前回までのあらすじ
教団から逃げ出したおばさんの情報をもとにアジトを突き止めたかに見えたモガマルたち。
しかしそこにもやっぱり教祖はいなかった!
一体どういうことだ?
前回
第四十二話 ハメられていたらしいぞ!
一体どこに光の教団はいるんだ!?
なんだかずっとあっちへ行ったりこっちへ行ったりしちゃってるんだけどなぁ。
ど、どうしたんだじじい!!
今はどんな些細な情報でも重要だ!たとえじじいの戯言だとしてもな!
何に気づいたんだ!?
た、たしかに……?光の教団のやつらがどれだけ賢いかはわからないけど、これだけ追いかけても捕まらないということは、頭が悪いってことはなさそうだもんな。
こんな重要な情報が詰まっている地図を落とすわけなんかないってことか……。
てことは、つまり……?
モガマル~。本当は気づいているんだろ~?
でもじじいに華を持たせようとしているんだな!さすがモガマル、できた孫だぜ。
さぁじじい!モガマルからのアシストだ、一体どういうことか教えてくれ!いや、もちろんオレは分かっているよ?うん、わかっている。
な、なんだって!?いやオレはわかっていたけどね!?
でも、そうか、わざとこの地図を落として、オレたちをあっちへこっちへ自分たちの都合のいいように誘導していたのか。
た、たしかに。デボラさまを罠にはめるなんて神をも恐れぬ所業。
そういうこと絶対許さないぞ、デボラさまは。光の教団、喧嘩を売る相手はよく見極めるんだな!
あー!ほら!ほら見たことか!これもう終わったぞ光の教団。壊滅だわ。元々壊滅させようとは思っていたけど、もう想像を絶するような終わり方をするな。
はぁ、震えて眠れよ教祖め。
結局な!誘導されていることがわかったとしても、結局この地図しか手掛かりがないからな!誘導上等だ!
行こうぜモガマル!
おう!任せておけ!モガマルはゾーマにも勝った男だぞ。どんな奴が相手だろうと負けないさ!そもそもこっちにはデボラさまがいるからな!デボラさまの怒りの一撃で全部が片付くと思うぜ!
よーし!じゃあ次は、地図のここに行くとしようぜ!
それっぽい!それっぽいところに来たぞ!きっとここがアジトに違いない!
おーい、誰かいないのかー!出てきてくれー!助けに来たぞー!
なんだって!来たか!でも邪悪な気配ではないのか!?
だからこそ信憑性がある!今度こそきっと教祖だ!待っていやがれ!
次回予告
とうとうアジトを突き止めたかもしれないモガマルたち。
そこでデボラが感じ取ったものとは!
次回、「悲しみの叫びが聞こえるぞ!」!
モガいてばかりじゃ、はなよめにあいそつかされるぜ!
(文・やなぎアキ)
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