先週はちょっと体調を崩してしまいました。
幸いすぐに治りましたが、暑いなかの体調不良はなかなか難儀ですね。
そしてUberEatsは偉大です。
各話感想
アニメ『ダイの大冒険』各話感想 1話~50話 - DQフリ ドラクエファンサイト
では「勝負をかけた戦い」行きましょう!
ヒムVSミストバーン
ヒムが光の闘気をまとったことにより、ミストバーン戦が優勢になります。
他の誰もがミストバーンにキズすらつけることができなかったのですが、ヒムだけがそれを成し遂げられるのです!単純な戦闘力だけが強さではないのです!いけヒム!頑張れヒム!
ヒムは一応これでも、ハドラーを評価してくれていたミストバーンのことを本当に嫌っていたわけではありませんでした。たしかに、お互いがお互い快く思っていない魔王軍の中で、ミストバーンだけは反旗を翻したハドラーにもずっと敬意を払っていましたね。そういうところは、バーン譲りなのかもしれません。
ヒムのこの命、力は亡きハドラーの遺産なのか、とミストバーンは驚愕します。ミストバーンだけではありません、マァムたちも驚きます。でもヒムはそう信じているのです。ハドラーと、親衛騎団の仲間たちが、戦いの無念を晴らしてくれと力を与えてくれたに違いない、と。
それを聞き、チウは言います。悪に奇跡は起こらない、君は正義の獣王遊撃隊第12号だから。
それで、いいのだ。
ここ!ここ!ここ!!
このセリフ!超しびれました!この!「それでいいのだ」というセリフ!ヒムに生命が与えられ、光の闘気が宿ったその理由。それが一体なんなのかは本当のところわかりません。実はもっと別の力が働いているのかもしれません。でも、本当の理由とか理屈なんてどうでもいいんです。ヒムが、ハドラーと仲間たちのおかげだと思いたいなら、信じたいなら、それでいいんです。それだけがたった一つの正解です。ヒムがそう信じる気持ち、それをチウは後押ししました。「それでいいのだ」と。お前の信じる道は合っているんだぞと。だってお前は、獣王遊撃隊の一員なのだから、と。獣王遊撃隊の一員であることは別に何の根拠にもならないのに、それでもなぜか力強くそうであると思わせてくれます。クロコダインがチウのことを認めるのも頷けます。
周囲の面々も、言葉には出さなくともチウの言葉に賛同します。多分、チウが言うからこそ意味があるのでしょう。だからみんな何も言わないのでしょう。これ以上の言葉はいりません。
しかしミストバーンだけは納得がいきません。ハドラーに敬意を払っているからこそ、チェスの駒がその命を宿していることが許せないようです。ミストバーン、嫌な奴だけど、そういうところは嫌いじゃないです。形は違えど、ミストバーンもハドラーのことを尊敬していることには変わりないのですから。
怒りに震えるミストバーンはヒムに攻撃を仕掛けますが、ヒムもそれを迎え撃ちます。オリハルコンの体を使い、ミストバーンをぼっこぼこにします。ミストバーンってこんなにぼこぼこに殴られるんだ、という感じです。
ミストバーンは自身に秘められた力を使うためバーンに許可を取ろうとします!が!繋がらない!なぜなら!バーンは今ダイに大苦戦しているから!ダイだけに!
秘められた力といえばあれでしょう。バランとハドラーの戦いに彼が割って入った時のあれ!素顔が超イケメンのあれ!また見られるのか!?でもヒュンケルに素顔を見せることをすごく嫌がっていたような……?
ところ変わってダイVSバーン!
バーン劣勢!
あまりの優勢ぶりにダイはむしろ戸惑っています。バーン相手にここまで戦えることに、そこまで自分は成長しているのかと驚きを隠せません。
バーンはそれでも余裕を見せます。その強さになれた時、ダイは己の強さに酔うだろうと。それは、どんな美酒でも味わえない極上の気分だろうと、酒を飲めないダイに言います。バーン、待っている間もずっと何かしら飲んでいましたし、そうとうな酒豪ですよね。ぶっちゃけ今もほろ酔い状態で戦っていますよね。
あと、そんな余裕そうに喋るのであればミストバーンからの電話に出てあげてくださいよ。話し中、じゃないですよまったく。
さぁバーンがなかなか電話に出てくれないのでミストバーンピンチです。秘められた力を使えないのであれば、と闘魔最終掌を使おうとします。多分、今使える最大最強の技でしょう。
暗黒闘気を全集中させた掌!!それを避けるなんて、漢じゃねぇぜヒム!もちろん迎え撃つ!
が!!ここでヒムの右腕が砕けてしまう!なるほどミストバーン、腐ってもミストバーン!一矢報いたか!光の闘気をまとったオリハルコンを砕くとは!
だがなぁ!ヒムはそんなことじゃ諦めねぇよ!!
だって!左があるんだからなぁあああああああああ!!
オーーーーーラナックルーーー!!
ミストバーンはいつぞやのように、衣から素顔をのぞかせた状態になってしまいそのまま倒れてしまいます。
あとはとどめを刺せば終わりそうですが、ヒュンケルがそれを止めます。仮面を剥げ、と。
闇の衣を取らせるな
さてまたまたところ変わってダイVSバーン。
バーンのあまりの余裕にダイは気圧されています。押せばいいのに!
バーンはカイザーフェニックスを繰り出しながら、ダイに突進していきます!カイザーフェニックスをいなしても、バーンに攻撃されてしまう!どうすれば!
いや、一瞬で決した!!
なんとバーンが大ダメージを受けています!
しかしダイはどこに!
なんと!バーンの放ったカイザーフェニックスの中にいたのです!無茶苦茶~。
一体なぜそうしたのか!
