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【ダイの大冒険】ダイ大第九十一話感想!何かが目覚めそうな予感。

最近朝晩は涼しくなってきましたね。

今年は6月から暑さがすさまじかったのですが、涼しくなるのも早いのでしょうか?

暑いのは嫌いではないので少し寂しいです。

 

各話感想

アニメ『ダイの大冒険』各話感想 1話~50話 - DQフリ ドラクエファンサイト

 

ずっと怒涛の展開な「バーンの真実」いってみましょう!

 

ミストバーンの真の正体

まずはダイとレオナの場面から。なんとバーンが生きていました!ドルオーラ二発の猛攻を耐えきったバーン!しかし光魔の杖はもう使い物にならなくなってしまいました。バーン自身のダメージも尋常ではありません。

もう戦うことはできないでしょう。しかしここでバーンがまだ死んでいないということは、彼にはまだ起死回生の一手があります。

 

そうです、ミストバーンがいるのですから!

 

場面変わってミストバーン側。アバン先生が謎解きを始めます。

ミストバーンは、大魔王バーンであり大魔王バーンではない、と。

 

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前回はバーンそのものってヒュンケルが言っていませんでした?あ、でも全部が合っているわけではないんでしたっけ?情報が錯綜しすぎていてわかりません。

 

凍れる時間の秘法の経験者でもあるアバン先生は、この呪法は自分自身でかけられるものではないことを知っていました。これが名解説者ヒュンケルよりもさらに上を行く結論を出せた理由ですね。解説者には、優れた観察眼だけではなく豊富な経験も必要だということがよくわかります。

呪法は最大レベルの魔力が無くては完全に成功させることができず、だからこそ先生はハドラーを封印することに失敗したのでした。その話を後ろで聞くヒムの表情がなんかよかったです。この戦いが終わったら、先生とヒムでぜひハドラーの思い出話をしてほしい。

二つの事実から導き出される答え、それは、呪法を使ったのは大魔王バーンであり、ミストバーンという人物はこの世には存在しない、ということでした。

まぁ、それはなんとなくわかっていたような……。前回ミストバーンがバーンだということを言われて混乱していましたが、やっぱりミストバーンはバーンに生み出された存在ってことでいいんですね?

 

先生は続けます。

ミストというモンスターがバーンの肉体そのもの、もしくは分身体を預かって一体化し、操っているのではないか、と。それならば、呪法によって動かなくなっているはずの体で自由に戦っていることにも説明がつきます。

それこそがミストバーンである、と。

 

ミストバーンはバーンとミストというモンスターで成り立っていたのかー!で、元々はそのミスト部分だけの名前で呼ばれていたのかー!

これが、バーンであってバーンではないというミストバーンの正体!肉体はたしかにバーンだけど、それを操っているのはバーンではなくミストということなんですね!

 

すると、急に知らない声が!

それこそが、ミストバーンのミスト部分!頭上の黒い部分が目を見開き話しかける!

ミストはバーンに肉体を託され、正体を隠しながら守り抜くことを命じていたのです!

すいません、一個疑問があるんですけど。ミストバーンの声は若い頃のバーンと同じだからバレないように無口設定でいたんですよね?でも別に今みたいにミストの声でしゃべることが出来るのであれば、若バーンの声ではなくミストがずっと代弁していればよかったんじゃないですか?それともそれでは不都合があったのでしょうか。ちょっと謎です。分かる方がいれば教えてください。ただ、もし今後の話の展開で明かされるのであればそれを待ちます。

 

真バーン登場

ミストが正体を明かすと、すかさずバーンの声もしてきます!

ダイたちの力が自分たちの想像以上だったことを認め、バーンはいよいよミストに預けていた肉体を返してもらうことにしたようです!

ミストはそれに応じ、バーンの元へ行きます!

ここでかかっているBGMの荘厳にして絶望感漂う曲調!たまりません!

 

バーンの隣に並ぶ、若いバーンの肉体!なぜか全裸!不自然すぎるほど下半身にかかる影!すごい肉体美!かっこいい、若バーンの肉体!

バーンは、限りなく永遠に近い命を得るために、肉体を二つに分けたのです。叡智と魔力を持つ肉体と、若さと力を持つ肉体。皆既日食のたびに呪法をかけ続け、その肉体の若さを保持していたのです。そして今、二つの肉体が合体する!

