前回までのあらすじ
キーエンブレムを探していたモガマルたちはオーガのマイユに出会う。
マイユによると今、強い者たちが行方不明になっているとか。
そうなってくるとモガマルたちも危ない!
前回
第六十話 呪術師マリーンだぞ!
マイユの婚約者で国の英雄でもあるアロルドって人も行方不明になってしまったのか……。
どうやら力づくでさらわれているわけでもないみたいだが、そもそもなんで強いやつばかり狙ってさらっているんだろうな?
まずはそこの調査から始めた方が良さそうか?
いや原因わかってるんかい。
この間のイッドのときもそうだったが、犯人がすぐわかりすぎる。犯人たちは別にばれてもかまわないという気持ちで活動しているのか?
まぁ今回の件は強くてもさらわれているやつが多いし、バレたとて問題ないんだろうけども。
強いやつを操って最強の軍団を?安易だな~。
でもなんでまたそんなことを。倒したい相手でもいたりするのか?
安易だな~~~。
世界の帝王て。どこぞのニセ太后かよ。
というか、それだとネルゲルもマリーンが倒さなきゃいけないことになるよなぁ?いくら強いやつを集めて軍団を作っても、ネルゲルに勝てるかぁ?
というかそいつ、もしかしてアストルティアからブルリア星に飛んできちゃったことにも気づいていないんじゃないか?自分がなりたかった世界の帝王はこの星のじゃな~い!とかなりそうだな。
なるほどねぇ。まぁ猛者がいたところで、どうせマリーンにさらわれるんだろうしなぁ。というかマイユは強くないのか?見たところ結構強そうに見えるんだが。まだまだ修行中の身か?
まぁそうだな。操るってことは、助けに行こうにもその猛者たちが襲い掛かってくるかもしれないわけだしな。
八方塞がり、オーガたちはこのまま滅びの一途を辿るしかない……と。
だがオレたちが来たからには安心しろぉ!
そういうわけだぁ!
ところでマイユ、キーエンブレムってやつを持っていたりしないか?それがあるかないかでだいぶモチベーションが変わってくるんだが。
やっぱり持ってるんだな!キーエンブレムを持っているってことは、マイユもきっといいところの出なんだろうな。
オレたちはそのキーエンブレムを集めているんだ!
そういうことだ!見返りを求めているわけでは決してないんだが、オレたちにもやむにやまれぬ事情があってな。主にはホーローのじいさんのせいだけど。
お!いいんだな!というか今更だけどキーエンブレムって人にあげていいものなんだな。ほんとになんなんだ、キーエンブレムって。
よし、これで上手くいけばキーエンブレムは7つになるな!
おうまかせておけ!まぁどうせモガマルが一人で全部なんとかしちゃうんだろうけどな!
マリーンが何をしようが、モガマルにはかなわないぜ!
行くぜー!!
……場所まで割れてるんだな、マリーン。いくら何でも杜撰すぎないか?
次回予告
オーガの猛者たちを助けるため、マイユと共にマリーンのアジトへ乗り込んだモガマルたち。
果たして戦いの行く末は!
次回、「マリーンを倒すぞ!」!
モガいてばかりじゃ、大陸制覇できないぜ!
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