前回までのあらすじ
光の教団の教祖であるイブールを倒したモガマルたち。
しかしそれで終わりではなかった!
イブールのさらに後ろには、大魔王ミルドラースがいたのだ!
前回
第四十九話 ミルドラースを倒しに行くぞ!
じじいがデボラさまに愛の告白をいきなりしだしたのは置いておいて、ミルドラースってやつは放っておくわけにはいかないよな。
そうだ、イブールは魔界の扉を開けようとしていたんだもんな。それにはオレたちのパワーが必要だったわけだけど。
このまま放っておいたら扉は開かないままなんだろうか?いやきっとそんなことないよな……。
なんていったって魔界だもんなぁ。でもミルドラースっていうのはその魔界にいるんじゃないのか?なんとかするなら、結局扉をくぐって魔界に行かなきゃいけないと思うだが。あれか?開けたらとりあえず閉めておけばいいのか?多分そうだな。きっとそうだ。
なんならイブールよりもやばいやつだもんな、ミルドラースって。だって大魔王だぜ。ゾーマと一緒だ。きっと憎しみを食らったり悲しみの涙で喉をうるおしたりするんだ。大魔王っていうのは食が偏っているからなぁ。
それならばなおさらミルドラースのやつを放っておくことはできない!
わかってますよぉ~~~~~~う!!!今倒しに行こうって言おうとしていたところでしょ~~~~~~う!!!
でもそうやってけつをぶっ叩いてくれるのがデボラさまのいいところ~~~!!よし気合入ったぞ!
うるせぇ!って言いたいところだけど、これは本当に同意だな!デボラさまはさすがだなぁ。でもきっとここにビアンカがいてもフローラがいても、倒しに行こうっていうんだろうな。いや、「倒しに行こう」と「倒しに行きなさい」だとだいぶニュアンスが違うか。やっぱりデボラさまだぜ。
そうだなぁ、教団の教祖よりも大魔王のほうが絶対強いよなぁ。いや、ぶっちゃけイブールとかめちゃくちゃ弱かったから比較にもならないんだろうけど。
やっぱゾーマのやつは強かったからな。闇の衣みたいなやつミルドラースもつけてるのかな~やっぱ。
よーし!魔界にいるっつーミルドラース、いっちょ倒しに行くかー!そしてこのブルリア星に今度こそ平和を取り戻すんだ!
次回予告
さっそく魔界に乗り込んだモガマルたち。扉を開くとは一体何だったのか。
魔物たちを倒しながら、ミルドラースのもとへ向かう。
次回、「魔界にやってきたぞ!」!
モガいてばかりじゃ、花嫁にあいそつかされるぜ!
(文・やなぎアキ)
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