ドラクエのキャラクターについて、いくつかの観点から読み解いていく!
筆者の超個人的主観によるキャラクター辞典!
第九十一回目はほのおのせいれい!
※全て筆者の主観であり、筆者のプレイスタイルによるものであることをご了承ください
見た目
ごうごうと燃えた炎が逆立った髪の毛のようになっており、体からもところどころ炎が出ている。
筋骨隆々の体で、腕を組んで仁王立ちのようなポーズで登場する。
精霊というだけあって、異質なオーラを放っている。
かっこいい。精霊たちのイケメン枠である。
主人公たちの4倍くらいの身長がある。
人物
神に仕える四精霊のうち、炎をつかさどる精霊。
炎の山で眠っており、エンゴウの人々からは炎の神とあがめられている。エンゴウは火山が噴火して滅びてしまう運命だったが、その際は炎の神の怒りによる噴火だと思われてしまった模様。とばっちり。
好戦的な性格で、力を持つものが大好き。デュランみたいなやつ。見た目もちょっと似てる。神に仕え、人間にもあがめられる存在だが、だからといって人間に協力的なわけではない模様。ま、神的な存在なんてみんなそんなもんだ。
魔王の力には及ばず、大陸封印を解くことまではできないが、多少か対抗することはできる。さすが精霊。
彼がくれる炎のアミュレットは力が25もあがる。好戦的で力を好む彼ならでは。
ストーリー
神は精霊と人を生み出した。
精霊は人よりも強い存在としたが、人間には代わりに無限の可能性を与えた。
精霊は神と魔王の戦いにて、神と共に戦ったが、魔王には到底歯が立たなかった。こうして彼らは、それぞれのゆかりの地で長き眠りにつく。
そして、長き時を経て、炎の精霊は人間の手によって起こされた。
魔王が復活し世界に危機が迫っているという。
神でも勝てなかった魔王に人間が勝てるのか。
しかし、神が与えた無限の可能性、それがあればあるいは。
炎の精霊はダーマ神殿で、他の精霊の目覚めを待つことにした。
性能
主人公たちの実力を試すために戦いを挑んでくる。
名前の通り炎系の技を色々と使うことができる。メラゾーマ、マグマ、ひばしら、はげしいほのおとなかなかの実力。一回行動なのでそこまで脅威ではないが、精霊の名は伊達ではない。
間違いなく前衛タイプ。それも攻撃特化だ。
ダーマ神殿で転職することができれば、ぜひゴッドハンドを目指してもらいたい。
彼とは二回戦うことができるのだが、二回目は他の精霊たちと一緒に登場するためHPが低くなってしまっている。攻撃手段も大して変わらないため、その時点ではかなり弱く感じるだろう。精霊は人より強いと言うが、無限の可能性の前にはひれ伏すしかないのだ。
その他の活躍
漫画版ではほのおのせいれいの加護を受けたグレンというオリジナルキャラが存在する。そのため、ほのおのせいれいのアザもデザインされている。なかなかかっこいい。
ところでエスタード島以外全ての大陸がなくなっていた最初の世界では、水の精霊以外は一体どうなっていたのだろうか。永遠に目覚めることのない眠りについたようなものなのか。
総評
精霊の実際に会って助けを乞うという展開は、当時とてもわくわくしたものだ。
腕試しを求められた時は、「他の3人とも戦わないといけないのか~!」とおびえたが、全然そんなことはなかった。結果的に彼の好戦的な性格が目立つこととなってそれはいい作りだな、と今になって感じる。
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