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【クロノトリガー】セーブタイトルで一番好きなのはどれですか?

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クロノトリガーはセーブをすると、現在進めているストーリーに対するセーブタイトルがつきます。

それがどれもとても秀逸で、プレイした人であれば誰もが自分のお気に入りタイトルを持っているはずです。

 

今回はクロノトリガーのセーブタイトルの中から特に筆者のお気に入りのタイトルをいくつか紹介させてください。

 

旅立ち!夢みる千年祭

一番最初のセーブタイトルです。

主人公クロノが王国歴1000年を祝したお祭りにでかけるところから始まります。

お祭りへのワクワク感を感じるタイトルであり、非常に明るい出だしですね。少年漫画のようなまっすぐさと爽やかさを感じます。

ストーリー冒頭ということもあり、最初のタイムスリップである中世まで一気に進めてしまう人がほとんどかもしれませんが、そうするとこのタイトルは見れないのがなかなか憎いところですね。

 

不思議の国の工場跡

未来にたどり着いたクロノたちが、現代に戻るためのタイムゲートへの扉を開くためにロボと一緒に工場跡に赴く時のタイトルです。

荒廃した未来ではショッキングな現実を突きつけられるばかりでしたが、ロボの明るいテーマ曲と工場での頼もしい活躍によって楽しい冒険を送れたのを覚えています。

このセーブタイトルも、時代にそぐわぬメルヘンさがちぐはぐでかわいらしいです。

工場跡にはそれまで以上のギミックが多彩にあり、頭を悩ましながらもこれが冒険だなぁと楽しかった思い出があります。

 

戦え!グランドリオン

力強いですね。

勇者であるカエルが聖剣を手にして魔王に今一度挑もうとする、その決意がよく表れています。

一度折れてしまったグランドリオンと、一度敗北してしまったカエルが再び会して立ち上がるその姿はまさに勇者そのもの。カエルが魔王城へ続く岩窟を切り開くシーンは、クロノトリガー屈指の名シーンと言えるでしょう。

次のタイトル、「決戦!魔王城!!」もストレートな表現で好きです。

 

大地のおきて

原始にてエイラたち人間と、アザーラ率いる恐竜人との最終決戦時のタイトルです。

勝ったものが生き、負けたものは滅びる。これが「大地のおきて」です。人間という立場で色眼鏡をかけてしまうと恐竜人を憎んでしまうのが道理ですが、恐竜人は恐竜人でエイラたちと同じように自分たちが生きるために戦っているんですよね。

手を差し伸べたエイラに対し、「これは大地が決めたことだ!」と自らの死を恐れないアザーラは、敵ながら立派でした……。

ちなみにこれの一つ前、「気がつけば原始」も好きです。それまでの魔王城での緊張がふっとほぐれるような、そんな気がしました。緩急がうまいですね。

 

とけよ封印呼べよ嵐

古代への道をふさがれてしまったクロノたちが、タイムマシン「シルバート」を手にするときのセーブタイトルです。

マールのペンダントにこめられた力で、扉にかかっている封印をとき、その先にあるタイムマシンを 手に入れる……。

めちゃくちゃ胸アツじゃないですか?!?!

めちゃくちゃかっこよくないですか?!?!

だからクロノトリガーはやめられないんだよ!!!!

 

星の夢の終わりに

一番最後のセーブタイトルです。

ラスボスであるラヴォスとの闘いの場は目の前……。

ゲーム中、ゲートを使い様々な時代で多くの出来事を経験しているクロノたちは、星の走馬灯を追っていたのかもしれません。星からのSOSをクロノたちは拾っていたのかもしれません。

そんな星の夢が、ラヴォスを倒すことで終わるのでしょう。

最初のセーブタイトルは「夢見る千年祭」。夢を見ていたのは、クロノたちだけではなく、星も同じで、千年という月日では語れないほどの出会いを見つけさせてくれたのがクロノトリガーでしたね。

 

 

以上、筆者のお気に入りセーブタイトルでした!

 

セーブタイトルだけでここまでの思いが出てくるのですから、お気に入り名言なんてやりだしたらもう止まらないでしょうね!いつかやりたいです!

 

(文・やなぎアキ)

 

※こちら2020年エイプリルフール企画の記事です。よって「お気に入り名言紹介」は恐らくやりません。