もうそろそろ寒さに飽きてしまったのですが、まだ1月中旬であることに恐怖を覚えています。
手が冷たいなぁと思いながらこの感想を打っています(エアコンをつけろ)。
各話感想
アニメ『ダイの大冒険』各話感想 1話~50話 - DQフリ ドラクエファンサイト
ヒュンケル闇に飲まれるか!
とうとうヒュンケルとクロコダインの処刑の日がやってきた!
しょっぱなからものすごい画角でバーンパレスを見せつけてくるぅ!!気合が入っているぅ!!
セルゲームでもできそうな闘技場らしきところにくくりつけられるヒュンケルとクロコダイン。人間側は彼らを助けるため、すでに岩陰にスタンバっています。それに気づいていない様子の魔王軍、気を探るみたいなこと、できないんですかね。そう考えると、たしかにレーダー機能を備えているメルルは大きな戦力になるんですね。ようやくメルルのすごさがわかってきました、はい。
そしてとうとう処刑時刻である正午になってしまいました!
処刑場にはミストバーンと彼が率いるさまようよろいの軍団!
ミストバーンはふところから暗黒闘気のグラスを取り出し、ヒュンケルを再びこちら側に引き入れようとします。それに応じたヒュンケルは、グラスの暗黒闘気を飲んでしまいます!暗黒闘気は飲み物だったんだ……。
しかし!クロコダインは信じます!ヒュンケルのことを!
ああでも!すさまじい暗黒闘気がヒュンケルの体内を駆け巡り!とても土曜の朝から見るようなそんな生ぬるい状態ではなくなってしまいます!やっぱりミストバーンの方が一枚上手だったか!
ヒュンケルはみるみるうちにイメチェンをし、黒髪のイケメンになってしまいました!普通にかっこよくてびびります!
これには潜んでいた人間たちもたじたじです。
そしてここでミストバーンさん、悦に入りながら、
いい気分だろう。人間の首をはねろと言われたら、まるで花を摘むようにたやすく行える気がするだろう
と言い放ちます。え?DIO?完全に今のDIOだったじゃん。ちなみに私がDIOのセリフで一番好きなのは
早く持ってこいッ!!スチュワーデスがファーストクラスの客に酒とキャビアをサービスするようにな
です。これミストバーンが言っても違和感がない気がします。やはり子安さんは納得の人選ですね。
クロコダインはヒュンケルから光の闘気が今まさに消えていくのを感じます。ヒュンケルは必死に闇の闘気と戦っているようですが、暗黒の力に限界はありません!ヒュンケルは!賭けに負けたのか!!
ミストバーンはヒュンケルが完全に悪の魔剣戦士に戻るよう、剣を渡しクロコダインを処刑するよう命じます。
剣を受け取り、クロコダインに向き直るヒュンケル。
だめだヒュンケルー!
これを見て黙っていられるエイミさんではありません!思わず飛び出そうとするところを、すんでのところでチウが止めます。えらい。どうやらダイたちは別で二人を救出するために待機しているようなのですが、仲間がこんな目にあってもなぜか飛び出してきません。どうするんだ!どうすればいいんだ!
でも信じろ!ヒュンケルは、信じてくれと言った!武人クロコダインは!ヒュンケルを!信じるッ!これが!友情だ!負けるなヒュンケル!
クロコダインはヒュンケルに必死に声をかけます。暗黒闘気に負けるな!がんばえーひゅんけうー。
するとヒュンケルから!まばゆいばかりの光が!!!!
そして再び髪を白染めし、倒れてしまいました!
ヒュンケルは死なない!
ヒュンケルは倒れたまま動きません。二つの闘気の激突に耐え切れず、彼の生命エネルギーは消えてしまったようです……。
ええ~~~!!
さすがにノヴァが飛び出そうとしますが、ロンはそれを止めます。ダイたちがこうなってもなお出てこないのは、ヒュンケルがどういう男なのかを知り抜いているからだ、と。つ、つまり!ヒュンケルの戦いはまだ終わっていない!?
そうだ!だってヒュンケルは!不死身のヒュンケルなのだから!
ミストバーンが代わりにクロコダインの処刑を行おうとしたそのとき!!
まるでホラー映画のワンシーンかのようにミストバーンの足首を突如つかんだのは!
