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【ダイの大冒険】ダイ大八十九話感想!老いた戦士が前線で戦うのかっこよすぎ

Switchのジョイコンがとうとう壊れてしまったような気がします。

基本モニターに映してゲームをしているので困らないと言えば困らないですが、気軽にサクッとはやれなくなってしまったなと思います。

トレジャーズ発売までにはなんとかしたいですね。

 

各話感想

アニメ『ダイの大冒険』各話感想 1話~50話 - DQフリ ドラクエファンサイト

 

不死身のミストバーンの秘密がわかる「凍れる時間の秘法」いってみましょう!

ちなみに、ビースト君呼びで統一しようと思っていましたが途中から完全にこれはもう老師だなと思ったので呼び方を変えています。

 

 

ブロキーナ老師と勇者アバン

いくらミストバーンに攻撃してもまったく効いていないことについて、ビースト君ことブロキーナ老師は彼の肉体は生きていない、と結論づけました。そしてそれを可能にしているのが、凍れる時間の秘法であることを見抜いたのです。

 

ならばと、ポップがメドローアを準備するための時間を老師自らが稼ぐというのです!

世界一の武道の達人ブロキーナ老師の本気の戦いが、見られるということです!

ミストバーンの攻撃を軽々と避け、軽やかに攻撃を当てていきます。

たしかにこれなら、倒すことはできなくても時間稼ぎになる!

 

しかし肝心のポップが期待に押しつぶされそうなプレッシャーで上手くメドローアの準備ができません!

いつもはダイやヒュンケルに期待がかけられ、自身がとにかくやれるだけのことをやるだけでした。それが今、彼に最後の希望が託されているのです。そのプレッシャーに体がついていかない!

バカポップ!いつだってみんなお前に期待していたよ!お前は自分を過小評価しすぎなんだよ!いつも通りだ!いつも通りやるだけやりゃあいいのさ!だってお前は強いんだから!

 

とここで、ビースト君のみぞおちにミストバーンの右が直撃します!しかし、ビースト君ピンピンしている!す、すごい……。力を受け流す、その術にめちゃくちゃ長けているのです。ビースト君以外のメンツは、力で押して力で攻撃を耐え抜くようなやつらばかりです。しかしビースト君はその長い人生の中で鍛えぬいた肉体で、攻撃を耐えるのではなく受け流すすべを身に着けているということですね。前回ミストバーンが、肉体の強さは自分が上だが、魔法力や叡智はバーンの方が上だと言っていました。ビースト君についても、肉体の強さはきっとラーハルトたちの方が強いでしょうが、相手の攻撃をひらりとかわし、当たってもそれを受け流すことに関しては彼の方が圧倒的に長けているでしょう。すごい。

そしてビースト君は攻撃を受け、ミストバーンの手の異様な冷たさに確信します。凍れる時間の秘法を使っていることを。ビースト君にはその冷たさに覚えがあったのです。それは、勇者アバンと共に魔王ハドラーと戦ったときのことでした。そのとき、アバン先生は凍れる時間の秘法を使ったのです。

 

えええええええ!!

老師もアバン先生の仲間だったのか!?は、初耳すぎる!

でも一回だけとのことなので、助っ人外国人みたいなものだったんですかね。

 

それは17年前のこと。

当時のアバン先生はマァムの両親であるロカとレイラと旅をしていたのです。マトリフはいないんですね。

こうして回想が始まります。アバン先生が勇者やっていたころの話、だーいすき。

『ドラゴンクエストダイの大冒険勇者アバンと獄炎の魔王』は持っているのですが、恐らくダイ大のネタバレが含まれるだろうと思いまだ読んでいないんですよね。多分この回想も作中で扱われますよね!楽しみすぎます。

 

凍れる時間の秘法

アバン先生は二人に、凍れる時間の秘法について話します。

相手の時間を停止させ永続的に動けなくする呪法。アストロンと同じようにいかなる攻撃も受け付けなくなるそうです。それを使い、ハドラーを封印しようと先生は考えたのです。倒すのではなく、封じ込めることで平和を取り戻そうと。

なるほど~?でもアバン先生は普通にハドラーを倒してましたよね?それに倒したのも、17年前ではなかったはずです。ということは……。

 

凍れる時間の秘法は、数百年に一度の皆既日食の日にしか行えないそうです。つまりチャンスは一度!なんでそんな大事なことを当日に話すんですか!?もっと早めに言っておいてくれないと心の準備が……。ロカは自信満々ですけど。

しかしアバン先生、ロカとレイラは戦いには連れて行かない、パーティーは一時解散とする、と宣言したのです!

