
HD-2D版ドラクエ3のネタバレを含みます。
いや~まさかガイアのハンマーがここで出てくるとは。
HD-2D版ドラクエ3は色々と追加要素がありましたが、これはなかなかにやりとさせられましたね。
のちにロトの剣となる王者の剣。これはもともとジパングに住んでいたというマイラの鍛冶屋に、オリハルコンを渡すことで作ってもらえます。
ここにHD-2D版ドラクエ3ではもう一つ必要なものがあります。
それがガイアのハンマーです。
これは件のマイラの鍛冶屋の家に代々伝わってきた家宝で、ジパングから持ってくる必要があります。
ここで11既プレイのプレイヤーはニヤッとするわけですよね。
11の勇者たちが勇者の剣を打つときに使ったハンマーこそが、ガイアのハンマーだからです。そして勇者の剣を打った場所が、ホムラの里の近くにある伝説の鍛冶場です。
ホムラの里は、BGMがジパングと同じでした。11とロトシリーズはつながっているため、ホムラがジパングになった可能性は高いです。
つまり勇者たちが勇者の剣を打って世界に平和を取り戻したあと、ガイアのハンマーはホムラの里に収められ、いつしかホムラはジパングになったと。そういう考察ができます。
これはいい!もしかしてこういうことじゃない!?と考察できる余地があるの、とてもいいです。
でもちょっと待ってください。
ガイアのハンマーって元々サマディーの国宝ですよね?
サマディーに返すっていう選択はしなかったんだ笑
これに気づいたときめちゃくちゃ面白かったです。
たしかにサマディー王からハンマーをもらった時点で、それをどうするかは勇者の自由です。サマディー王も完全にあげたものだと思っているでしょう。
時を遡る前はきちんと国宝を譲り受ける形で受け取っていますが、遡った後なんてウマレースの賞品になっていますからね。というか、遡る前もあわや売られてしまう寸前みたいなものでしたし。そりゃ返す義理もないでしょう。
それでもなんだかじわじわ来るものがあります。
ずっと勇者が管理しているならともかく、いやせめて勇者と縁のあるデルカダール(グレイグも鍛冶好きだと思うし)が管理するならまだわかります。
それがホムラの里に譲ったというのが面白いです。元々はサマディーの国宝なのに。役目を終えたから、サマディーに返そうとはならなかったんですね。
しかしサマディー王の所業を考えれば、あそこに返したくなかった勇者の気持ちもわかります。
息子の誕生日を豪勢にやるための費用を捻出するために、国宝を次々とお金に変える王です。
ガイアのハンマーを返したところで、絶対また商人に売り飛ばすかウマレースの賞品にします。そうなると、今度こそハンマーの行方がわからなくなるでしょう。
それならば他国との交渉がそこまで多くないであろうホムラに預けておいた方が、いつか必要になったときにすぐに所在がわかります。しかもホムラは鍛冶に明るい国なので、ハンマーの価値もちゃんとわかってくれるでしょう。そもそもなんでサマディーなんかにハンマーがあるんだよ、まさしく宝の持ち腐れ。
結果として、勇者の思惑は大正解でした。
悠久の時を超え、再び勇者のための剣をガイアのハンマーは打てたのです。
ちゃんとハンマーを受け継いでくれてありがとう、ジパングの鍛冶屋……。
それにしても、仮にサマディーに返して、王が心を入れ替えてそのまま国宝として持ち続けていたら、イシスあたりにあったことになるのでしょうか?
11の世界と3の世界はあまり似ていませんが、こういうちょっとしたところでつながりを感じられるとワクワクドキドキしますね。
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