ドラクエビルダーズ2のモンゾーラ島で出会うモンスター。おおみみずのみみずん。
彼との出会いは波乱万丈でした。
モンゾーラは元々は農業が盛んな島でした。
しかしものづくりを悪とするハーゴン教団のせいで、農業をしたくてもできない状態になっていました。農業をするためのきれいな土がないのです。
そんななか、きれいな土を作ることが出来る一族がいるという情報を手に入れた主人公たち。自分たちの拠点にその一族を連れてきて、きれいな土を作ってもらおうとします。
さっそく居場所を突き止め、会いに行きます。
おお、見つけた見つけた!もしやあのおおみみずでは!と駆け寄ろうとすると……?なにやら他のモンスターたちに絡まれている模様。彼らはハーゴン教団のモンスターのようです。きれいな土を作ることは教団の教えに反するため、やっつけてやろうということでしょうか。
おおみみずは反論します。
ほぉ、ウネウネするだけで土をきれいにしてしまうそうです。なんという特異体質。
踏みしめた大地の草花を急速に成長させ、そのまま急速に枯らすシシ神さま(もののけ姫)もびっくりです。
なんてことを言っていると……
出ました、「黙れ小僧」。ありがとうございます。
なるほど、ものづくりではなく破壊をしろと、教団はそういうわけですね。話にならんと、いいから罰を受けろと。
なかなか過激な教団です。
おや、シドーさん、お優しい。おおみみずのことをウネウネとすでにあだ名呼び。さすが誰にでもフランクに接するシドーさん。
ですが確かにシドーさんの言う通り、助けた方がよさそうです。主人公たちの目的は、拠点に土をきれいにしてくれる一族を連れ帰ることですから。
おや、気づかれてしまいました。
シュクセイですか、なるほどなるほど。粛清でしょうか、粛正でしょうか。粛清な気もしますが、もしかしたらこのアンデッドマンはどちらを使っていいのかわからずわざとカタカナで言っているのかもしれません。
なぜか教団の信者だと思われたようです。粛清と粛正がわからないやつに説教なんてされたくないです。
なんとも悲痛な叫びです。言われなくても助けるつもりでしたが、より一層助けなければという気持ちが増します。
それにしてもマンドリルの威圧感がすごいです。
おおみみずに助けを求められ、より一層武器を持つ手に力をこめる主人公たち。
ようやく教団の彼らも、主人公たちが信者ではなさそうだな?ということに気づきます。明らかに自作の武器を持っている時点で気づきなさい。
連呼しているあたりが、この上なく頭悪そう。
ということで教団の人たちをコテンパンに倒してあげます。
戦いの途中、ずっとガンを飛ばしてきたマンドリルにお尻を向けられるという嫌な思いをしました。
わりと余裕で教団のモンスターをやっつけた主人公たち。
おおみみずも大喜びです。いえいえ、こちらが助けたくて助けたようなものですから。
そしてここでようやく、主人公はビルダーであること、農業をしたいため土をきれいにできる一族を探していることを伝えます。
おおみみずは驚きます。
そして、おおみみずが完全に主人公の耳を狙っていることにこちらも驚きます。
!?!?!?!?!?!
おおみみずの話とか正直耳に入ってきません。代わりにおおみみずの頭が顔面に入ってきます。
そしてまたしても耳を食べられそうになる主人公。だ、大丈夫なのだろうか。
一抹の不安を抱えながらも、おおみみずのみみずんを拠点に連れ帰る主人公。
拠点に連れ帰りみんなに紹介します。彼はなかなかハキハキしていますし、拠点のみんなとも仲良くなれそうです。これからきれいな土をたくさん作ってほしいですね。
うんうん、さっき耳を食べられそうになったと思ったけど、気のせいだったみたいです。
ところで人体で一番美味しいのってどこ?
あ、やっぱそうなんだ。
(文・やなぎアキ)
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