凍れる時間の秘法は強大な呪法。その余波を防げるかはわからず、下手すれば術者である先生も、近くにいる人も巻き添えを喰らうかもしれないのです。だからこそ、先生は二人を戦いから遠ざけることに決めました。平和が訪れたとしても、それを味わうものがいなければ意味がないから、と。

もちろんロカがそれを許すはずもなく、あっさりと話は進みません。

その様子を木の上から見ていたのはマトリフと老師でした。パーティーはアバン先生とロカとレイラだけど、マトリフとはすでに知り合いなんですね。正式メンバーではない?これのあと、マトリフは正式にパーティー入りをするけど、老師はしなかったってことですかね。このあたりの話は『勇者アバンと獄炎の魔王』で描かれるのかな?

 

それにしても、ロカが怒るのもわかります。いくら平和を取り戻したとしても、仲間を犠牲にしたうえで成り立ったものだとしたら素直に享受はできないですよ。それはドラクエ11にて尊い犠牲を払った経験のある勇者たちなら重々わかるはずです。

それでも先生は譲りません。仲間たちの未来と、新たに生まれてくる命のために……。

 

そう、ロカとレイラはこのときすでにお付き合いをしており、さらにレイラには新しい命が宿っていました。こっそりと付き合っていたようですが、アバン先生にはすべてバレバレだったようですね。二人の子供となると、そうかぁ、彼女かぁ。でも妊娠しながら戦うなんて危ないですよぉ。それもあってアバン先生は解散宣言をしたんですかね。

レイラはロカに妊娠のことを内緒にしていたようです。驚いたロカはその隙をつかれて、先生の手刀を喰らい気絶してしまいました。速すぎる手刀、私じゃなきゃ見逃してましたね。

 

先生は二人の子供に、平和に生きて欲しいと願い、絶対に二人を巻き込みたくなかったんですね。レイラもその気持ちを汲み取り、ロカと共に残ることに決めました。二人の間に生まれる子供は、結局は戦いに身を投じることになりますが、このときのアバン先生の優しさのおかげで生まれたのかもしれませんね。

そして戦いに赴く先生。しかし彼は一人で戦いに向かうわけではありません。

マトリフと老師が、二人の代わりに先生と戦うのです。レイラ、ここでマトリフのこと呼び捨てにしていますね。でもまだ仲間ではないんですね。どんな物語があったのか知りたい!

先生にだって、大事な人がいます。想ってくれている、待ってくれている人がいます。彼女のためにも、マトリフたちは先生を死なせないように戦ってくれるでしょう。

 

か、かっこいい……。世界の命運を決める戦いに、勇者と老齢の戦士二人……。攻めているメンツですね。しかも老師、めちゃくちゃ飄々としています。ファンになっちゃう。弟子入りしたい。

などと言っていると、目の前にはモンスターの大群、そして魔王ハドラー!

生前のハドラーの姿を見れただけでちょっと涙腺が……。

 

当時のアバン先生はまだアバンストラッシュなどの技を完成させておらず、まともに戦ったのでは勝てないようです。だからこそ、凍れる時間の秘法を使う!

…………完成していないんですね。ということは、やっぱりこの戦いの結末って。まぁいいでしょう、それについては。

 

そしていよいよ皆既日食が始まります。それが戦いの合図!

 

モンスターの大群を前に強力な呪文を放つマトリフ!ハドラー相手にその身のこなしで戦う老師!

そして稼いだ時間で、勇者アバンは準備を終えた!

今こそ放て、凍れる時間の秘法!

 

術は見事にハドラーを捕えました!しかし、やはり先生の力ではまだ完璧に操れないのか!みるみる先生の体も凍っていきます!先生の時が今、止まろうとしている……!

先生の脳裏に思い描かれるのは、ロカとレイラ、かけがえのない仲間。そして、故郷で帰りを待つ、フローラの姿……!先生!先生ーーーーーーーーーー!!(号泣)

 

こうしてハドラーと勇者アバンの時は完全に止まってしまいました。1年以上も……。

 

 

え?!!?!?!?!

 

 

呪法が完璧ではなくて効かなかったかすぐ解けちゃったかだろうな~とは思っていましたが。1年以上!?いや、まぁ、私は宝石の国をたしなんでいるので1年なんてぶっちゃけ一瞬じゃんと思わないでもないですが、人間にとっての1年は酷ですよ!しかもその間、もう二度と封印は解けないだろうと皆思っているわけですよね!?いやきっついですね。

ハドラーが封印されたことによって、世界は平和を取り戻したんですね。およそ1年という制限つきですけど。ナギ節かな?