ピッコロかよ!!!ピッコロも年を取っていたけど、結局新しいピッコロを生み出してそれが神様と合体することでスーパー強くなっていたもんな!今年のドラゴンボールの映画、面白かったです!あと今フォートナイトがドラゴンボールとコラボしています!

 

こうして生まれた、真の大魔王バーン!若返り、より強靭な筋肉を得て、ダイの前に現れる!もう光魔の杖など必要ない!

ってか声!声、ミストバーンの声なんですね!そうか、若い頃のバーンの声だからそうなるんですね!ミストバーンの声、初めて聞いたときは随分思っていたイメージと違うなぁ、DIOじゃないか、ラスボスじゃないかと思っていたんですけど、本当にラスボスだったんですね。子安さんの声好きなんで嬉しいです。ついでにさっきピッコロさんの話をしましたけど、ミストの声優は古川さんなんですね。

 

真バーンを前に、ダイは大丈夫なのか!?

さぁ残された先生たち。しかしそこにはまだミストが残っています!

ミストは暗黒闘気の集合体、ガス生命体のような姿をしていました……!つまり、実体がない!?

ポップと老師を失った怒りからマァムが特攻を仕掛けます!しかしその肉体に拳が通るわけがありません!せっかく先生がミストがどんな体が教えてくれていたのに、どうして特攻しちゃうのマァム!あなた最近戦闘面ではめっきり活躍していないわよ!

案の定ミストに捕まってしまうマァム!こ、これは、土曜の朝から流していい映像なのか!?少年たちが何かに目覚めてしまうのではないのか!?

早速マァムを操ろうとするミスト!何かに目覚めてしまうのではないか!?ミストに肉体を奪われたものは魂を消されミストの意のままに操れるようになるらしいです。それがミストの戦い方であり、そしてそれしかミストが戦うすべ、強くなるすべはなかったのです。

だからこそ、ミスト、いえ、ミストバーンはバランやハドラーといった、己の肉体を鍛えて強くなっていく者たちへの敬意を忘れていなかったのでした。自分には決してできることではないから。そうですよね、ミストバーンが強かったのだって、バーンから借りていた肉体が強かっただけですもんね……。ちょっとかわいそうですね。

しかしミストは、その体故にバーンに仕えることができたのだからと自身の能力に感謝していました。そして!肉体を返した今も、バーンのためにと戦おうとしてます!

 

チウが必死にマァムが乗っ取られるのを止めようとしますが、時すでに遅し!マァム、超かっこいい声を出しながらチウを吹き飛ばしました!

ミストマァム爆誕!何かに目覚めてしまいそうです!声かっこよすぎる、声優すごすぎる!目覚める!

前回の予告に出ていた謎のキャラはマァムだったんですね!もっとちゃんとよく見ていれば分かったはずですが、これはこれで新鮮な気持ちで見れているのでOKです!

 

ミストの力

ミストは本気で攻撃することを勧めてきます。そ、そんな、マァムのことを攻撃するだなんてそんなこと……!あ、いやこっちには特にマァム他仲間たちに思い入れがないラーハルトとヒムがいるんでした。ダイのため、ハドラーの意思のためなら別にマァムなんて全然攻撃しますよって二人が。こういう構図になったときって、いくら敵でも仲間の体を傷つけることなんてできない!という葛藤が描かれるものですが、それを露ほども思わない仲間が陣営にいる構図面白いですね。敵が仲間になる展開はありがちですが、こういう流れは私個人はあまり見たことがないなぁと思います。さすがにクロコダインは止めますし、ミストには人質を取るような真似はお前らしくない、と説得しようとします。説得要員マァムがいなくなったらそれはクロコダインに移るんですね。

しかし、ミストは人質だとは思っていないようです。本気で、彼らが本気で攻撃してこないといけない、と思っているのです。

ミストはマァムの肉体が持つ力を最大限に発揮し戦います!その強さは、あのラーハルトすら圧倒されるほど!ミストが人質などではなく本気でかかってこいと言った理由はここにあります!たとえバーンの肉体でなかったとしても!ここまでの強さを発揮できると!

 

あっという間にラーハルトとヒム、そして先生を足蹴にするミストマァム!

