※HD-2D版ドラクエ3のストーリーのネタバレは含みません。
HD-2D版ドラクエ3で追加された要素、モンスターバトルロード。
各地にいるはぐれモンスターを保護し、パーティーを組んで連戦を勝ち抜いていき、豪華景品をもらうやつだ。
はぐれモンスターは町の中ダンジョンの中、そして世界中にあるひみつの場所とどこにでもいる。わかりやすくたたずんでいる場合もあれば、ちょっと見えづらいところにいたり、人間に化けていたりと様々。見つけられる時間帯が限定されているモンスターもけっこういる。昼と夜、だけならまだしも、夕方なんていう狭間の時間のみ出現するモンスターもいる。
そしてそれらを保護するときのやり方も様々。
一番簡単なのは近づけば保護できるパターン。見つけさえすればそれでOK。
次に簡単なのは人間に化けているパターン。これは旅の途中で手に入るラーの鏡さえあれば話しかけるだけで保護できるのでいい。ここまでの道中で、あきらかに変な人間いたな……というのを覚えてさえいればOKだ。
次に簡単なのは姿を消さないと保護できないモンスター。姿に気づかれると逃げられてしまうので、きえさり草かレムオルで姿を消す必要がある。魔法使いか賢者がいればレムオルを覚えるし、そうでなくてもきえさり草はランシールなどで購入できるのでなんとかなる。一回目は多分逃げられてしまうが。
ここからは個人的にかなり苦戦したのだが、まずは人間の匂いに気づかれて逃げてしまうパターン。
これはにおいぶくろを使う必要があるのだが、それ自体は別に大変ではない。大体ふくろのなかに入っている。
問題はその効果。においぶくろを使うと、魔物の出現率が上がってしまう。そしてこの効果、地味に長い!正直こんなに長いと思わなかった!歩き回らないと効果切れないのはわかっていたが、相当歩かないとだめだ!使ったことのないアイテムだったので、そんな仕様とは思わなかった……。この仕様が非常に厄介!
においぶくろを使わなけれないけないモンスターがダンジョン内にいるともう大変だ。なぜダンジョン内でわざわざにおいぶくろを使わなければいけないのか。わざわざエンカウント率を上げる行為をする羽目になるとは。初めて挑むダンジョンでエンカウント率を上げるとかしたことないよ。めちゃくちゃ魔物出てくるんだよ。
じゃあ攻略したあとに保護すればいいじゃんとも思ったが、攻略した後にもう一回潜るのはめんどくさい……入口にいるとかならいいのだが。
じゃあ保護したあと一旦外出て魔物が弱いところで歩いて効果がなくなるのを待てばいいのではとも思ったが、いや結局二回ダンジョン入らなきゃいけないんだからめんどくさいのである。
そんなわけで、たとえ地球のへそであってもにおいぶくろを使ってエンカウント率を上げてずんどこ奥に進んでいったのであった。一人で潜るダンジョンでそれはずるいよ~。
最後に紹介するのは、こちらの足音に気づいて逃げてしまうパターン。
彼らを保護するにはこちらの足音を消してやる必要がある。そう、盗賊が覚える「しのびあし」が必要なのだ。
いや盗賊いない~!パーティーに盗賊いない~!
これが長らく問題だった。しのびあしを覚えるのは盗賊のみ。元々パーティーに盗賊がいれば問題ないだろう。そうでなくても、パーティーに新しく盗賊を入れればそれでいい。しかし、しのびあしを覚えるのはレベル17。
まぁまぁ高い~!
中盤以降であれば別になんてことないレベルなのだが、メインの仲間一枠潰してレベル17になるまで盗賊を入れる……これはなかなか判断できない。
なんせしのびあしが必要であるのを見せつけられるのはロマリアである。はぐれモンスターの存在を知ったすぐあとで出てくるのが、しのびあしが必要なアルミラージだ。ここで「え……盗賊必要なんだ……」と少々面食らった。ロマリアに着くくらいのレベルだとまだ10もいっていない。そこに、パーティーにはいない盗賊、しかもレベル17が必要なのはなかなか難易度が高い。
しのびあしが必要なモンスターについては一旦諦める、これが私が出した結論だった。
というかレムオルでなんとかなってくれよこいつらは。
ところで、ここまで散々モンスターの保護が大変だった話をしてきたが、恐らくまったく大変じゃなかった人もいることだろう。
そう、パーティーに新しい職業まもの使いがいた場合である。
魔物のエキスパートである彼らがパーティーにいる場合、ラーの鏡以外の条件を無に帰すことができる。つまりはぐれモンスターが逃げなくなるのだ。
きえさり草もにおいぶくろもしのびあしもいらない。
べ、便利すぎる~!!
同じく今作をプレイした知り合いは「そんなに大変なんだ。最初からまもの使い入れていたから知らなかった」と言っていた。私は「まもの使い入れているとそんなに楽なのか……」と驚いた。
そんなわけで、もうクリアはしたが残っているモンスターを集めることにした。
なるほどしのびあしを覚えずともまものつかいがいればよいのか、と学習したのでまもの使いをルイーダの酒場に登録して連れて行く。
そこで思い知る。
いや、まもの使いがいるとモンスター集めめちゃくちゃ楽だな!?
あまりにも楽勝だな!
これはまもの使いいてこそだな!?
ちなみにまもの使いの覚えるビーストモードってやつが強いらしいですね。
次回はまもの使いを連れて旅をスタートしたい。
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