先日、ラダトーム王が最初にくれる120Gが他作品でももらえたら何が買えるのかという記事を書いた。
結果、やっぱり120Gじゃ足りないという結論に至った。
そのとき、ドラクエ4だけ飛ばしたのでそちらもしっかり考えてみる。
一章王宮の戦士たち
ライアンの初期装備はどうのつるぎとかわのよろい、最初に持っているゴールドは50G程度。バトランドの兵士たちってあまり待遇よくないのかな。
ここで120G持っているとなんと、きのぼうしがちょうど買える!これはあり!一章で手に入る最強のかぶとがきのぼうしなのである。他の装備は拾ったりで十分なので、ここで一気に120G使ってしまおう。
かつてないほど120Gが役に立っている。
二章おてんば姫の冒険
初期装備は、アリーナがきぬのローブ。クリフトがこんぼう、たびびとのふく。ブライはひのきのぼう、ぬののふく。貧弱なため、ぜひ120Gで装備を整えたい。ところだが、最初の所持金が100Gである。さすが王族なだけあって、いきなり脱走したわりにはそこそこお金を持っている。そしてこの100Gでは到底3人の装備は揃えられない。ここからたかだか20G増えただけでは何もできない気もする。どうのつるぎが100Gで買えるのでおすすめだが、別に元々の所持金でも買える。
やっぱり120Gって微妙なんだよなぁ。
三章武器屋トルネコ
トルネコの初期装備はぬののふく。所持金は0。
が、別に初期装備がどうでも関係ない。
トルネコの場合いくらでもお金を稼げる手段があるからだ。もちろん最初から120Gもあればそれだけ早くにフィールドに出られるが、あのバイトけっこう楽しいから何回かやりたいし。
一応100Gのどうのつるぎを買えるのでその点はうれしい。
四章モンバーバラの姉妹
初期装備はマーニャはおどりこのふく。ミネアがどうのつるぎ、きぬのローブ。所持金は劇場のオーナーからもらえる100G。またしても所持金100G。要はこれが、120Gになるわけだが……。20G増えたからなんだというのか、となるかもしれない。
が、大抵の場合マーニャの踊り子の服を300Gで売って旅支度を整えると思うので、つまりは420G。作品によってはちょうどブーメランが買える金額だし、4では350G(ただし4のブーメランは全体攻撃ではない、リメイクだとクロスボウになっている)。ブーメランを買っても70Gおつりがくるので、旅人の服をマーニャに着せることができる。
たかが20G、されど20G。ブーメラン(クロスボウ)とたびびとのふくで一気に旅支度はOKだ。120G、大活躍。
五章導かれしものたち
勇者の初期装備はどうのつるぎ、ぬののふく、かわのぼうし。さらに木こりの家でかわのよろいと50Gが手に入る。そこに120Gを足して170G。ブランカの城下町には180Gでうろこの盾を売っているので、残りの10Gを適当にためてこれを買うのが一番正解な気がする。勇者はホイミをすぐ覚えるので、やくそうもたくさんひつようなわけではないし、これで最初の所持金を使い切ってかまわないだろう。
う~ん賢い買い物。120Gがなきゃこうはいかない。
全五章を見てきて、ドラクエ4が一番最初の120Gを活用できるという結論に至った。二章だけはどうしてもうまく使いこなせなかったが、他はいずれも有用に使え、一・四・五は120Gのおかげで旅立ちがより万全なものになったと言える。
他のナンバリング作品ではいまいち120Gの力を感じなかったが、真に120Gが輝ける場は4だったのかもしれない。
ラダトーム王!ここならみんなに感謝されますぞ!
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