ドラクエのキャラクターについて、いくつかの観点から読み解いていく!
筆者の超個人的主観によるキャラクター辞典!
第九十三回目はかぜのせいれい!
※全て筆者の主観であり、筆者のプレイスタイルによるものであることをご了承ください
見た目
豊かで長い緑に、これまた緑のビキニのような衣装を身にまとっている。
PS版のドット絵を見るとどっちかというとムチムチ寄りで、ナイスバディである。先に紹介したほのおのせいれいやだいちのせいれいに比べれば人間に近い姿をしており、大きくなければ緑髪のかわいいお姉さんである。リファ族の神殿にある彼女の像からはあまりイメージがつかない。
リメイク版ではややデザインが変わっており、耳がエルフのようにとがっていたり、髪の毛が髪というより羽毛のようになっていたり、いかにも浮いてまっせというポージングをしていたりと、より人外っぽくなった。ムチムチ感も減った。
どっちの姿のほうが好みかアンケートをとりたい。
私は断然PS版。ドットの良さがこれでもかと出ている。ドラクエ7の中で一番気に入っているキャラデザと言っても過言ではない。
人物
ほのおのせいれいもだいちのせいれいも、神に近しい存在として威厳あるオーラを放っていたが、彼女に関しては明らかに異質。
まずもう言葉遣いからして俗っぽい。言動も俗っぽい。いうなればギャルである。ドラクエのギャルといえば9のサンディだが、いやいや待ってくれかぜのせいれいがいるではないか、と言いたくなるほどプレイ時はびっくり仰天した。
どうやら男好きらしい。協力を求めると、イイ男を五年分寄越せなどと言う。あんたたちの時間感覚で五年分は少なすぎるのでは?と思わなくもないが。
そんなめんどくさい性格のため、リファ族である、始祖の村の族長からは苦手だと言われている。あんたも相当めんどくさい性格ですけど。というか、聖風の谷の人たちは癖が多い。
アイラによると彼女は風というより竜巻らしい。
一応オルゴ・デミーラと対峙したときには、精霊らしい威厳を見せてくれる。この時のドットもいいよね。
彼女がくれる風のアミュレットの効果は素早さ+50。これはかなりありがたい。使うとバギマの効果。さすがに終盤にこの効果はいただけないが、素早さが50上がるだけでも十分である。
ストーリー
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風と共に生きる種族、リファ族はいつのころからか翼を失ってしまった。しかし、ある日族長の背に翼がはえてしまった。ほどなくして聖風の谷の大陸が魔王の手によって闇に閉ざされてしまう。
これをなんとかするには大陸に眠る精霊の力を借りなければならない。主人公たちは族長とともに、なんか癖の強い始祖の村長の協力を得て、なんか癖の強いモンスターを倒し、ようやく精霊を目覚めさせることに成功する。
だけど、なんか、この精霊……大丈夫か?
性能
他の精霊と同じで裏ボスとして戦いを挑んでくる。
風をつかさどるだけあって、使う技はバギクロス、しんくうは、かまいたち。さらにおいかぜも使ってくる。
そして何より素早さが高い。なんとメタルキングより素早い。軽い態度だが、精霊は伊達ではない。バギクロスやしんくうはは案外バカにできないダメージ量なので、一人一人が大して強くないからと言って油断していると、彼女の素早さに翻弄されるかもしれない。HPは四人の中で一番低いので、さっさと倒してしまうのがいい。これでみかわし率が高かったりしたら相当嫌な敵だっただろう。それにしてもいいドットだ。
その他の評価
いいドットだ。いいドットなんだよなぁ。もうそれに尽きる。
ドラクエウォークでは聖風装備として、彼女をモチーフにした装備品が登場したが、こちらはリメイク版のデザインがモデル。それはそれで可愛い。
星ドラに登場した際には、なぜか肌の色が緑になっている。ウィキッドか?
総評
強烈な見た目に強烈なキャラ付け、精霊たちにも色々といるものである。
ほのおやだいちまでは、威厳も感じられたものだが。それでも決めるところではびしっと決める。そんな彼女が好きだ。
風と言えば、FF4の四天王・風のバルバリシアも露出が多くて髪が長かったなぁ……。
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