昨日、Twitterで「#これだけで何のゲームか分かってしまう」というハッシュタグがトレンド入りしていました。
見てみると皆さん色々なゲームについてツイートしていました。
画像付きのものもあれば文字情報だけのものも。
それならばドラクエで考えてみようと思い至ったわけです。
「これだけで」と言われているので、なるべく最小限の情報で行きたいですね。
あとは、他のゲームにも当てはまるなというのも避けたいです。
どれがどの作品のことなのか考えてみてください。すべてナンバリング作品です。
ちなみに一作品につき複数ある場合もあります。
1. 遊んでくれてありがと。つまらなかったわ、じゃあね
2. こんぼう返せぇ!けえこぎ返せぇ!
3. ゆうべはおたのしみでしたね。
4. ボス前のイベントで覚えるせいけんづきが完全に罠
5. 洞窟を抜けたと思ったらブリザード4体
6. やっ、クラウド戻ったか!
7. 装備できないのにはねぼうしを最後まで持っておきがち
8. ○○は自分のお色気に気づき始めた!※わざと名前を伏せています
9. 勇者とは、最後まで決して諦めないもののことです
10. 10周年を迎えたドラクエ初のMMORPG
11. 旅のおともがガングロの妖精(ネイルアーティスト検定にも合格している)
12. スライムナイト・ゴーレム・オークキング・アンクルホーン
13. 絶対負けイベだと勘違いする山賊戦
14. あなたはエッチですね。わたしにはわかります
答え
1. 遊んでくれてありがと。つまらなかったわ、じゃあね
ドラクエ7。
冒険の本当に最初に、マリベルというキャラクターを決定づけた有名なセリフですね。
強引に主人公たちについてきたくせに、こんなことを言われてはたまったものではありません。
このセリフのせいでマリベルにいやな印象を持った人も多いでしょう。しかし彼女も可愛いところがあると徐々にわかってくるので、今となってはこのセリフも味わい深いものがあります。
2. こんぼう返せぇ!けえこぎ返せぇ!
ドラクエ3。
4コマネタです。
ノルドの洞窟にある宝箱に入っているのがこんぼうとけいこぎなのですが、それを意気揚々と取った勇者たち。その悲しみを、壁を壊す際の気合に変えてノルドさんが叫ぶというネタです。
4コマを知らない人にはなじみがないかもしれませんが、いまだにドラクエの動画などでけいこぎが出てくると、このコメントを見かけます。
印象深い4コマはいつまでも残っていきますよね。
3. ゆうべはおたのしみでしたね
ドラクエ1。
言わずもがなですね。ローラ姫を抱えた状態で宿屋に泊ると翌朝店主に言われるセリフです。
ドラクエを知らない人でも知っているセリフだと思います。
こういう攻めたセリフは昔のゲームならではだと思います。
4. ボス前のイベントで覚えるせいけんづきが完全に罠
ドラクエ6。
ムドー戦の前にハッサンが自身を取り戻した際に覚える特技がせいけんづきです。
その威力は申し分なく、様々な場面で役に立ちます。
が、その後に控えているムドー戦でこれを使うのは罠。ムドーはせいけんづき(岩石系)に耐性を持っているため、避けられてしまうからです。何の罠なんだよ、と未だに思っています。
5. 洞窟を抜けたと思ったらブリザード4体
ドラクエ2。
ドラクエシリーズでも屈指の鬼畜ダンジョン、ロンダルキアへの洞窟。その洞窟を命からがら抜けた先、ロンダルキアにてエンカウントするモンスターですね。
こいつはザラキを使うので、やっと洞窟を抜けたと思ったらザラキで全滅してまた最初からというのがおおいにあり得るという、スタッフちゃんとテストプレイしたのかと言いたくなる鬼畜仕様です。
現に開発期間が短すぎてテストプレイがまともにできなかったそうなので、仕方ないと言えば仕方ないんですけどね。
6. やっ、クラウド戻ったか!
