前回までのあらすじ
3人目の美女ビアンカと共に光の教団の手がかりを探すモガマルたち。
手がかりがありそうな先の魔物を倒したが、果たして光の教団は?
前回
第三十二話 全員集合の予感だぞ!
ビアンカの言う方向に来て、怪しげなモンスターを倒したぞ(モガマルが)!
で、光の教団は!?光の教団はどこだ!?
どこだどこだどこだ!
もしかしてあれか!?これはあれか!?いつもの、パターンなのかぁあああああ!!
やっぱりかよ~~!いっつもこれだな!邪悪な気配がするわ!モンスターをやっつけるぞ!すごい強いのね!でも教団はいないねぇ……こればっかりだな!
こんなことで本当に光の教団を倒せるのか!?
それにしても、完全に手がかりがなくなってしまったな……。
ど、どうしたじじい!?
なんだ!?また何か感じ取ったのか!?美女か!?
いやでも、確か以前会った美女はデボラさま、フローラ、そしてビアンカの3人だった。すでにその3人には出会っている今、流れ的に他の美女がいるとは思えないのだが!
な、なんだって!とうとう邪悪な気配を感じられるようになったのか!
そして、やっぱり美女の気配がするんだな!これは一体、どういうことだ……?
ようやく、ようやくだ。ずっと光の教団のことを探しているのに、一向に手がかりすらつかめなかったが。
今度こそ決着をつけてやるぞ、光の教団め!
で、美女って言うのは?
ビアンカ以外の美女たち……ということはあれか、つまり?
そういうことだな!フローラと別行動になったのはまだ最近な気がするが、デボラさまとはもうずいぶん会っていないような気がするなぁ。
彼女たちもきっとこの邪悪な気配に気づいたってことだな!
よし!彼女たちと合流して、光の教団を倒しに行くぞ!
うわ!ど、どうしたんだモガマル!?行かなくていいのか!?
はっ!たしかに!全員に美しいとか言って、全員のこと好きだとか言って、全員にいい顔していたなぁお前!まぁオレもだけど!
そうだそうだ!全員を好きだなんて誠実じゃないぞ!
でもあれか?プロポーズまでしたビアンカのことが一番好きなんじゃないか?それならそれで、誠実ってことにしておいてやってもいいぞ?
はぁ~~~~?何を言っているんだこのじじいは!お前、選べるわけもないのに、ビアンカにプロポーズしたのか!?
これを聞いたら、フローラはがっかりするだろうし、デボラさまは激怒すると思うぞ?
じじい、観念しやがれ!
次回予告
今度こそ本当に光の教団の手がかりをつかめそうなモガマルたち。
しかし、今大事なのはガイアスが一体誰を選ぶのかだ!!
次回、「好きな人を決めるんだぞ!」!
モガいてばかりじゃ、花嫁にあいそつかされるぜ!
(文・やなぎアキ)
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