前回までのあらすじ
ブルリア星に脅威を運んできた光の教団。
その幹部であるジャミ、ゴンズ、そしてゲマを倒したモガマルたち。
これで一件落着、サンチョとも再会することができた。
前回
第十七話 バイバイサンチョだぞ！
いつのまにかどこかに行っていたサンチョが戻ってきたようだな！
どこ行っていたんだお前は！
光の教団ってやつならもうとっくにモガマルがつぶしてやったぜ！大したことなかったぞ！これがブルリア星にその人ありと謳われたモガマルさまだよ！
お！本当か！
それが本当に心配だったからな。子供たちが無事で何よりだ！大体子供ばかりをさらうなんてとんでもないやつらだったよな！
これで一件落着だ！今回の旅は簡単だったな、大した脅威もなくただ塔を攻略していっただけだったぞ。
お？なんだ？サンチョ、もう行っちゃうのか？
でもそうか、サンチョも別の星からやってきたんだもんな。あまり一緒にいた記憶もないけど、寂しくなるなぁ。
そうだよ、そもそも元の星に帰る道見つかったのか？
宇宙船みたいなものでもあったのか？でもサンチョ絶対宇宙船の操縦とかできないよな、本当に大丈夫か？
そうなのか！扉かぁ、そんなものがあったとは。その扉の向こうにサンチョの星があるんだな。それはちょっと、覗いてみたいかもしれないな……。い、いや、でもうかつにそんなことをしてここに帰ってこれなくなったら困るもんな！オレの生きる場所はブルリア星だ。
そうだった、サンチョはそもそも人探しをしていたんだもんな。モガマルに似たナイスガイの王族だよな。
そうかぁ、その二人にも会ってみたかったなぁ。
元の星に帰りさえすれば見つかるさ！頑張れよサンチョ！あともう少し荷物減らした方がいいぞ！
人との別れはいつだって突然だな。そしてちょっぴり寂しいものだ。
はっはっは、当然さ。モガマルは立派な冒険王になるに決まっているさ。
その旦那様と坊ちゃんとやらの治める国にもいつか行ってやるさ！なんせ冒険王だからな！
そういえばそうだった。モガマル、いつの間にかオレ以外のモンスターを仲間にできるようになっていたんだったな。結局あれはなんだったんだ？
ゲマたちと戦っている間はまったく意識していなかったが？必要か？この設定必要か？設定とか言っちゃいけないけどな？
あ、オレがあまりにもメタ的な発言をしている間にもうサンチョがいなくなっている。そうかぁ、もうお別れか。
じゃあまた日常に戻ろうか、モガマル。
次回予告
光の教団をつぶし一件落着となった今回の事件。
サンチョも帰り平穏な生活に戻ってきたモガマルたち。
と思いきや？
次回、「謎の美女登場だぞ！？」！
モガいてばかりじゃ、花嫁にあいそつかされるぜ！
（文・やなぎアキ）
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