はい!また場面変わります!今回あっちいったりこっち戻ったり忙しいですね!
ヒュンケルは、ミストバーンの素顔はバーンの秘密に直結していると考えていました。素顔も、あるいは声すらも知られてはいけないものだったのはないかと。そういえばミストバーンって無口設定でしたもんね。本当はおしゃべりなのに。
そして、なぜヒュンケルにその正体を見破られたくないか。それは、ヒュンケルが魔王軍にいた頃はバーンにも気に入られていたしミストバーンに指南していたからではないかと、そう彼はにらんだのです。バーンとミストバーン両方に近いからこそ、秘密が暴かれるのではないかと恐れていたのですね。
そのどうしても隠したい秘密を暴けば、今バーンと戦っているダイの手助けになるのではないかと考えたのです。さすが名解説者ヒュンケル。智将レオナと共に局面を冷静に見つめる男。
すでにボロボロのミストバーンの仮面を剥ぐことはわけありません。ヒムが衣を取ろうとします。
しかし、ここでクロコダインがそれを止めます。ここで私のWi-Fiも止まります。なのでダイ大の再生も止まります。大体12分57秒(AmazonPrimeVideoの場合)ですね。ここのラーハルトが可愛い顔をしていたのでぜひ皆さんも確認してみてください。
Wi-Fiを切ってから入れ直して再開です。
クロコダインはバーンパレスに来る前、ロン・ベルクからあることを聞かされていました。
ミストバーンに、闇の衣を取らせるな。
ロン・ベルクはミストバーンとの戦いの中で、彼が何かで自分の力を抑えつけて力をセーブしていると感じたのです。力を出したくても、出せないのだと。
そしてその力を抑えている何かがあるはず。真の力を出させないために、それを取らせることをするな、と……。
闇の衣が一体なんなのかはわかりません。しかしもしかしたら、今から取ろうとしている仮面こそが、闇の衣ではないかとクロコダインは思い至ったのです。
ロン・ベルクの言葉ともなればさすがのヒュンケルも無視できません。危険な賭けに出るよりは、確実にとどめを刺した方がいいです。そう決心しました。
…………時間をかけすぎたと思うなぁ。
いくらミストバーンが気絶しているとはいえ、そろそろ起きるんじゃないですか?
起きた。
こ、これはまずいですよぉーーーーー!!
ドルオーラは通じる
あーーーーーっとここでまたしても場面転換!
いえ、ダイがどうやってバーンにダメージを与えたかも気になっていたのでいいのですが!
なんと!ダイは避けずにカイザーフェニックスに自ら飛び込んでいたのです!
そう、カイザーフェニックスを避けてもバーンの攻撃がある!バーンの攻撃を避けてもカイザーフェニックスがある!ならば!ダメージ覚悟でカイザーフェニックスに突進し、バーンに攻撃するのが唯一の解!
なんということでしょう、それを技が相手から放たれた一瞬で判断し、決断したのです……!とんでもない格闘センス。自身も無事ではすまされないというのに、一瞬の躊躇もなく飛び込むその度胸。これが竜の騎士の本当の戦い方なのです。自らがダメージを負うこともいとわないその人間離れしたその戦い方、人間がこれを見て彼を恐れないという自信がありません。ダイは本当に、人ではないのですね……。ダイはもう吹っ切れているのでいいのですが、私は未だに前回のバーンの言葉が頭にちらついてしまいます。私という人間、弱すぎる。
カイザーフェニックスをもろに喰らってさすがのダイもまともに立ってはいられません。が、立ち止まってはいられない!
追い打ちをかけるのは、バーンではなくダイだ!そしてダイは確信する!次の攻撃で勝てる!と!
そこまで息巻くのならば、受けて立とうと笑うバーン!ここの顔、なんかいつもよりコミカルだった気がします!バーンって椅子に座ってふんぞり返ってるだけじゃなくて、普通に戦うのも好きなんですかね。
そしてダイは構えを取る!その構えは、ドルオーラ!
しかしドルオーラはすでにバーンに効かないことは実証済みなのでは!?
だがダイは確信している!バーンにドルオーラは通じると!
以前魔力路にはなったドルオーラ、それを受けたバーンは傷一つどころか衣が破れていることもありませんでした。避けていたとしても、つじつまが合いません。
つまり、ドルオーラを耐えた秘密はバーンの光魔の杖にあると、名探偵ダイはにらみました!
ははーんなるほど!そうなんですね!
しかし外れていた場合、魔力を大量に消費するだけになってしまうことをバーンに指摘されます。
ここでピンとくるわけですね。
シルバーフェザーが、あるじゃないか!と。そのために、レオナはいる!
思った通り、ダイはレオナに目配せします!
そして放たれるドルオーラ!
バーンはやはり光魔の杖でドルオーラを止めました!光魔の杖から、あらゆる呪文を防ぐエネルギー障壁を出したのです!ちょっとロン・ベルクさん!向こうの武器強すぎますよ!攻守に優れすぎますよ!こっちの武器にもそういうのくださいよ!
ドルオーラが途絶えた!
しかしシルバーフェザーがある!!
ドルオーラの!!連発である!!!
か、勝て、勝ててしまうのか?!?!?
ぶっ飛ばされたバーン!!
果たして!?!?!?!
近くで見ていたピロロは無事なのか!?
バーンとの戦いも気になるんですけど、圧倒的にミストバーンの正体の方が気になるんですよね。
バーンがここで終わるわけもないと思いますし。それとも、バーンは実はバラモス的な感じで、真のボスは他にいるとか?ミストバーンとキルバーンという存在がいる以上、まだまだ何とも言えません。
そして次回予告、何やらやばそうです……。
(文・やなぎアキ)
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