ドラクエ5。
やたらかっこいい名前をつけられているモブキャラです。
石になった主人公が買われたお屋敷で働いています。石像の主人公に八つ当たりをする主人を止める心優しい男です。
7. 装備できないのにはねぼうしを最後まで持っておきがち
ドラクエ4。
ドラクエ4の5章の幕開けは、勇者の故郷の焼き討ちから始まります。
残されたのものはシンシアが身に着けていたはねぼうしだけ……。勇者の性別をどちらにしていてもはねぼうしを装備することはできませんが、なぜかずっと持っていたくなります。パパスの剣とかも同様ですね。キーファの手紙はふくろ行きです。
8. ○○は自分のお色気に気づき始めた!
ドラクエ8。
ゼシカですね。
ゼシカのお色気スキルを上げると出てくるテキストです。
えっ!?君気づいてなかったの!?と誰もが突っ込んだでしょう。気づいてなかったのも驚きですが、気づき始めたからといって「セクシービーム」や「ぱふぱふ」を戦闘中に使う彼女もなかなかのものです。躊躇とかしないんでしょうか。
結構自分のプロポーションに自信満々な彼女だからこそ、このテキストは笑えますね。
9. 勇者とは、最後まで決して諦めないもののことです
ドラクエ11。
ドラクエ11の名セリフといえば必ず上がってくるでしょう。ウルノーガにより世界が崩壊したあと、地上に戻る勇者に人魚の女王セレンがかけた言葉です。
勇者の物語という原点回帰をした本作で、勇者とはいったいどういう存在なのかを改めて教えてくれたセリフですね。
10. 10周年を迎えたドラクエ初のMMORPG
ドラクエ10。
ドラクエでオンラインRPGといえばドラクエ10しかありません。当初は10年遊べるオンラインゲームを目指していたそうですが、あっという間に10年を迎えました。
さらにまだまだこれからも遊べるコンテンツになるでしょう。これだけ息が長いのも多くに人に愛されているからですね。
オフライン版も発売されたので、今後さらに多くの人がドラクエ10を遊ぶことになるのではないでしょうか。
11. 旅のおともがガングロの妖精(ネイルアーティスト検定にも合格している)
ドラクエ9。
サンディのことですね。ドラクエ9は自分含めてパーティーメンバーすべてキャラメイクができるようになったため、サンディだけが旅のおともとしての印象が強いです。イベントで登場するのも仲間ではなく彼女なので、仲間会話が当たり前になっていた当時のドラクエでサンディがその役割を果たしていたのでしょう。でもギャルって……。
12. スライムナイト・ゴーレム・オークキング・アンクルホーン
ドラクエ5。
いわゆる初心者救済四天王です。結構な強さなのに仲間にしやすいという点で、初めてドラクエ5をやる多くの人が仲間にしただろう4名です。
とは言っても私の場合、実際にスタメンとして使ったのはスライムナイトとゴーレムくらいで、オークキングは馬車要員(のちにモンスターじいさん行き)、アンクルホーンは仲間にしてもすぐにモンスターじいさん行きでした。
でも仲間にしやすい割に使いやすいのは間違いないですね。
13. 絶対負けイベだと勘違いする山賊戦
ドラクエ7。
連続負けイベからの連続ボス戦というドラクエ7でも高難易度のダーマイベントが終わって現代でホッと一息というタイミングで戦わされるボスです。
転職したて、こちらは3人、向こうは4人、しかもやたら強い、という初見プレイの場合よほど育てていないとまず全滅するだろうボス戦です。しかも負けても生き埋めにされるだけなので、負けイベかぁ~と勘違いしがちです。でも負けイベじゃないので、勝つまで戦わなければいけません。
14. あなたはエッチですね。わたしにはわかります
ドラクエ3。
リメイク版ドラクエ3で、ゲームの最初の勇者の性格決めの際に言われてしまうかもしれないセリフです。
性格がむっつりスケベになる場合言われてしまいます。
「わたしにはわかります」じゃないよ。
どうでしょうか?「これだけで」「分かってしまう」という条件を満たすのはなかなか難しいですね。
でも個人的には満足です。
私が見た範囲だと、このタグでドラクエのことを言っている人はあまりいなかったので、皆さんも色々ツイートしてみてください!
(文・やなぎアキ)
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