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【町・村】どうやって生計立てているんだろうと思う店主たち

ドラクエには武器屋や宿屋など商売をしている人たちがたくさんいる。

もちろん彼らは自分の店の収益で生計を立てているのだろう。

魔物たちがいる世界では、どの店も需要がありそれなりに儲かっていると思われる。

 

 

が、中には、成り立ってる……?というお店もある。

 

 

 

三角谷の宿屋(ドラクエ8)


魔物と人とエルフが手を取り合って暮らしている集落。ここには一通りの施設がそろっている。武器も防具も道具も売っており、宿屋もある。

……宿屋、いる?

他の店はまだわかる。終盤に訪れる場所なだけあって、周りのモンスターたちも強い。武器や防具を使うこともあるだろう、使い古して新調することもあるだろう。

が、宿屋はいるのか?

そこに住んでいる彼らはもちろん宿屋は使わないだろう。宿屋といは外からくる人を泊める施設だ。

しかし三角谷はレティスがいて初めて来られる場所である。よほどのことがない限り普通の人は訪れることができないはず……。

一体、あそこで宿をやっている店主はどういう風に生計を立てているのだろうか。いっても別に魔物だし、なんとかなっているのか。外で魔物を狩ってゴールドを稼いでいるのだろうか。

 

 

ドミールの里の宿屋(ドラクエ9)


険しい山を登った、火山のふもとにあるドミールの里。

道のりが険しいうえに、そもそもこの地方に入るには光の矢というアイテムで竜の門といわれる谷に橋をかけなければいけない。この橋、少なくとも300年はかけられていない。

300年て。

じゃあなんのために宿屋があるのだ。

いつかくる誰かのために、代々受け継いで宿屋を経営しているのだろうか。そう考えるとなかなか涙ぐましい。

里の人たちは多分みんな家族みたいなものだろうし、稼がなくても生きていくくらいのことはできるのかもしれない。

 

 

上記の三角谷もドミールも、そこまでの道のりが険しいだけで、誰かが迷い込まないとも限らない。そういった限られたシチュエーションでは輝くのだろう。彼らは旅人が迷い込めば、快く受け入れてくれる。

 

 

山奥の村の宿屋(ドラクエ4)


理解に苦しむ。

お店屋さんごっごじゃん、もう。

人里離れている点では上二つと同じだが、アクセスはこちらのほうが段違いにいい。が、圧倒的な違いがある。

村の存在を誰にもばれてはいけない、誰も村に入れてはいけない、という暗黙のルールがこの村にはある。それは、勇者を守るためだ。

そんな村で、外界の人のための施設である宿屋がある意味。生計をどうやって立てているのかとかそういう問題じゃない。存在そのものが罪。

この宿屋の店主の行動が、のちの悲劇が起きる要因の一つになったかと思うと……。生計も立てたられないし何をしているんだと。

それならもういっそブランカ城まで行って、そこで宿屋をやっていればよかったじゃないかと。誰が来るわけでもない宿屋の店番を日がな一日してたかと思ったら、外の人を泊めてしまって。あの宿屋が付け入るスキになったといっても過言ではない。

 

 

三つとも宿屋になってしまった。やはり魔物がいる世界であるがゆえ、武器防具、そして道具はそこに住む人も使う可能性がある。

が、宿屋に関しては、訪れる人がいないのであればある意味がない。

のに、ときたまある場所がある。謎である。

たとえば、天馬がないといけない場所にあるザクソンの村(ドラクエ6)なんかは、施設は一切ない。隔絶された台地にあるレティシア(ドラクエ8)には宿屋はなく、休むためには村長の家に泊まる必要がある。外界から隔絶された集落というのはこうあるべきである。

わかるか山奥の村の宿屋の店主よ。

 

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