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【ダイの大冒険】ダイ大第五十一話感想!竜騎将バラン、熱すぎる……。

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ダイ大も放送開始から一年!

すっかりダイ大ファンになりました。

が、この週末は引っ越しをしていたので相変わらずリアタイ視聴できませんでした。

 

そして新居ではテレビを見る環境をなくしてしまったので、今後はアマプラ視聴になりそうです。はい、今までもアマプラ視聴だったので大して変わりません。土曜の朝のトレンドにだけ気をつけていきましょう。

 

各話感想はこちら

アニメ『ダイの大冒険』各話感想 - DQフリ ドラクエファンサイト

 

竜騎将バラン再び!

魔王軍のアジトでは、ハドラーがなんだか苦しそうです。

超魔生物になるために無茶苦茶体を改造していますからね、無理がたたってきたのでしょう。このまま戦い続けたら命は長くはないでしょう。しかし、そうであったとしても、ダイと戦うことそれこそが彼にとっては重要なのです。己の強さを追求することが今のハドラーの生きがいです。

ハドラーが死んでしまうと親衛騎団の5人も死んでしまうことになります。しかし、その話を聞いたヒムとアルビナスが怖気づくものでしょうか。ヒムは涙を流し、ハドラーのために死ねることが本望であると熱弁します。禁呪法で生まれたオリハルコンの戦士に、涙を流す機能があるとは……。前回非道な行いを見せたフェンブレンにはそんな機能なさそうなので、ヒムはどちらかというとハドラーの情の部分を濃く受け継いでいるんですかね。おっと、オイルでアイセンサーがかすんで……。

 

それにしても、この場面、やたら作画がいまいちでしたね?毎週毎週放送となると作画も大変になるでしょうから、大事な場面以外はちょっと疎かにしてもいいとは思うので一向にかまわないのですが、現場は大変なんだろうなといらぬ心配をしてしまいます。

 

死の大地に着いたポップたちは、満身創痍で倒れているチウたちを見つけます。なんとか意識があるようなチウは、ポップたちが自分たちを助けてくれたと勘違いしているようです。

一体誰がチウたちを助けてくれたのか……?

そこに、ただならぬ気配を感じたのはヒュンケルただ一人。その相手が誰かを瞬時に察したヒュンケルは、ポップにチウたちを任せてクロコダインと一緒にその場に残ることに決めます。ポップはしぶしぶルーラでダイたちの元へ帰ります。

そしてその場に登場したのは……竜騎将バラン!!

 

ポップを殺した張本人であるバランと会わせることをヒュンケルは回避したかったわけですね。そして、あの悲しい父子の戦いをもう二度とさせないために、彼はこの場に残ったのです。ちなみに私は全然あの悲しい戦いもう一回見たいです。ここまでダイ大を見てきて、一番好きな戦いといえばダイVSバランでしたからね。熱かったですあれは。毎週泣いてた。

しかし、なぜバランがここにいるのかといえば、ダイと雌雄を決するため、ではなく、大魔王バーンを倒すためです。そう、以前キルバーンが話していたこの世が地獄になってしまうというバーンを計画を阻止するため、竜の騎士としてバランは立ち上がったのです!

 

つまり、これは利害の一致では!?

協力しあえるのでは!?

竜の騎士が二人もいれば100人力では!?

さらにいつもこっちにいれくれたら、画面が幸福では!?

 

クロコダインもそう(画面の幸福以外)思ったのか、バランに共に戦おうと力説します。

しかし!お見舞いされたのは拳一発!さらにふところに入ってみぞおちに肘!たまらず吹き飛ばされる巨漢クロコダイン!そして駆け寄ったヒュンケルにも強烈な右!岩に叩きつけられるヒュンケル!

めっっっっっっちゃジャンプ作品の戦い方!!!!!!!!メソッドじゃん!ジャンプの戦いのメソッドじゃんこんなの!たまんねぇえええええ!!

 

そして、協力を断固拒否するバラン!!

