超大国デルカダールにその名を轟かす、将軍・軍師のグレイグ&ホメロス!
人は彼らをこう呼んだ、そう!
双頭のワシ!!
通り名ってかっこいい!
いやぁ、通り名ってかっこいいですよね。すごく心が踊ると思います。
○○の××!というフレーズは誰しもが憧れます。○○の××!といえば何でもかっこいいのでは?と思います。
ということで今回は、グレイグ・ホメロスに「双頭のワシ」以外の通り名を考えてあげたいと思います!そして考えた通り名についての評価を頂きたいので、今回はこの方にお越しいただきました!
デルカダール城下町にいたおばさんです!
「私みたいなおばさんでいいのかい?なんだか恥ずかしいねぇ」
ちなみにおばさんはホメロスの大ファンだそうです!では早速通り名を色々考えていきたいと思います!
デルカダールのフォボス(ダイモス)
これは火星の衛星として広く知られているフォボスとダイモスから取っています。どちらもギリシャ神話に出てくる神の名で、二人は兄弟だそうです。どちらも恐怖の神と言われていますが、こういうのは意味よりも語感のカッコよさが重要なので!語感的には『デルカダールのフォボス』がホメロスで、『デルカダールのダイモス』がグレイグかなと思います!
「かっこいいし、悪くはないと思うけどねぇ。それなら普通にふたご座由来のポルックスとカストルでもよかったんじゃないかい?その方がわかりやすいし」
う~~~んそれはたしかに言えてる!
コルシカのデルカダール
これはあれです、『コルシカの兄弟』から取ったやつです。片一方が怪我するともう一方も痛みを感じてしまう、そういう双子の話です。
「なるほどねぇ、要はあの二人はたとえ遠く離れていても固い絆で結ばれているってことだね。でもねぇ、コルシカはたしか島の名前だろ?コルシカのデルカダールって、地名地名じゃないか。イシのナギムナーって言っているのと同じじゃないかい?上手い事言おうと思った結果、穴に落ちちゃっていないかい。二つ目にして既にスランプとはねぇ」
おばさんめっちゃちゃんとしたこと言う。
壮年の強い奴ら
これは、別にめんどくさくなったわけではなくて、要は36歳という年齢に焦点を当てた、非常に秀逸でかっこいい通り名ではないかと。
「めんどくさくなったようにしか思えないけどねぇ。『強い奴』なんて言葉がかっこいいのは、どこぞの格闘ゲームのキャッチコピーでだけなんだよ。ちなみにおばさんの通り名は『下町の春麗』だよ」
地元のゲーセンでめっちゃ恐れられてそうですね。
下町のナポレオン
先ほどのおばさんの通り名に触発されて思いつきました。ナポレオンといえば軍人としてフランス革命の際に活躍し、皇帝にまで上り詰めた人物ですよね。当然軍師としての才能にもあふれていたことでしょうし、彼らにはぴったりじゃないでしょうか。そこに下町とつけることで、われわれ庶民への親しみやすさも出ますし。あ、ちなみにナポレオンはさっき出てきたコルシカ島出身ですよ。
「『いいちこ』って知ってるかい?」
バレました。
う~んもう少し『双頭のワシ』っぽくてもいいかもしれませんね。
乱調の足
「いいちこの飲みすぎじゃないかい」
千鳥足ってことですか?うまいですね!
房総の牡蠣
「今回は『双頭のワシ』以外の通り名を考える企画じゃなかったのかい」
そうですよ!だめですか!房総の牡蠣は!
相当モアイ
あ、おばさんが帰ってしまいました。
さすがにふざけすぎたようです。グレイグだけならまだしも、ホメロスもモアイなんて言ったらそりゃあおばさん怒りますよね。
通り名を考えるのは難しいですね。
今の気持ちを表すのなら
『やっと(う)終わり』
(文・やなぎアキ)