先日、ドラゴンボール超スーパーヒーローを観に行きました。
新しいドラゴンボールの映画は全てチェックしており、昔のもそこそこ観ているのですが、今回のは個人的にぶっちぎりで好きです。
映像がすごくかっこよかったですし、ピッコロさんが好きならぜひ観に行ってほしいですね。
各話感想
アニメ『ダイの大冒険』各話感想 1話~50話 - DQフリ ドラクエファンサイト
さぁ、アバン先生が閉じ込められ、使徒たちはミストバーンと対峙する緊張の1話!「正義の後継者」行ってみましょう!
レオナのフェザー
先生が姿を消したことで動揺する使徒たち。
ミストバーンを倒して、先生を助け出す方法を聞き出すことにしたダイ。戦闘態勢に入りますが、それを止めたのはレオナでした。
ミストバーンは恐らく何も知らない、ジャッジから先生を助け出す方法は皆無であろうことを既に見抜いていたレオナ。解説者ヒュンケルがいなくとも、姫の軍師としての力でそれを補える!さすが智将レオナ!
そう、ミストバーンの狙いはいかにも物知り顔をしながら、ダイを足止めして少しでもダメージを与えることでした!
ミストバーンのことは無視して、バーンの元へ行くことの方が重要なのです!
しかしそんなことを言われて、あいわかったと聞く3名ではありません。レオナの言っていることがどれだけ正しくても、3人はあまりにも優しすぎました。先生を見捨てることなどできないのです。
何もできないと分かっていても、何もしないなんてできない!
ふたたび剣に手をかけるダイ!
バーーーーカか!!!?????
お前らはバーーーーーーカなのか!!!????
レオナの言うことを黙ってきーーーとれ!!!!
ハドラーに怒られるぞ!それはもはや優しさじゃない!愚かだよ!バーンを倒すという目的を忘れるな!多分ここにヒュンケルがいたらレオナと一緒に君らを止めたぞ!あ、いや、でも愛に目覚めたヒュンケルにはもうそれはできないかもしれない!くそぉ!
さぁ止まらねぇ!ダイは止まらねぇ!
剣を抜きミストバーンに突っ込んでいきます!
そこに!一筋の光が!攻撃の手を止めるダイと面喰うミストバーン!
そこにあったのは、アバン先生のフェザーでした……!そしてそれを放ったのは、レオナ!
そうです、彼女はアバン先生からフェザーを受け取っていたのでした!それは果たしてなぜなのか。単に彼女が破邪呪文ミナカトールを習得できるほどの使い手であるから、というわけではないはずです。
一方キルバーンとの決闘で苦戦を強いられるアバン先生。しかし本家本元のアバンストラッシュが炸裂し、思わずキルバーンもたじたじです!どれだけレベルアップをしていないとしても、先生が本気を出せば先の戦いでキルバーンに深手を負わせることもできたのです!
しかしそれをやらなかったのは、体力を温存しておきたかったのと、キルバーンの憎悪を自分に向けたかったためでした。そう、先生はキルバーンを足止めするため、わざと彼を怒らせたのです。そして、まんまとそれに引っかかったキルバーンと永遠に戦い続ける覚悟があったのです!すべては、ダイがバーンを倒すために!
先生はすでにその考え、意思を使徒の1人に託していたのでした。
パーティーをまとめあげ、正しい道へ導く、そんな正義の志がある使徒はただ一人……。
それが、つまり、レオナ!
レオナは先生から受け継いだフェザーを高々に掲げながら言います。
全ての戦いを、勇者のためにせよ!!
勇者のために
その言葉の意味を、先生はレオナと行動しているときに伝えていました。
これからの戦いは、ダイをいかにノーダメージでバーンの元へ届けるかにかかっているのです。大魔王を倒すためには、勇者の一太刀が重要。それをするためには、周りのメンバーが身を挺して戦い、勇者を先に進ませるという自己犠牲にも近い戦いが必要です。命を懸けるのならば、勇者のために!
かつて先生が勇者としてハドラーと戦った時も、仲間たちが先生を先へ先へと進ませてくれていました。勇者アバンは仲間のその想いを無駄にはせず、常に前へ前へと進んでいったのです。だから先生は、魔王ハドラーを打ち倒すことが出来ました。
どおりで、先生がハドラーと戦ったときの回想にはマトリフをはじめとした仲間たちがいなかったわけですね。先生をハドラーの元へ行かせるために、その前の段階で敵を足止めしていたから……。もし勇者が足を止めてしまえば、世界に平和など決して訪れません。
ヒュンケルが殿をつとめたのは、まさにそういうことだったのです。
え?じゃあバーンと戦うのってもしかしてダイだけなんですかね……?つまりヒュンケルのあのリタイアはガチリタイアですか?せ、せめてもう一戦……!ついでにヒムも……!
そんなわけで、勇者のために戦う覚悟が必要です。
しかしダイもポップもマァムも優しすぎます。使命のためには、時に非情な決断もしなければいけません。
誰かが、彼らを前へ進ませなければいけません。ヒュンケルが身を挺したときはアバン先生がダイたちを諭しました。しかし先生がいなくなっては、誰が道しるべになるのか。
それを託されたのが、レオナ!
