前回までのあらすじ
イッドを倒してフォステイルの国を救ったモガマルたち。
無事6つ目のキーエンブレムをゲットした。
残るキーエンブレムは4つ。
今日もモガマルは冒険をする。
前回
第五十八話 マイユ登場だぞ!
フォステイルからキーエンブレムをもらえたし、七つ目のキーエンブレムを探したいけど……一体どこに行けばいいんだろうなぁ。
見覚えのないところにつけば大体そこにありそうな気もするんだが。
早速見覚えのない場所~~!
さすがモガマル、冒険王。見覚えのない場所への嗅覚が半端ない。
しかし、なんだか不思議な形状の建物だな。建物なのか……?
どうやらそのようだな。ゴールドを賭けてモンスターを戦わせる施設……ともなんだか違うみたいだし。なんのための闘技場なんだ?
ブルリア星の闘技場ももうちょっとこう、な、違うもんな。どう違うかって言われるとちょっと困っちゃうのだが、違うもんな。
こう、もっと現代的というか、なんというか。
そういうわけだな!
ブルリア星の冒険王であるモガマルが、見たことのないものだというんだから間違いない!オレたちはブルリア星のことは熟知しているからな!
賢い!冴えてる!さすがモガマル!
まぁキーエンブレムもいい加減7つ目なんだし、なんとなく法則がわかるよな!
ここであとは、ブルリア星では見ないタイプの人が現れれば完璧なんだが……。
で、出たーーーー!!ブルリア星では見たことないタイプの人ーーー!!
テンポがいい!さすが7つ目ともなるとテンポがいい!
ほら、モガマル!これはフォステイルとか団長とかそういう系の、キーエンブレムをくれるタイプの人だよ!
どことなく顔つきも高貴だし、えらい人に違いないぞ!
ほらすごい礼儀正しいし!
ダストンとは大違いだな。マイユっていうんだな。
オレはスラッピ、こいつはモガマル。この星の冒険王だ!
おう!何か困りごとがあるのなら解決してやりたいな~。そしたらきっとキーエンブレムくれるんだろうなぁ。早くネルゲル倒しに行きたいぜ。
おっ!やはりわかりますか!
どうですか、モガマルがこの国を救う未来が見えたとかそういうやつ、ないっすか!なんでもしますぜマイユさん!
んン!?歓迎されてない!?
なんか話が変わってきたな?あれ?いつもなら「こんな大変なことがあるの!助けてほしい!」みたいなパターンに入るのに。なんならちょっと出てけって思ってるよね??
次回予告
謎の女性マイユはモガマルたちに警告してきた。
なんでも今、行方不明事件が起きているらしい。
そしてその行方不明になってしまう人の条件とは……。
次回、「オーガが行方不明だぞ!」!
モガいてばかりじゃ、大陸制覇できないぜ!
(文・やなぎアキ)
関連記事