ドラクエはナンバリング作品だけではなく、スピンオフ作品も豊富です。
中には、スピンオフしかやったことがないという方もいるでしょう。
モンスターズやビルダーズ、不思議なダンジョンなどなどなど。そしてスピンオフだからと侮るなかれ、ストーリーもキャラクターも魅力的なものばかりです。
今回は、ドラクエスピンオフ作品の中でも特に好きなキャラを紹介したいと思います。
アクト(ドラクエヒーローズ)
スピンオフキャラクターの中では一番好きです。ヒーローズの主人公ですが、ヒーローズは他のドラクエ作品とは違い主人公自身にもしっかりとキャラ付けがされています。
アクトの性格は慎重で作戦をしっかり立ててから戦うという、あまりドラクエの主人公っぽくないタイプです。冷静沈着なキャラクターなんですよね。
しかし、実はメーアのことを守りたいから慎重で思慮深い性格になったという話を聞いてからは、「なんだお前、けっこう熱い男じゃん!」と一気に好きになってしまいます。
あと松坂桃李さんの声がめちゃくちゃあっていて最高です。ヒーローズにはプレイアブルキャラクターがたくさんいますが、最初から最後までずっとアクトを使っていました。
ロロンド(ドラクエビルダーズ)
ビルダーズの最初の街メルキドで会うめちゃくちゃ尊大なおっさんです。
ラダトームでの最後の決戦のときに、なんでお前が来るんだよ、と笑いました。たしかにお前のキャラは強いが、この物語の最初を一緒に過ごしてくれたピリンが来いよ、と。
ビルダーズの各章で出てくるメインの女性キャラはドラクエ1の三賢者の子孫という設定なので、他に来たエルとアメルダはまさしく賢者が駆け付けてくれたことになるのですが、ピリン枠がロロンドに取られたわけですね。だからなんでだよ。一応、ピリンは戦う能力がないからという理由づけがされていますが、絶対スタッフにロロンドがお気に入りの人いたでしょ。本当ロロンド最高。
タイジュの国の女の子(テリーのワンダーランド)
私はテリワンはPS版をプレイしたのですが、まずこのグラフィックがかわいい。そして、冷たいと見せかけて実はテリーのことが気になって仕方がないといういじらしい性格、かわいいねぇ。
タイジュの国は話を進めることで行ける場所が増えるのですが、ようやくこの子の家に入ることができたときの高揚感は今でも覚えています。
ようやくこの子に認められた!この子も認めおった!お友達になりましょう!となりました。そこは友達なんだ……と我ながら思いますが、当時は本当に友達以外の選択肢がありませんでした。
アロマ(ジョーカー)
見た目が最高。見た目が最高です。
主人公を勝手にライバル視し、主人公の相棒であり神獣のスペディオを「私のレアモンスターくん」呼びするかなりわがままで自分勝手な性格ですが、その愛くるしい見た目からすべてを許せます。
ちなみに、その短気で横暴な性格ゆえに大会を失格になり、本編中では戦うことがかないませんでした。が、クリア後、まさかの最強キャラ、いわばモンスターじいさん的立ち位置で戦うことになったのには驚きました。ジョーカーはあまりやり込んでいないので、いまだに勝てていないです。
でも可愛いからなんでも良しです。こういうショートカットの勝気美人、ナンバリングの仲間キャラにくれ。
モガマル(星のドラゴンクエスト)
ソシャゲをスピンオフ作品と呼んでいいかはさておき、好きです。
そりゃ毎週毎週こんなことやっていればいやでも好きになりますよ。
ドラクエスピンオフは今後もドラクエトレジャーズやモンスター新作が出るようなので、一体どんな魅力的なキャラクターに出会えるのか、今から楽しみですね!
(文・やなぎアキ)
関連記事