まぁそうだ、バランは別に人間を好きになったわけではないですから。チウが話していたバーンパレスへの入口、そこに向かおうとするバラン。竜の騎士の力でも開かないと言われている扉ですが、そんなことはお構いなしです。

一人で向かう無謀さを説こうとするヒュンケルですが、バランはそれに立ち向かうつもりです。そしてダイのもとへ帰るようヒュンケルに促すバラン。

 

その目は、息子を思う父親の目でした……。

 

 

二人の戦いに横槍、いや針を入れるもの!

そんな彼の真意を悟ったヒュンケルは、なおさらバランを止めようとします。ダイのために捨て石になろうとするバラン。そうすることでしか、バランは竜の騎士として、ダイの父親として、戦うことができないのです。そんなこと、誰も望んでいないのに!わからずやだ!少しは変わったかもしれないけど、そんなのダイは望んでいない!ダイも、そしてラーハルトも!そう、ヒュンケルがバランを止める理由は、何もダイのことだけではない、ラーハルトの意思を継いだのはヒュンケルその人!バランとディーノのことを託されたヒュンケルは、誰よりもバランを止めねばならぬ理由がある!彼には戦ってでもバランを止める理由がある!

 

ヒュンケルは武器から手を放し、闘気を完全に消します。

 

ぜ、

 

絶だ!!!!!!!!!!

 

HUNTER×HUNTERの絶だ!!!!

 

てか、CM前のアイキャッチもなんか変わったな!?

 

闘気を完全に消したヒュンケルに気づいたバランもまた、闘気を消します。解説者クロコダインにも、その真意はわからぬ模様。私はわかりますよ、絶ですよ、これは。

 

バランはヒュンケルが何をしようとしているか気づきます。それは捨て身!相手が協力な一撃を繰り出したあとにできる隙をつく反撃技!

これはアバンの書に書いてあった、アバン流究極奥義無刀陣です。アバン先生がハドラーとの戦いの中で習得した技……これとアバンストラッシュの合わせ技によって、ハドラーは倒されたのでした。かつての殺気立ったヒュンケルでは決してたどり着くことができなかったであろう境地に、とうとうたどり着いたのです。

いつだってアバン先生はみんなの心の中にいるんだ!

 

いやぁそれにしても、絶ですねぇ。天空闘技場でゴンがそれとは知らずに行っていた絶ですねぇ。やっぱりダイ大っていうのは一通りのことはやっているんですね。キングオブ王道。かっこいいです。ダイ大を履修することの大切さをひしひしと感じています。

HUNTER×HUNTERの連載再開はいつですか?

 

と、二人の男の戦いを高台から見ているのは、ヒムとアルビナス。どうやらフェンブレンの報告を聞いて急ぎやってきた模様。

ヒュンケルたち、気づいて!

 

しかし気づくことなく、バランとヒュンケルは捨て身の体勢を取ります。

ヒュンケルは、ラーハルトを思いバランの一撃を受け止める覚悟でいます。

 

そんな二人の戦いを好機と睨み、始末しようとたくらむアルビナス。しかし、二人の決闘に横やりを入れるなど、ハドラーからどれだけ怒られることかとヒムは止めようとします。ハドラーから生まれた親衛騎団の5人ですが、やはり細かな性格は違う様子。ハドラーの武人としての正々堂々さを色濃く継いだヒム、一方でアルビナスはハドラーのためであればたとえ自分にどんな責任が及ぼうとも構わないという強い忠誠心ゆえにある程度手段は問わない姿勢が見られます。なんかこの会話を聞いていると、なんだかんだヒムとは分かり合えるような気がしますね。敵なんで絶対倒しますけど。

 

そうとは知らず、竜の紋章の力を全開にしヒュンケルに切りかかるバラン!

 

そこを突いたアルビナスのニードルサウザンド!!!!

 

決着は!?

 

 

バランのやるべきことは

ヒムが急いでアルビナスの元へ駆け寄ると、なんとアルビナスは半身の大部分を失っていました!悟飯君の攻撃を受けたセルみたいだ!まぁハドラーがいるんで、どうせこいつも回復するんでしょうけどね!ずるいなぁと思いますが、それをすればするほどハドラーが消耗するのかな?と思ったり。じゃないと、ずるすぎません?

