
前回までのあらすじ
とうとう冥王ネルゲルの元へたどり着いた!
始まる決戦!
まさか変身までするとは!
まぁ、すぐ倒すんだけどね!
前回
第九十八話 ネルゲルの最期だぞ!
よーし!ネルゲルを倒したぞー!

ああ、うん、まだ何かね、断末魔をね、言っているね。悪あがきがすぎるねぇ。

そ、それはもう聞いたよ。あれか?前回のあらすじとして前回流したシーンをもう一回流し直す的なやつか?
ご丁寧にありがとう。そうだよな、もう最終回も近いもんな。あ、いやこっちの話。

し、しぶといなこいつ。「を」をそんなに並べることなかなかないぞ。それってやっぱり発音もGU NU WO WO WO WO WOって言ってるのか……?うぉうぉうぉうぉうぉじゃないか、もう。

おっ……。死ぬときは静かなんだな。
じゃあなネルゲル。大したことなかったぜ、お前も。
でもこいつが変身するときに出てきた大きな手はなんだったんだろうな。あれはきっとネルゲルなんかよりももっと悪いやつだと思うんだよな。
でもまぁ、とりあえずネルゲルを倒したからいいか!
むっ?なんだ、辺りの様子が……。

あれ?オレたち冥王の心臓にいたはずだよな?
いつの間にか地上に戻ってきてるぞ。もしかしたら脱出に手間取るかと思ったが、存外簡単に戻ってきたな。

うーん、空に浮かんでいた冥王の心臓もなくなっているし、おそらくはこれで一件落着なようだが。正直ここからどうなるのかよくわからないな。
困った、途方に暮れてしまったぞ。

お!よかった!ホーローのじいさんがいなきゃオレたちなんもわからないんだよ!いつも突然現れるな、じいさんは!
他のアストルティアのみんなはどうなったんだろうな!
おーいじいさーーん!

顔?モガマルがめちゃくちゃびっくりしているこの顔か?これでわかるのは、モガマルがびっくりしているってことだけだけどなぁ。

そうだな。
まぁ、頭上の冥王の心臓もなくなっているし、何よりオレたちが生きて帰ってきているわけだからな。顔がどうとかそういうあれじゃないよ。どう考えてもネルゲルが死んだってことだ。
でも、そうか……。 ネルゲルを倒したってことは、お別れのときなんだな。ホーローのじいさんとも、アストルティアのみんなとも。
長かった、よなぁ……。
次回予告
とうとうネルゲルを倒したモガマルたち。
これで、ブルリア星とアストルティアは元に戻る。
そしてまた、新しい冒険が始まるのだ。
次回、「さらばアストルティアだぞ!」!
モガいてばかりじゃ、大陸制覇できないぜ!
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