前回までのあらすじ
最後のキーエンブレムを求めてドワチャッカ王国にやってきたモガマルたち。
そこでは天魔クァルナバが復活しており、それを倒すとドゥラ院長が息巻いて出ていってしまった！
王家の跡取り争いとかなんだかめんどくさいことも関係しているけど、とりあえず助太刀しに行くかぁ。
前回
第八十九話 クァバルナ登場だぞ！
まーったく世話が焼けるやつだぜ。
全然追い付けやしないぞ。
お、何やら人影が見えてきたな。おーい、院長～。
ギャアアアアアアアア！！
全然人じゃない！でかい！こわい！何この見た目の魔物！初めて見た！魔物のオレでもこわい！さすがに派手すぎる！
か、カタコトなのも怖い。
バサグランテとかアラグネはまだ元の生き物がわかったけど、こいつ、なに……？鳥？怖すぎるだろ。派手すぎるだろ。異性への求愛のための派手さ？そういうことなの？アピールなの？これのメスがいるってこと？それともこいつがメスなの？
ひえっ、いきなり大声出すなよ。
それにしても本当に封印されてるやつ多すぎるだろ。よほど優秀な封印師がいたんだろうな、アストルティアには。魔封波とか流行ってたんだろうか。
大体みんな同じようなことを言うな。
封印されていたメンバーでバトルロワイヤルをやったら誰が勝つか試したいところだぜ。
まぁ、結局はここまで全員ワンパンで倒してきたモガマルがナンバーワンだけどな。
そしてお前もまた、今ここで散る！
……てか院長どこ行った？
うおおお、戦闘が始まったらそれはそれで迫力だな！
でかくて怖い！シンプルに顔も怖い！
でもあれだな、取ってるポーズは、まるで赤子をそっと抱きかかえているかのように優しく慈愛に満ちているな。
よし！モガマル、一撃でいけ！
ふぅ～、すぐだったな。
なんだか不穏なことを言っているが、後始末は院長やチリに任せよう。
で、院長はどこだ？
しかばね状態もなんだか怖いなこいつ……。
あ、まだ起きてた。
なぜだっていうとそうだな、ブルリア星に来たタイミングで復活しちまったことがお前の敗因かな。
断末魔は普通だな。
登場時あんなに雄たけびを上げていたのに。断末魔「ぐふっ」ってやつ多いよな。もっとぎえーとか叫べばいいのに。
さすがモガマルだ！
全然大したことなかったな。こんなことなら院長たちがもめている間にさっさと倒しに来ちゃえばよかったぜ。
で、院長は本当にどこなんだ？
次回予告
クァバルナを倒したモガマルたち。
これでドワチャッカも安心だ。
そしてとうとう、旅の終わりも近い。
次回、「最後のキーエンブレムだぞ！」！
モガいてばかりじゃ、大陸制覇できないぜ！
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