わりに、若い女性が謝ってきます。どうやらお孫さんのようです。その姿を見つめるポップが意味深に映ります。……え?もしかしてフラグ立ちました?前回告白一歩手前までいったポップとマァムのあの関係性に変化が入るような、そんな感じのフラグ、立っちゃいました?え、あの、まじですか?あの子、メルルっていうそうですけど、マァムとヒュンケル、メルルとポップみたいになるんですか?初見じゃない皆さんは、私のこの感想を見て「ふっふっふ、どうなるんでしょうねぇ?」って笑っているんですか?だとしたらこの感想を毎週書いている意味があるので最高ですね。何の話だ。

 

と私がうろたえていると、なんとドラゴンたちがベンガーナに!!!!

 

それにまだ気づいていないレオナたちは、ドラゴンキラーを競り落とすのに必死!予算を超過してもまだ諦めないレオナでしたが、ゴメちゃんが止めに入ります。結果、競り落とすことはできず。むむ~と思っていると、地響きが!

外を急いで見ると、一匹のヒドラに、さらにドラゴンが五匹も!恐らく、バラン率いる超竜軍団が、いよいよダイを打ち取るために攻めてきたのでしょう!なんでベンガーナにいるのがばれているのかはさておき!デパートがあるからかな。

 

多くのドラゴンを前にして、さきほどまでお買い物を楽しんでいたレオナの目つきが変わります。人々が逃げるまでの時間を稼ぐために戦うべきだ、と。

そんなレオナの言葉を聞いて、ポップも腹をくくります。いち早く窓に身を乗り出し、五匹のドラゴンは自分に任せるようダイに告げます。

五匹!!五匹のドラゴンですよ!それを任せておけだなんて!昔のポップだったら考えられない!絶対に考えられない!成長だ、ちょっと泣いた。

五匹のドラゴンは自分にまかせて、ダイはヒドラを、そしてレオナは人々を逃がすよう指示を出すポップ。ここいいですね。冷静に戦況を見て、判断しています。勇者に任せるんじゃなくて、自分で決めているのがいい。すでにいい感じで支えられている。

これはみんなポップのこと好きになりますわぁ。

 

が、実際にドラゴンたちを前にすると、やっぱりきついかなーとビビっちゃうポップ。か、かっこつけすぎちゃった?と心配になりますが、すぐに頭を切り替えて、今自分にできることを始めます。

それは、逃げる!!逃げ足の速さでもって、時間を稼ぐのです!戦略的撤退!頭がいい!さすがポップ!戦うだけがすべてじゃないんだ!時には逃げることも必要さ!ジョセフ・ジョースターだってきっとそうしたさ!

 

一方ヒドラですが、町中で暴れまわっています。

さきほどの占い老婆とメルルも逃げますが、途中でがれきに埋もれた母親を必死に助け出そうとする女の子を見つけます。思わずメルルは女の子のもとに走り出します。それを止める老婆。どうやらこの二人は、町を転々と渡り歩き、占いによって町に危機が訪れることを知るとその場から逃げることを繰り返していたようです。

そんな、何でも事前にわかるのに、何にも助けられない今までにメルルは嫌気がさしたようですね。正義感!正義感だ!このメルルって子はこれからどんなポジションに行くんだろう。

女の子と共にガレキをどかそうとするメルルに、ヒドラが襲い掛かる!

 

そこに現れたのは!!重たいよろいとかぶとを自分なりにカスタマイズしたダイだーーーーー!!

 

 

 

日常回なので感想も短くなるかと思いましたがなりませんでした。ダイたちが一々魅力的な行動をとるからだ、そうに違いない。

新しいキャラクターメルルの登場によって、ますますポップから目を離せません。

そして、多分ここからバラン編に入るのかなと思いますので、またまた怒涛の展開が続くのでしょう。楽しみですね!

 

(文・やなぎアキ)

 

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