※この記事はHD-2D版ドラクエ3の内容に触れています。
※ロマリアまでのネタバレを含みます。なおストーリーそのもののネタバレは含みません。プレイ中の画像もあるので、買おうか迷っている人の参考にはなると思いますが、買う!と決めている人はぜひご自身でゲームをして感動してほしいです。
2024年11月14日に発売されたHD-2D版ドラクエ3!
遊んでいますか?私はばりばり遊んでいます。
金曜日におやすみをとって、この週末でめちゃくちゃ遊びました。まだクリアはしていません。まだまだ楽しめます、最高。勇者の性格は世間知らずになりました、解せぬ。
夢中になりすぎて、土日の記事投稿ができなかったくらいです。その節は申し訳ございませんでした。遊ぶ手を、止められなかったっ……!
ドラクエ3自体はスーファミ版を3年ほど前にやったぶりです。比較的最近にクリアしているので、結構内容は覚えており細かい違いに気づけるのが嬉しいです。
そんなわけで今回は、HD-2D版ドラクエ3を初プレイしてみてのとりあえずの感想、グラフィックと音について書いていきたいと思います。本当は全体的な感想を書きたかったのですが、長くなりすぎたので……。
とにかくまず伝えたいのは、グラフィックと音がいい!
やはりこれです。HD-2Dになったことで、ドラクエ3の世界がより美しくリアルになっています。
町もダンジョンもフィールドも様変わりしています。
何周もしたゲームのはずなのに、全てが初めて訪れたかのような感動があります。この町、こんな構造だったのか!!と驚きます。
アリアハンはまだPVで見たことがあったので、ふんふんなるほどと思ったのですが、ロマリアについたときはびっくりしました。
ロマリア、美しすぎます!
アリアハンで育った勇者が初めて触れる外の世界。アリアハンも十分栄えているのですが、あちこちの国への足掛かりとなるロマリアがここまで整っているのは納得感があります。裕福で栄えている国だ!と説得力があります(その割には民家全然ないですけど)。
王様が人に王位を簡単に譲ってしまう国とは到底思えないほどです。いや、むしろここまで美しく幸せそうな国だからこそそういう行いができてしまうのでしょうか。
もうとにかくすごい!ロマリアがすごい!ドラクエ11で、イシの村を出てデルカダールに着いたときの「うおおおお、町だーー!」感を思い出しました。
そして城もすごい!これもまたロマリアがすごい!
城の中に庭園!そして噴水まであってすごいんです!
しかし特筆すべきはやはり玉座の間の床!
めちゃくちゃ凝っています。サイゼリヤとかで見るやつですもん、これ。違うか、美術館の方が適切か。アリアハンよりも明らかにお金がかかっています。これをまじまじと見るだけでも時間が過ぎていきます。ロマリアはまったくもってノーマークだったので、感激でした。住みたい。民家全然ないけど。
フィールドも、草原、森、山が美しいのはもちろんのこと、川や海などの水が綺麗です。やっぱりグラフィックが綺麗になると、水に注目しちゃいますよね~。
夜になると森が光っているのもいい演出です。
町や村も、同じシンボルではなくそれぞれの街並みに沿った見た目でフィールド上に置かれているのがめちゃくちゃいいです。
そして音!
すぎやま先生作曲の素晴らしい名曲はもちろんのこと、それを彩る自然の音たちがすさまじくいいです。個人的にはグラフィックよりもこちらに感動したくらいです。
昼の町で聞こえてくる小鳥のさえずり。ざわめく木々。すぐそばを爽やかな風が吹き抜けます。水面に近づけばせせらぎが聞こえ、噴水のそばでは水しぶきまで感じるようなリアルな音が。ただでさえ曲がいいのに、町の息遣いが感じられるような自然の音たちが上乗せされて、そこに生きる命がまざまざと感じられます。
昼の音があれば、夜の音もあります。町が夜になるとふくろうが鳴き、虫たちが鳴き、なんだか風も冷たく吹いているような……。
もちろんこれらは、城下町のアリアハンと、のどかな村のレーベなど、その町の雰囲気によって変わってきます。ロマリアは都会的なので、木々のざわめきは感じられません。
さらには同じ町の中でも、この辺の道は風の通りがいいなとか、この辺りは木がたくさんあるからざわざわと聞こえてくるななど細かく違います。実際リアルの世界でも、この道めちゃくちゃ風吹くんだよなということがあるので、実生活と結びつけてはにやにやとしています。
ダンジョンの音もすばらしいです。洞窟ではごうごうとした滝の音に混じって、ところどころにあるたいまつのじりじり燃える音までもが聞こえてきます。そこに緊張感のある洞窟のBGM!どれだけ聞いても飽きないBGM!ドラクエ3~~~!!
ヘッドホンやイヤホンでプレイすることをおすすめします。耳心地が良すぎる。かつてないほどいい。
待ったかいが、ありました……。最高のグラフィックと音楽、そして音であの冒険を再び楽しめるだなんて……。
まだまだ楽しむ、ドラクエ3!
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