マァムは正直戦闘面でダイやヒュンケル、ポップに比べると見劣りするなぁと思っていました。いつも説得しようとしてばかりです。彼女は相手を気遣って100%の力を出し切れていない時が多々あったのです。しかしそのリミッターを外してやれば、実はこんなに強かったのですね。マァム、本気出したらラーハルトたちよりも強いんじゃん……。これ、マァムのパワーアップイベントだったりしますかね?でもこんな終わりも近い(と勝手に思っている)ときにパワーアップイベントは挟みませんかね?

圧倒的な強さを見せるマァム。しかし、彼女はただの人間。あまりにも無茶な戦闘により彼女自身の体も傷ついていました。このままではどちらにせよマァムが危ない!

 

ラーハルトとヒムは完全にぶち切れです。マァムごとミストを倒そうとします。ミストだけを器用に倒す術など、彼らは持ち合わせていないのです。げ、玄海師範がここにいれば!その身にすくう悪い部分だけを取り除いてくれるのに!

あ!!でも、そういうことが出来そうな人、一人だけいます!ヒュンケルもそれに気づいています!

そう、アバン先生の空の技です!空の技は、正義の闘気で邪悪な生命を断つ技!それを使えば、マァムの体を残してミストを倒すことが出来るはずです!

アバン先生もすぐに察しますが、果たして本当に成功するのか不安です。

その不安を見透かしたかのようにヒュンケルは言います。「俺ならやる」と。

ヒュ、ヒュンケル……!かっこいい!マァムに対して並々ならぬ感情を抱いている彼、マァムを助けたい気持ちはこの場の誰よりも強いはず!そんな彼だからこそ、自身の手で助けたいはず!たとえ、失敗する確率があったとしても、同じアバンの使徒であるマァムが光の技を信じないはずがない!だからこそヒュンケルは、やる!と断言します!

弟子の信じる眼に鼓舞され、アバン先生はラーハルトから槍を借ります。

アバン流槍殺法、虚空閃を使うために!

そういえばアバン先生は槍にも精通している人でしたね。ほんとこの人すごいな……。ラーハルトも弟子になりましょうよ。そしてヒムは老師の弟子になりましょうよ。老師、絶対生きているからさ…………多分。

 

アバン先生を前に、ミストマァムも身構えます。

クロコダインが「頼みます!」って思っているのすごくいいですね。このメンツの中で先生を除いて一番礼儀正しいのがクロコダインなの、ちょっと面白い。

ミストマァムは思わず上空に逃げます!しかし先生はそれをとらえ、虚空閃を放ちます!マァムに直撃!

マァムはダメージを負っているようですが、元に姿に戻っています!

だが、ミストはなんと直前にマァムの肉体から逃げていました!

 

そして次のターゲットに選んだのは!!

 

ヒュンケルだぁああああああああ!!

ミストは実はずっとヒュンケルの肉体を狙っていたのです!戦えず、動けないヒュンケルの肉体を!

すかさず虚空閃を使う先生ですが、ヒュンケルから放たれる暗黒闘気のすさまじさにはじき返されてしまいます!なすすべなし!?

ミストは長い年月をかけてヒュンケルを育て上げた張本人!ヒュンケルに暗黒闘気について教え込んだのは他でもないミストです!それは、今この瞬間のため!ミストがバーンに肉体を返したあと、次はヒュンケルを自身の肉体にしようと既に決めていたのです!これはミストの壮大な計画!そして今それが完成します!

その闘気の強さは、ミストバーンにも匹敵するほど!

 

そして、ヒュンケルの魂はミストに乗っ取られていきます!

 

でも信じています!自身に宿る暗黒闘気を克服し、光の闘気をその身に携えたヒュンケルなら、きっとミストなんかに負けないって!ヒュンケルは暗黒戦士なんかじゃない!誰よりも輝く、光の戦士なのだから!!

 

 

正直ヒュンケルがこのまま戦えずにずっと解説者をやっているとも思えなかったので、無理やりにでも戦場に戻ったのはなんとなく複雑な気分です。

そしてダイとバーンの戦いの再戦も気になります。

あとポップたちの安否も気になります。そしてそして、エンディングに出てきているのにまだ姿を見せていないあの人達のことも気になるんですよね……。

ネタバレを踏まないよう、今後も気をつけて行きますよ!

 

そういえば、エンディングの声の出演、バーンのところは老バーンと若バーン(ミストバーン)の声優さん二人の名前になっていましたね。先週まではバーンとミストバーンで分かれていたので、気づいたときにちょっと嬉しかったです。

 

(文・やなぎアキ)

 

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