
前回までのあらすじ
ドゥラ院長がうっかり復活させてしまったクァバルナ。
どれほど強いのかと思いきや、いつもどおりさっくり倒すモガマルたち。
で、院長はどこ?
前回
第九十話 最後のキーエンブレムだぞ!
見た目はめちゃくちゃに怖かったけど、クァバルナってやつも大したことなかったな!
さーて、戻ってチリたちに報告だ。

あ、院長!お前どこに隠れていたんだよ!全然見かけなかったぞ!
あんだけ啖呵切っておいて、結局ビビッて隠れていただけなんじゃないか?
オレたちがいたからよかったものをよぉ。

そうだぞ!最初っからオレたちに任せておけばよかったんだよ。ブルリア星で起きたことは、ブルリア星の冒険王であるオレたちが全部解決してきてやるからよ!

おお、王子も来ていたのか。ほら、お前の弟ちゃんを助けてやったぞ。
にしても君ら、あんまり似てないなぁ。本当に双子?二卵性ってやつ?

チリも来ていたのか。
院長のしりぬぐいまでしてやって、オレたちって本当に親切~。
ところで王子、やっぱり王族なわけだし特別なご褒美があったりするんじゃないのかい?いや別に催促しているわけじゃないんだけどね?

来たー!キーエンブレム来たぞー!なんで国を救ったご褒美がキーエンブレムなのかは最後までよくわからなかったけど、キーエンブレムだー!
し、しかもこの色は!

金色ーー!最後のキーエンブレムにふさわしい!
正直ここまで集めてきたキーエンブレムが何色だったかとかはすっかり忘れてしまったけど、この金色の輝きだけは忘れないようにするぜ。あと院長の失態も。

ホーローのじいさんに言われていたキーエンブレム収集、これでラストだ!
いよいよ決戦のときが近いって感じだな。
思えばここまで長かった。やっとの思いで5個集めたと思ったら、あと5個集めろと言われたときにはどうしようかと思ったぜ。でもこの旅ももう少しで終わりだ!

え?こいつ反省してない?まだやらかそうとしてる?躍起になってそんなものを追い求めるから、今回クァバルナとかいう顔が怖いやつを復活させる羽目になったんだろうが。
ちょっとモガマル、言ってやってくれよ。

うーんこの圧倒的安心感。
モガマルに問題ないぞと言われるだけで安心しちゃうね、オレなら。
だから院長も安心したほうがいいぞ。
アストルティアの大陸がブルリア星に飛んできたのは、ネルゲルのせいなんだ。

そう!つまりオレたちがネルゲルを倒しちまえば、こっちにワープしてきた大陸も人々も、みんな元に戻れるって寸法さ!
だから院長はもう余計なことはせず、黙っていればいいんだ。いいか、絶対に余計なことをするなよ。
次回予告
最後のキーエンブレムをゲットしたモガマルたち。
いよいよ冥王の心臓に行ける。
こうして院長たちに別れを告げる、と思いきや?
次回、「兄弟仲良くするんだぞ!」!
モガいてばかりじゃ、大陸制覇できないぜ!
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