ドラクエ8はPS2にて発売されましたが、それから〇年後、3DSにてリメイクされました。
その際いくつかの追加要素がありましたね。
今回はその中で、好きなところ、そしてさらには、そんなに好きではないところを上げたいと思います。
まずは好きなところ三つ!
追憶の回廊
クリア後に竜の試練で願いを叶えてもらうと出現する新しいダンジョンです。ダンジョンと言っても迷うようなものではなく、ひたすらにボス戦をこなしていくというものです。
これまで戦って来たボスたちがはるかにパワーアップして襲い掛かってきます。
これがなかなか骨がある!
レベルを上げまくって装備を万全にしたとしても勝てないことが多いです!
そして一番最後に待ち構えているのは、おなじみのエスターク!こちらはレベル99でも戦い方を工夫しないと勝てないそうで……。
ナンバリング作品では、裏ボスはいてもさすがにレベル99まであげなければいけないほどの敵というのはいないので、かなり珍しいですね。すごい歯ごたえがあって面白かったです。一番レベルを上げたドラクエがこの3DS版ドラクエ8ですが、それはこれのおかげですね。
ちなみに私は、追憶のレオパルドで挫折しました……。
追加イベント(マルチェロ)
聖地ゴルドでの大事件のあと、姿を消してしまうマルチェロ。
ほんの少しでもククールとマルチェロの間のわだかまりがとけていく兆しが見えていたからこそ、もう一度会いたいと思ったものです。しかし、その後ゲーム内で二人が再会することはありませんでした。
が、リメイク版では一度だけマルチェロと会えるのです。
それがジャハガロス戦!
急な強力なボスの出現に戸惑う主人公たちの前に、助っ人として現れるのがマルチェロです!
ここはぜひククールをパーティーに入れておきたいところですよね。
空を飛び全てを巡ったククールにとって世界はそんなに広くはありません。今会えたなら、きっとまたどこかで会えるだろう、と昔よりも期待ができました。
衣装大幅追加
オリジナルでは衣装チェンジできるのはゼシカと、竜神装備の主人公だけでした。それだけでも十分だったのですが、リメイクではなんと全員に見た目が変わる装備が!
さらにゼシカの見た目衣装も増加しました!
リメイク版ではカメラモードが搭載されていたので、好きな衣装を着て各地のフォトスポットで撮影を楽しむこともできましたね!
オリジナルのときに、マジカルハットとマジカルスカートできっと見た目が変わるはず!と信じ何も変わらなかったのがショックだった私ですが、そんな声が多かったのか魔女っ子装備ができていたのには感動しました。
次はそうでもないところ三つ!
ボイスがついたこと
これはむしろ好きなところとしてあげる人の方が多いと思いますが、あえて私はそうでもないところにあげます。
というのも、ナンバリングタイトルでボイスがつくことがあまり好きではないからです。
でもやっている内になれますし、キャラクターの声に慣れていくからいいっちゃいいんですけどね。
でもドルマゲスの声は今でもあまり納得していないです。
エンディングの追加
これも実は個人的にそんなにです。
一体何かというと、オリジナルでは主人公とミーティア姫が結ばれるエンディングでしたが、それに追加でゼシカと結ばれるエンディングができたのです。
ええ!?そんな兆候あった!?と思いました。しいて言えばリブルアーチのゼシカ救出後の会話でしょうか。でもあればただ仲間としての会話だと思っているので、寝耳に水です。
ミーティアの方が主人公に好意を抱いていると言われたら素直にそうですねと言えます。そう思っている中でのゼシカエンド。姫、姫がかわいそう!姫のことだから心から祝福してくれているとは思いますが、私にはそれがむしろつらい!
ゼシカ結婚エンドもつらいですが、ゼシカと旅に出るエンドもつらいです。トロデーン城で立派な役職に就くまでになったのに、それを放棄したということですから。
そもそも私はゼシカとククールのコンビが好きなので、そこも納得いっていなかったです。別にゼシカとククールがいずれ結ばれるとも思っていませんが、あの二人が着かずでも離れずで関係を続けていくことが私の理想だったからです。
3DS版ドラクエ8によって、私の中でカップリングという概念が生まれたと言っても過言ではないかもしれません。その点は感謝です。
ゼシカの衣装
これでしょう!!これでしょうが!!
PS2版発売から数年、CERO「A」の基準が爆上がりしてしまい!
ゼシカの衣装の露出が大幅に抑えられてしまいました!許されない!これは許されません!
特にバニースーツ!なんですかあれは!?あれは!?何を考えているのですか!?
魔法のビキニもいただけないです!パレオだぁ~?こちとらビキニ見たくてリブルアーチ行ってるんだよ!
ゼシカの衣装のためだけにPS2版をプレイすると言っても過言ではないのです。
オリジナルをプレイしていても、思わずリメイクもプレイしたくなる。ドラクエはそれほどまでに面白いのです。
(文・やなぎアキ)
関連記事