ドラクエのキャラクターについて、いくつかの観点から読み解いていく!
筆者の超個人的主観によるキャラクター辞典!
第九十九回目はゲルダ!
※全て筆者の主観であり、筆者のプレイスタイルによるものであることをご了承ください
見た目
黒髪を頭頂部付近で結び、赤い革製っぽい露出度高めの服を着ている。鎧的なもの、なのか?ほぼドラクエ7のアイラ。
腕をアームカバーで覆っており、靴も赤のロングブーツ、しかも毛皮の腰巻のようなものを巻いているため、肌が露出している部分は実際はそれほど多くないのだが、見えている部分が大胆。特に太ももがいいですね~。
目が吊り上がっており、口紅も赤く、なかなかきつめの美人。いつも怒ったような顔をしている。背はあまり高くはない。
リメイク版ではCERO:Aの基準が高くなってしまったためか、スパッツのようなものを履くようになってしまった。ゼシカのバニースーツや魔法のビキニも同じような変更がされてしまったので当然といえば当然かもしれない。でもさみしい。
人物
勝ち気でかなりきつい性格。ゼシカよりもさらに近寄りがたく、自己中心的でかなりのツンデレ。狙った獲物は逃さない。ヤンガスと同年代のため、年齢は30歳前後と思われる。
盗賊としてパルミドからやや離れたところに居を構える。ヤンガスとは旧知の仲で、仲が悪いように見えるがなんだかんだでヤンガスのことを好いているように見える。会いに行けば憎まれ口をたたくが、まんざらでもない様子。最終決戦の前には、必ず生きて帰って来いとツンデレを添えて激励してくれる。なお北米版ではクリア後はヤンガスと二人で商売を始めたらしい。よかったね。
ヤンガスと同じ盗賊だが戦いは得意ではないそうで、自慢のしのびばしりで戦いを避けてはお宝をゲットするのが彼女のやり方。麗しの貴婦人号という命の次に大切な船を持っている。
宝石が好きなようで、自身が持っている宝石の本ではヴィーナスの涙のページだけ何回も見返したようになっており、そういうところがなかなかいじらしい。
3DS版で仲間になった際の仲間会話では、なんだかんだ年齢的にも大人なため割と常識的な発言をする。そういうところはヤンガスと一緒である。
ストーリー
孤高の女盗賊ゲルダ。
無法者の町パルミドでも一目置かれる彼女は、同じく盗賊のヤンガスとは古くからの知り合いだ。
ある日彼女は非常に美しい白馬を手に入れる。その馬をいたく気に入った彼女だが、その持ち主はなんとヤンガスの連れだった。返してほしいとお願いしてくる彼らに、彼女はヴィーナスの涙と交換ならと条件を突きつける。
それはかつて、ヤンガスが彼女のために手に入れようとしていた宝石だった。
あの頃は取ってこれなかった宝石を今度は取ってきたヤンガス。そのことに無性にいら立ちを感じたが、約束は約束だ。
なにやら危険な旅をしているらしいヤンガスを特に見送ることもなく、ただなんとなく気には留めて、彼女は今日も椅子に揺られる。
性能
リメイク版で仲間に昇格したゲルダ。加入タイミングは海賊の洞窟攻略後のため、かなりあとのほうになる。
盗賊らしく、素早さが非常に高い。素で覚える呪文は補助系のものばかりだが、案外役に立つ。
武器スキルは扇・短剣・鞭・格闘。固有スキルはアウトロー。
もともとの4人パーティーがかなりバランスがとれているため、出番があるのか?と思われたが、なんとこれがめちゃくちゃ使える。スキルで覚える技が優秀。
アウトロースキルではベホマを覚え、扇スキルではザオリク効果の精霊の舞を覚えるため、素早さを生かして回復役をこなすことができる。
また短剣スキルで覚えるランダム複数回攻撃ができるキラージャグリングがめちゃくちゃ強い。これを覚えるころには剣も装備できるようになっているため、はぐれメタルの剣を装備してのメタル狩りがえぐいほどはかどる。もちろんボス戦でも有効。
そう、リメイク版で追加されたやりこみ要素である追憶のダンジョンで、欠かせないキャラクターなのである。クリアまではオリジナルの4人で戦ったが、追憶のダンジョンではさすがにゲルダをスタメン入りさせた。代わりにヤンガスに抜けてもらった……。
ゼシカといいゲルダといい、ドラクエ8の女性キャラは強すぎる。
その他活躍
少年ヤンガスと不思議のダンジョンにて、幼いヤンガスとともに登場。
こいつら幼馴染だったのか!という衝撃の事実を知る。幼いころは現在よりももう少し態度が柔らかい、心優しい少女だったようだ。
ヤンガスのことはこのときから好いていたようで、健気にもパンを焼いてくれたりする。かわいいねぇ。
総評
ヤンガスとの腐れ縁を鬱陶しく思っている風でも、ツンデレが隠しきれていない愛すべきキャラ。
彼女が到底装備できない怒りの鉄球を持っているところなんて、ほんとにもう素直じゃないんだからと思わざるを得ない。
それにしても、キャプテンクロウとの戦いのときはへっぴり腰だったのに、ふたを開けてみれば最強格ってどういうことなんだ。
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