それにしても、一体どうしてアルビナスはここまでの傷を?

 

一方、少し離れたところになんとかバランたちは逃れたようです。クロコダインはバランに助けられたようですが、ヒュンケルは……?

するとなんとそこには、ひどく傷つき倒れているヒュンケルの姿が!!

 

生きてはいるが、もう二度と戦うことはできないだろう、というのがバランの見立て。

でもヒュンケルはこれまで幾度となく、死んだと見せかけて生きていましたをやっている男なので、あまり心配はしていません。心配はしていませんが、普通に悲しいです。悲しいBGMがかかっていますし。

 

しかし、一体なぜヒュンケルがこんな姿に!

 

それは、バランとヒュンケルがまさに一戦交えようとしたその一閃をついて攻撃してきたアルビナスのせいです!バランはすでに目の前のヒュンケルへの攻撃に集中しすぎており、アルビナスの攻撃に対処することはできず……しかしヒュンケルは、アルビナスの攻撃に気づくと瞬時に無刀陣を使う対象をバランからアルビナスに変えたのです!

 

そうして、アルビナスの攻撃を回避し渾身のブラッディースクライドを放つことが出来たヒュンケルでしたが、代わりにバランの攻撃を生身で受けてしまうことになりました……。ヒュンケル!お前ってやつは!!いつだってそうだ!冷静に戦況を眺め、臨機応変に対応し、その結果自分だけが重症を負う!そりゃエイミさんじゃなくたって心配するさ!自分とバラン、両方が全員やられてしまうよりは、自分が犠牲になりバランを生かす、その道をすぐ選べるのがヒュンケルだ!判断が早すぎる!

 

命を捨てて自身を救ってくれたヒュンケルを前に、バランは自分が行くべき道を見失ってしまいました。自分勝手にこのまま突き進むことをやめ、どうしたらヒュンケルに報いることができるのか、何をしたらいいのかをクロコダインに問います。例え大魔王の配下にいたとしても、自身の行く道を人に指図されるような男ではなかったバランが、ここに来て教えを乞うのです。生き方を変えられぬとまでダイに断言していたあの男が、自分を変えようとしています。たとえ借りがあったとしても、バランはここまで動いたりするような男ではなかったはずです。それを変えたのは、ヒュンケルのなんとしてでもバランを止めたいという思い。そしてそれは、なんとしてでもバランと、そしてダイを救いたいと願ったラーハルトの無念です。

そんなバランの迷いを問われたクロコダインは、自身の正直な気持ちを吐露します。バーンとバランを戦わせた方が、人間にとって得であろうと考えていたことを。ヒュンケルは必死にバランを止めようとしていましたが、どちらかといえばクロコダインの考えは人間からしたらごく自然なことです。ごく自然なことですが、武人クロコダインは傷つき倒れたヒュンケルを前にそのようなことを考えていた自分を恥じます。

 

男たちにできるのは、ダイを想いラーハルトを想い、バランのために命を賭したヒュンケルの、その心意気を汲むことだけでした……。

そしてバランは、一つの決意をします。

 

 

チウからバーンパレスの情報を聞いたダイたちは、どうやって攻め込むかを話し合っています。やはり問題は、竜の騎士の力でも開かないと言われている門。

ダイは、みんなが地上で親衛騎団を引き付けている間に自分が開ける、と提案します。しかし、一人で行くのは危険すぎます。では、誰がダイについていくのか……。ポップは親衛騎団との戦いで切り札になるため、マァムが名乗り出ます。

 

しかし、そこに、名乗りを挙げたのは……

 

 

 

お"と"う"さ"ん"!"!"!"!"!"

 

(前回に続き二回目)

 

 

 

やっぱりバランが出てくると物語が一気に劇的にがっつりとドラマチックになりますね。

 

そして、今回からOPとEDが変わりましたね!最初はどうしても、前の方がよかったなぁと思ってしまいますが、慣れればきっと大好きになるに違いないです。それにしてもOPには気になる映像がたくさんありましたねぇ。でもあまり意識しないようにしたいです。

 

ということで、ダイ大放送から一年!これからも楽しく視聴していきます!