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【ダイの大冒険】ダイ大第八十六話感想!キルバーンまじで汚い、汚さが裏切らない。

湿度がすごいですね。

汗がすごい出ます。

夏なんだなぁ。

 

各話感想

アニメ『ダイの大冒険』各話感想 1話~50話 - DQフリ ドラクエファンサイト

 

では「キルバーンの罠」行きましょう!

 

大魔王バーンの誘い

前回大魔王バーンのカラミティウォールを立ったまま退けたダイ!竜の騎士としての力が完全に目覚めたようで、紋章の持つ戦いの歴史を自らのものにしつつあります……!とんでもないパワーアップですね。

大魔王相手にいい勝負ができております。もしかしたら勝てるかもしれません!

しかしバーンは高笑いをします。ダイの力はとてつもなく、バーンにも匹敵するほど。バーンはそれを認めています。ダイの父バランについてもバーンは一目置いていたのです。竜の騎士の力、戦闘センス、それゆえにバーンは敵に回したくない手元に置いておきたいと考えてバランを魔王軍に勧誘したのでした。

そんなバーンにとって、ダイの力もまた失うには惜しい、そう考え、部下にならないかと勧誘するのでした。

 

誰が乗るかよそんな誘い!!乗るわけがなかろう!!ノータイムでノーを突きつけてやれ!

 

と思いましたが、バーンは続けます。バランはこの問いにイエスと答えたと……。くぅ~そうだけども!あの頃のバランは、人間を憎んでいたから!死に際のバランだったら、絶対にイエスなんて言わなかったさ!しかし今のダイにはその一言が効く!

さらに人間は最低だぞ、とダイが守りたいものを落としに行きます。人間のために戦い、勝ったとしてどうなるのか、と。

ダイは竜の騎士の力で人々を救った時、人間たちに恐れられたときのことを思い出します。

うっ、そこを突かれると痛い……!たしかに人間は強大な力におびえる。たとえそれが人間を救ってくれた存在だとしても、それがいつ反旗を翻すかと考えると迫害してしまう未来がまったくないとは言えない……!胸を張って、人類すべてがダイを認めるとは言い切れない!なんと弱いんでしょうか、人間というのは!

バーンの言葉にダイはうつむいてしまいます。レオナはそれに反抗しますが、それはレオナがダイに好意を抱いているからだと見抜かれてしまいます。バーン、お前そんな感じなのにしっかりと人の恋心を見抜いているんだな……目ざといぜ。

レオナは一国の主、レオナが声をかければ少しは違ってくるかもしれません。しかし、その結果生まれたのがバランとソアラの悲劇でした。一人の人間が愛したとしても、世界を変えることはできないのです。

 

バーンは続けます。たとえ種族が違ったとしても強いものに差別はしない、と。バランやハドラーに反旗を翻されたとしても、彼らへの敬意は変わらないというのです。

 

か、かっこいい……。

 

なんということでしょう。あんなに憎かったバーンなのに、彼のこの考え方を真っ向から否定することが私にはできませんでした。ちょろい。裏切られてなお敬意は変わらないとか、器がでかいっす。かっこいいっす。

しかし、今これを書きながら改めて今話を見返しているわけですが、気づいちゃいました。強いものは差別しない。ということは、弱いものには全く興味がないということです。弱いものを一瞥もしないのです、こいつは。ならやっぱり賛同はできない!そうだろ、ダイ!お前は、強きも弱きも差別しないもんな!

 

つまり、ダイが出した答えはノーだ!

 

ダイだって人間がひどいことをするのは知っています。それでもいいのです。だってダイは人間好きなんですから。地上の生き物が好きなんですから。

ダイにとって地上の生き物は、人間は守るべき存在で、大好きな存在で、もしも人間がそれを望むのなら、バーンを倒した後で自分も地上を去ろう、と決意しました。

パンプキンシザーズで見たやつだ……!なんということでしょうか。こ、こんな子供に、なんて決断をさせるのでしょうか!!ダイ!君がそんな決断をしなければいけないほど、ふがいない人間たちでごめん……!でも誰も、君が去っていくのを望んでなんかいないんだ!人間はそんなに弱い存在じゃないんだ!ダイーーー!!

 

バーンはこれを受けて怒りを増幅させたようです。ダイのような強大な力を持つ戦士を、いいように使う人間に。でも人間だって、ダイのことを想っています!

負けるなダイ!お前には、人間の血も流れているんだから!

 

 

って、え!?ピロロこんなところにいたの!?!?!?!なんでお前そんなところにいるの!?

 

 

キルバーンの卑劣な罠

バーンとダイがにらみ合う中、アバン先生はまだキルバーンと戦っていました。意外にもアバン先生押している!キルバーンのほうが強いと思っていたのに!

しかしここで先生の洞察力が発揮される!キルバーンの戦い方は、トラップを使い相手がそれにはまったところを安全に刈り取るというもの!そんな戦い方を続けるうちに、今回のような真っ向勝負での戦いの勝ち方がわからなくなったのだろう、と!

なるほどさすがアバン先生!たしかに実力言えばキルバーンのほうが劣るなんてことはなさそうですが、そもそもこの戦い自体がキルバーンの得意なフィールドではなかったということですね。

なら勝てる!アバン先生、勝てる!でも先生、まだ勝負もついていないのに「お前の負けだ」って言い切っちゃうのはまずいですよ!フラグですよ!

 

ほら、キルバーン笑っているもの!キルバーンは相手を罠にはめて倒したいという欲望を満たすために戦っています。そんなキルバーンが、やっぱりまともに戦うわけない!

