ダイ大が休止して、永遠とも思える時間が過ぎました。四月になったので今年度も頑張りたいです。
さて、以下に記載しているのは、随分前に書いた「ダイ大で一番好きなキャラ」の記事で、公開するタイミングがなく眠っていたものです。
具体的には去年の夏あたりに書いたものです。え?って思いましたか?私も思いました。鬼岩城あたりですね。
では一旦こちらをお読みください。
──
多分私が書いている感想記事及びダイ大関連記事を読んでいる方たちは、十中八九「ポップだろ」って言うと思うんですよ。
ポップがちょっとでも活躍しようものならもう怒涛の勢いで褒めちぎりますから。
以下の記事も、ポップのことばかりで、Twitterでも「ポップしかいないやんけ」とツッコミをたくさんいただきました。ありがとうございます。
で、じゃあ一番好きなキャラはポップなのかっていわれるとですね
いや、アバン先生です。
と答えます。
次点でバランかな……。
※筆者はダイ大はアニメが初見なので現在放映されているより後ろのエピソードは知りません、念のため
ポップのことは好きです。恐らく私が子どもの頃にこの作品を今みたいにがっつり見ていればポップのことが一番好きだったでしょう。
しかし大人になった今、より魅力を感じるのはやはり大人のキャラです。
彼らが一体どんな生き方をしてきて、どうしてそのような考え方になったのかというのを考えるとたまらんわけです。
なのでアバン先生やバランだけではなく、クロコダインとバダックさんのコンビや、ブラスじーちゃん、ニセ勇者一行の魔法使い(名前忘れた)も好きです。
こういった人たちが、まだまだ青臭いダイたちを諭してやるシーンなんて最高です。
少年漫画ですから、ダイを筆頭とした若き少年少女たちが前面で活躍するのは当然です。
しかしそこから一歩引いたところで大人組が頑張っていたり、精神的支柱となっていたりするのがたまらんわけなのです。
柔軟に考え方を変えられるのがダイたちの強みならば、生き方はもう変えられないにしてもこれまで培ってきた経験がものを言うのが大人の強み。たまりません。
そしてその中でも最高of最高なのがアバン先生ですね。
一切ブレないその気高き志。自らの命もいとわず次世代に託すその使命感あふれた姿勢。そして圧倒的バトルセンス。
何もかもがダイたちにとって憧れであり目標なのです。
物語のほぼほぼ最初でハドラーに敗れたとはいえ、私の中ではずっと最強です。絶対に越えられない存在だと思っています。
他にもアバン先生が好きな、というか好きになった理由があります。
それはアバン先生の弟子であるダイたちがいるからです。
アバンの使徒が戦っているときに、ことあるごとにアバン先生のことを考えているんですよね。
当然ポップが悩み葛藤しそれでも戦うっていうときなんかも、
アバン先生のあの最後の雄姿を見ていたもんな……!とか
ヒュンケルが心を入れ替えてダイたちと協力して戦っているときも、
アバン先生の教えがやっぱりヒュンケルには心の奥深く残っているんだ!とか
そうやってダイたちの行動原理や思いを一々アバン先生と結びつける行為をしている……そりゃあアバン先生のこと好きになるでしょうよ!
アバン先生がいたから彼らがいるんだと思っています。こういう、主人公たちが主人公たちたりえるための強大な存在が私は大好きなんです。ジョジョの6部を読んでいるときも、ジョナサン・ジョースターのことを考えているくらいです。承太郎じゃねぇんだ、ジョナサンなんだ……。
ダイがアバンストラッシュを使うたびに、
ああーーーーアバン先生の技をダイが使っているよぉおおおおお!!
と思うわけですよ。
アバン先生の想いがそこに乗っているよーーーー!!
オープニングのラストのキャラクター集合にいまだにアバン先生がいてくれていることにぶっちゃけ泣いていますからね。
ああ~、どれだけ時がたったとしてもダイたちはアバン先生ありきなんだよ~と。
恐らく今後ダイ大がどれだけストーリーが進んでもアバン先生のことが一番好きでしょう。
──
いやお前今一番好きなの、バランだからな!?!?
先週の記事で私は2022年3月時点での好きなキャラランキングを発表しました。それが以下です。
1位 バラン
2位 アバン先生
3位 ポップ
4位 シグマ
5位 ヒュンケル
6位 ダイ
7位 ハドラー
8位 ラーハルト
9位 マァム
10位 ロン・ベルク
ほら!アバン先生、ランクダウンしちゃってるよ!最後に「どれだけストーリーが進んでもアバン先生のことが一番好きでしょう」って書いておいて、これだよ!「恐らく」だからまだ許されるかもしれないけど!
ぶっちゃけバランとアバン先生の好き度はそんなに変わらないので問題ないランクダウンではあるのですが、昨年夏から今日にいたるまでのダイ大の魅せっぷりが半端なかったからこそバランが僅差で勝ったと言えるでしょう。
それを踏まえれば、まだまだこのランキング自体も変動の可能性があります。ずっと焦らされ続けているハドラーの最期、それ次第ではアバン先生さらなるランクダウンもあり得るわけです。ロン・ベルクの躍進だって侮ってはいけません。
最終決戦を目の前にして、まだなお可能性を感じるダイ大。
最終回まで見終わった時、あらためて好きなキャラランキングを考え直したいと思います。
そのとき、もしかしたらまたアバン先生が一位に返り咲くかもしれません。
あと、今アニメ化されている分で泣いたシーンベスト3をまた考え直したいですね。バランVSハドラー戦は絶対入ってくる。もう「ポップしかいないやんけ」とは言わせない。「バランしかいないやんけ」はおおいにあり得る。
(文・やなぎアキ)
関連記事