1年も経てばロカとレイラの子供は生まれていますね。でもその後ハドラーと先生の封印は解かれて、第二の冒険が始まるんでしょうから、幼い我が子を置いて二人はまた旅に出るのでしょうか。そのときにマトリフは正式に仲間になるのでしょうか。でもそれはまた別のお話……。

そして成長した二人の子供が、老師の元へ修行に行き、運命を感じ取ったわけです。そう、その子がマァムというわけです。

 

凍れる時間の秘法については、これで以上です……。

 

 

当たれメドローア!

凍れる時間の秘法についてはわかりましたが、全てがわかったわけではありません。呪法を使えば動けなくなるはずなのにミストバーンは動けている。時間を止めて不滅の体を手に入れながら、自由に戦える肉体を手に入れているのです。一体どんな手を使っているかわかりませんが、これでは結局ミストバーンが無敵である事実は変わりません。アストロンがかかっている敵を相手にするようなものです。

一体どうするのか!

 

しかし老師は慌てません。

ポップがマトリフから受け継いだメドローアだけは例外だというのです。

あの日、アバン先生の時も凍り付いてしまった日、マトリフは後悔したのです。先生一人を犠牲にしてしまった己の弱さを悔い、いつかくる最終決戦のために大魔道士マトリフが生み出した呪文。それがメドローアです。

……だからってメドローアが例外になる根拠がよくわかりませんが。多分説明をはぶいているだけであるんでしょうね。呪法を直に目にしたマトリフだからこそ、それを打ち破るための極大消滅魔法が生み出せた、ということかもしれません。

 

それを黙って見ているミストバーンではないです。いや、老師の回想は黙って聞いていましたが。けっこう紳士というか、自分が気になったから聞きたくなったからなのかわかりませんが。キルバーンだったら待っている間に罠を仕掛けていそうですね。

ミストバーンは老師に攻撃を仕掛けます!

が!老師の本気はここから!

次の世代のために、老師は力の限りを尽くす!

ラッシュラッシュラッシュラッシュラッシュ~~~~~!!!!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!!!!

 

そしてポップもメドローアの体勢に入る!腹をくくったぜ!大魔道士ポップよ!

 

さぁ、準備は整った!

 

それを察知した老師は土竜昇破拳を打つ!

地面に向けて放ったこの技は、拳圧により衝撃で地面を爆発させ、ミストバーンの体を浮かせようという作戦です!その隙に、メドローアを放つのだ!

 

いけぇえええええええええええええええ!!

 

土竜昇破拳、不発!!!!!

すかしッぺみたいな爆発しか起きませんでした!

ひぃ~。

 

いくら老師が世界一の武闘家といえども、もうお年。フルパワーで戦える時間はそんなに長くはなかったのです。

あっさりとつかまってしまった老師。さらに老師を盾にとるミストバーン!くそっ!卑劣!いや、この状況になったら誰だってそうするでしょう、私だってそうします!でもあえて言わせていただく!卑劣!

 

でも今更メドローアを引っ込めることなんてできねぇ!みんなの想いは無駄にはできねぇ!

たとえマァムが止めようとも!打つしかねぇ!その手で平和を掴み取って、先生や老師、恩人のみんなにその平和を味わってもらうのです!

そうだポップは!老師を諦めたわけではない!!

 

メドローアを放ったポップは、すかさずルーラによって瞬間移動をし老師を助け出すことに成功します!あとは身を退いて後ろからくるメドローアにミストバーンが当たるだけ!なんという機転!超スピードで動けばメドローアに突っ込むことになるが、瞬間移動ならばその心配がない!やはり戦闘において瞬間移動が使えるというのは強い!セル編の悟空も瞬間移動を多用していた!ポップの戦闘センスもなかなかのものですよこれは!

 

さぁミストバーンもこのメドローアはさすがにかわせない!

 

やったか!?!?!?!?!

 

 

あーーーーーーーーーーーーっと片手ではじき返した~~~~~!?!?!?!?!?!

 

そしてはじかれたメドローアは、なんとポップと老師の元へ!!?!!??

 

 

ちょ、ちょっと待ってくれーーーーーーーーー!!!

ポップと老師はどうなっちゃったの!?というか、極大消滅呪文を片手ではじくって何!?そんなこと可能なの!?当たったらそれだけでアウトじゃないの!?

ドルオーラを防いだ光魔の杖みたいに、ミストバーンも何か持ってるの!?

 

えっ!?待って、次回ミストバーンだけじゃなくてキルバーンの秘密も明かされるの!?バーンの名を冠する者たちの奇妙な関係って何!?バーンとのただの主従関係ではないってこと!?

 

い、忙しいよ!助けてよ!

 

 

そういえば、8月11日から池袋でダイ大の展示イベントがありますね。

私用ですぐには行けないですが、できるだけ参戦したいと思っています。でも会期ギリギリになりそうです。

 

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(文・やなぎアキ)

 

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