先生は彼女だけがそれを務められると見抜いていました。己の確固たる正義に従い、憎まれ役を買って出ても皆をまとめ上げられる、それがレオナの能力。
レオナはきっと、自分だけが先生から何も教わっておらず、しかも戦う力もあまりなく、不安に思っていたと思います。でもそんな自分でも、アバンの使徒として戦うことが出来る。自分にしかできない戦い方があると先生から教えられ、己の正義への想いを改めて認識できたのではないでしょうか。
パーティーを導くのは、勇者じゃなくてもいいのです。役割分担ってこういうことなんですね……。ダイは勇者として皆を鼓舞してくれますが、正しい道に引っ張っていってくれるのは正義の戦士であるレオナが適役なんです。
レオナは軍師タイプであり、智将だとは思っていましたが、しっかりとそういう役割が与えられるとは……。嬉しいですね。
短い時間だとしても、彼女もまた先生の教えを受けられて良かったです。じんわりと泣いてしまいます。
そんなレオナ、そして先生の真意を聞いた3人は、さすがに思い直します。勇者を先に進めるために、身を挺して戦うことの重要さを。そうやって、かつての勇者のパーティーは魔王ハドラーを倒したのだと。心を一つに、勇者のために戦うのです!
ミストバーンがダイの背後から攻撃を仕掛けようとします。むしろレオナが喋っている間よく待ってくれたな。
それを食い止めたのはポップ!レオナの言いたいことがようやくわかり、ダイを先に進めるために自らミストバーンを足止めする決意をします。それはもちろん、マァムだってそうです。先生はキルバーンと戦っている、今度は二人がミストバーンと戦う!
あとはダイが、ダイが皆の想いを受けて前へ走り出せばいい!決意だ勇者!
さぁ!走り出せ、勇者!
ミストバーンの恐怖
ダイが前へ走り出すのを止めたいのは、もちろんミストバーン。ダイの仲間への想いを利用して、なんとかバーンの元へは行かせまいとします。
そう、ミストバーンのやることは簡単です。ポップとマァムの悲痛な叫びを聞かせてあげればいいのです。そうすれば、いくらレオナが言い聞かせてもダイは二人の元へ駆けていくでしょう。そう、ミストバーンは、ただ二人を倒してしまえばいいだけ……。
後ろ髪をひかれながらも走るダイ。ポップとマァムの戦いが始まります。
ミストバーンは正面からの魔法を跳ね返してしまうため、ポップが魔法でかき回し、
マァムの閃華裂光拳でとどめをさす作戦を立てます。二人でそんな風に作戦を立てていたら、ミストバーンに聞こえちゃったりしないのでしょうか。
ミストバーンはまったく焦ったりしません。ポップとマァムが相手であれば、なんら苦戦はしないだろうと……。この場を一歩も動かずに二人を倒し、ダイを引き返させようと宣言します。一歩も動かず相手を倒す、というと色んな例が思いつきそうですが、私の場合は手塚国光部長の手塚ゾーンを思い出しますね。皆さんはどうですか。
さぁそんな舐めたことを言われては黙っちゃいられません。ポップとマァムが作戦通りに動きます!
ポップのイオによるグミ撃ち!
「ドラゴンボール」などでよく登場する、掌から光球を作り出して連続してぶつける技の俗称。
そして決めるぜマァムの閃華裂光拳!
だがぁああああああ!!
決まらねぇえええええ!!
てかダイたち、全然先に進んでいねぇぇええ!!
まだ階段にいるぅぅうううううう!!!
攻撃が効かず、そのまま捕らえられてしまった二人!
なぜ閃華裂光拳が効かなかったのか!?
う~ん、ミストバーンはバーンの何らかの何かだと思うので、実体があるように見えてないのかもしれないですね。それとも、生き物じゃないんでしょうか?何もかもわからなくなってきました!
そしてミストバーンの作戦通り、二人の悲痛な叫びを聞き思わず戻ろうとするダイ!卑劣にも、二人が声を出せる程度に締め付けているため、何をどうあがいてもダイは二人の叫び声が聞こえてしまいます!やっぱり戻ってしまうダイ!
でもダイが戻ってきたとしても、二人はそのまま殺されてしまう!
誰か!助けてくれ!
ラーハルト!早く来てくれーーーーーー!!!!!!
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ラーーーーーーーハルトーーーーーー!!(両手をあげて喜ぶ私(マジです))
鎧の魔槍をまとって助けに来てくれたのが、ヒュンケルではなくラーハルトだった!この衝撃が二人にどう作用するのでしょうか!?
ラーハルトのことを知っているのって多分、ヒュンケルとポップだけですよね?ダイは記憶を失っていたから竜騎衆とは戦っていないですし、マァムは修行に出ていましたし。でもきっと、わかってくれますよね。
しかし、「バランの遺言」とかいう絶対泣くタイトル。来週が楽しみすぎます。
親父はたとえ死んでも、いつだって息子を見守っているからよ……!
(文・やなぎアキ)
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