ドラクエのキャラクターについて、いくつかの観点から読み解いていく!
筆者の超個人的主観によるキャラクター辞典!
第八十九回目は海底王!
※全て筆者の主観であり、筆者のプレイスタイルによるものであることをご了承ください
見た目
地上にいるときは、世を忍ぶ仮の姿として普通の老人の姿をしている。なんなら汚らしいらしい。
海底にいるときはかいがらぼうしをかぶった小さいおじいさんの姿をしている。メダル王となんだか通ずるものがある。
リメイク版でもほぼ同じようなグラフィックだが、小ささに磨きがかかっている。あとすごく丸い。
なんなら地上の老人の姿の時のほうが威厳を感じるまである。
人物
海に生きる者であれば姿を変えたり命を与えたりできる海底の王様。
こう聞くとものすごい力を持っているように聞こえるが、本人的には大した力ではないそう。
その力を使ってアニエスを人魚にし、さらに永遠の命を与えた。人間の世界に首を突っ込むことはしてはいけないのだが、アニエスのシャークアイへの強い思いに呼ばれたそうだ。人魚から人間に戻すことはできないが、一年に一度であれば人間に戻れるようにしてやったりと、優しい王様。
いや、優しいのだろうか。シャークアイに会いたい、何百年も眠り続ける彼の目覚めを待ちたいというアニエスの強い願いを叶えてあげているのは間違いない。
が、実際にシャークアイが目覚めたとしても、彼女は人間に戻れるわけではない。一年に一回だけ人間に戻るだけで、そのまま永遠の時を生きるのだ。
アニエス本人が納得し、シャークアイにとっても愛する妻と再会できたことはこの上なく嬉しいだろうが、その後のことを考えると海底王のしたことが本当に正しかったのか……。部外者がどうこう言っても仕方ないのだが。
恋人に裏切られ海に身を投げた女性を助けたりと、優しいことには違いない。でもそういった方たちを一々助けているのだろうか……すごい数になりそうだが。
海底王の家に行くための渦は、彼が寝ているときに発生するらしい。が、あるときから常に渦が発生している。本人はとても忙しそうにしているが、居眠りもかなり多いようだ。
ストーリー
人物の項でほぼ全部言っているので、まじで書くことがない。
性能
本人的には大した力を持っていないそうだが、海の生き物の命であればほぼいかようにでもできるであろう力はぶっちゃけ強すぎる。
本人には大した戦闘力はないかもしれないが、海の生き物に協力してもらって強力な軍を作ることはいとも簡単だろう。
軍事侵略のためにそんなことをするのではなく、海の平和を守るためという大義名分があれば海の生き物も喜んで手を貸すのではなかろうか。
海限定ではある、しかし海であれば最強の魔物ハンターである。
あんまり敵には回したくない。
その他の活躍
後半に登場する且つ、アニエスを人魚に変えたくらいしか役割がないため、若干影が薄い。水の精霊と密接な関係がありそうだが、そういうわけでもないのだろうか。
7は他作品に比べて早々に船を手に入れられ、海上を旅する時間も長いため、もうちょっと役割があってもよかったかなぁと思う。
総評
ドラクエ7はキャラクターが本当に多い!
一人一人が結構重要な役割を担っているのに、出番が少なくてもったいない!
海底王なんてまさにそれ!
しかし、6のいるんだかいないんだか、その割には不思議な洞窟の重要ヒントを持っているポセイドン王よりは、わかりやすい場所にいるしましである。
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