決闘だからって、まともに戦うわけがぁない!

 

アバン先生の剣が、折れた!いや、切れた!

すでにキルバーンの罠は、始まっている!キルバーンは戦いながら罠を仕掛けていたのだ!

キルバーンは頭上からナイフのような刃を取り出しました。それはすなわち見えない刃!それを空間のあらゆる場所に仕込んでいたというのです!幽遊白書の鴉かよ!!

先生は今、数多の刃が仕込まれたフィールドにいるのです!下手に動けば、刃の餌食に!

 

汚い!キルバーン汚いぞ!

キルバーンの攻撃を避けるだけでも傷ついていく先生の体!痛々しいです!凝だ!凝を使って刃を見るんだ!戦闘中に凝を使うのは鉄則中の鉄則ですぞ先生!違う、これハンターハンターじゃないんでしたわ!

 

ボロボロの先生、血を流しすぎて意識を失いかけます。気を確かに先生!

キルバーンが一直線に先生に剣を突き立てます!

それを!避けない!

先生は覚悟を決めた!

 

そうだ!避けずにしがみつけ!

メガンテだぁああああああ!先生それはよせーーーーー!!

 

って、ジャッジが止めるんかーーーーーい!!

待て待て待て、ジャッジは公正なんじゃないか!!

ってジャッジもキルバーンに改造されてキルバーンに有利に働くようになっているんかーーーい!

汚いを通り越して汚物だよ、キルバーン!それはだめだろキルバーン!最悪だよキルバーン!

 

おい待て待て待て待て!!!!!

先生ーーーーー!!

スターウォーズのルークみたいに片手が切り落とされちゃったよ~~~~!!!

 

うわぁああああああああああ!!!!

 

キルバーンはメガンテを使うジャッジを先生のもとへ置いて一人バーンパレスに戻ってきました。

バーンがダイに押され気味である状況を理解しますが、助けに行こうとはしません。ミストバーンとは違い、そこまでの忠誠心はないのかもしれません。一体キルバーンは何者なのか……。

 

いやそれよりも!先生は無事なのか!?

まじでこのフェーズ感情が忙しすぎて大変でした。

 

 

獣王遊撃隊、期待の新人!

続きましてミストバーン戦です。めまぐるしいです、今回は。

ヒュンケルたちが到着したにも関わらずミストバーンは余裕です。それもそのはず、実力者ラーハルトの力をもってしてもミストバーンの肉体に傷をつけることはできなかったのです。たしかにクロコダインやチウがいたところで、ミストバーンを完膚なきまでに倒すことはできないでしょう……。

 

だがな!!こっちにはまだいるんだよ!!

 

新生ヒムがなぁ!!

 

ヒュンケルが倒すはずだった敵は全部自分が請け負う!とたまんねぇセリフを言ってくれるヒムがなぁ!!

し、しかし、ラーハルトでも無理だったのに、ヒムでなんとかなるのでしょうか!

 

 

なる!!!!!

 

 

ヒムはもうただの駒ではないのです!体力だって満タンです!

ヒムの闘気!それを!なめるなぁぁあぁああああ!!

 

と気合が入ったところで、チウが割り込みます。隊長の許可を得てから戦えー!ということで、出鼻をくじかれたヒム。しかし柔軟に、チウから許可を得ます。すごい。ポップたちからしてみれば急に現れた、元敵の助っ人。正直得体がしれません。でもこのチウの一言で、こいつは紛れもなく俺たちの仲間だ!と確信が持てます。チウが本当に親分の器ですね。

 

さぁ!戦いが始まります!

ヒムのスピード!オリハルコンの硬度!そしてあふれ出る闘気!

その闘気は!光の闘気!

魔王軍だったからとか、オリハルコンだったからとか関係ない!ライバルとの戦いの勝ちに執着したヒムはすでに悪とか正義とか関係なく!その光の闘気をまとう資格があるのです!かつてヒュンケルは暗黒闘気と光の闘気の狭間で苦心しましたが、ヒムはその壁をやすやすと越えます!

光の闘気はミストバーンの苦手とする闘気!ヒムこそが!ミストバーンを討つ戦士になるのでしょうか!その純粋さで、勝ちに行けヒム!ヒュンケルの心をたぶらかせたミストバーンのことを、ヒュンケルの代わりにお前が打ち倒すのだぁあああ!!

 

と私が勝手に盛り上がっていると、またしてもチウが。

獣王遊撃隊の一員として「ヒムちゃん」という愛称で呼び始めます。ヒムちゃん……!私もそう呼んでよろしいか……。

もちろんヒムは反抗しますが、色々出された愛称候補の中ではヒムちゃんがマシだと判断したのでしょう。そんな軽口を叩きながらもミストバーンを叩きのめすヒムちゃん!

 

しかしミストバーンだって黙ってやられるわけではありません!

彼らを一網打尽にする技、闘魔滅砕陣を使います!たちまち捕らわれるみんな!

だがなぁ!うちのヒムちゃんをなめるんじゃねぇや!

思いっきり踏みつけて、闘魔滅砕陣を打ち破ります!

 

ヒムちゃん!好き~~~~~~!!!!!

 

 

各所の戦い、どこも大きな動きがありましたね。

アバン先生はまさか死んでいないと思いますが、あそこからどう挽回するのか。そして、ダイがこのままバーンに押し勝てるとも思えないので、どうなっていくのか……。

 

ヒムちゃんはこのまま勝利まで突っ走って行ってほしいです。でも次回予告でミストバーンが素顔を出していたんですよね。ってことは一筋縄ではいかないんでしょうなぁ。

 

(文・やなぎアキ)

 

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