もちろんヒュンケルだぁああああああ!!!!
ヒュンケルは死んでいませんでした!
そして言います!
いい気分で目覚めたよミストバーン。今ならお前の首でも簡単に落とせそうな気がする。まるで、花を摘むようにな。
かっこえええ~~~~~!?!??!ここ、思わず声が出ましたね。かっこよすぎます。ミストバーン、くっさいセリフ吐くなぁと思ったんですけど、まさかここでヒュンケルにくっさいセリフ返しをされるとは!ミストバーンもこれにはお顔が真っ赤っか!(見えないけど)
ミストバーンはなぜヒュンケルが生きているのかうろたえます。
それは簡単なことです。二つの闘気が戦っていたヒュンケルの体内で、一方が勝ち一方が負けた……ミストバーンが感知したのは敗れたほうの闘気だったのです!
そう!ヒュンケルは完全に暗黒闘気を克服し、その身に力強い光の闘気を宿すことに成功したのです!さすがヒュンケル!お前ならできると信じていた!
強力な暗黒闘気を自ら入れることにより、その力に負けまいとするヒュンケルの光の闘気が、これまでよりもパワーアップしたのです!荒療治にもほどがある!これはもう不死身のヒュンケルにしかできない芸当!さすがアバンの使徒、闘志を燃やす戦士!より強くなるためなら、暗黒闘気も、自分の命も利用する男!
とうとうヒュンケルは!暗黒闘気を克服し、光の闘気をマスターしたのです!!
自分の暗黒闘気を封じられたミストバーン怒り心頭!
ものすっごい勢いで指を伸ばしヒュンケルを攻撃します!
が!ヒュンケル!それをその厚い胸板ではじき返す!ちっとも刺さっていない!
鋼の肉体ってレベルじゃねーぞおい!!
ちょっと笑っちゃったよ!
武器も使わずミストバーン、そしてさまようよろいたちを圧倒するヒュンケル!
人間たちの総力戦だ!
ミストバーンは素顔に攻撃されたことをめっちゃ怒っています。そういえばこの人もめちゃくちゃイケメンだったなぁ……。次素顔を見れるのはいつなんでしょうか。
怒り狂うミストバーン!
その足元から昇竜拳のポーズで現れたのは!
ダイだ~~~~~!!!
竜の騎士の力を使って拳を突き上げて地面から出てきたんですし、昇竜拳あながち間違っていないですよね。
もちろん他のアバンの使徒たちも登場します。マァムの力でクロコダインもようやく解放され、久々の全員集合です!何週間ぶりですか!?年も明けちゃいましたよもう!
ダイは、ヒュンケルの命をかけた作戦に気づいていました。彼の中の光の闘気を感じ取り、彼を信じると判断したのです。成長!昔のダイならすぐ飛び出していただろうに!これが!仲間を信頼するということ!
ヒュンケルを信じていたのは、ダイだけではありません。
マァムもまた、ヒュンケルを信じて待っていたのです。いやぁ私はてっきり、マァムが飛び出そうとするのをポップが止めているんじゃないかなと思っていましたが、まったく外れてしまいましたね。私はまだまだ彼女たちのことをわかっていなかったようです。ヒュンケルを信じて待つことにしたマァムと、思わず飛び出しそうになったエイミさん。カーーーッ!差が残酷なほど浮き彫りです!愛の力も信じる力にはかなわなかったかい!
マァムとヒュンケルの雰囲気におされているポップがただただかわいそうですが。
そして!潜んでいた仲間たちがいよいよ飛び出してきます!!
ここに!魔王軍VS人間たちの総力戦が始まります!!
その間に、アバンの使徒たちがミナカトールを発動するのです!
ヒュンケルもアバンのしるしに力を込めると、闘志の光を放ちます。
これで、いまだにしるしを光らせることが出来ないのはポップだけになってしまいました……。どうなるんだぁ~?でも私、オープニングでみんなが深刻な顔しているときに一人励まし勇気を与えていたポップのこと、信じているから!
しかし忘れてはならない!ここにはミストバーンがいます!いくらさまようよろいたちは他の皆で足止めできても、ミストバーンが相手ではそうはいかないでしょう!
というかここの戦い!オープニングじゃないですか!オープニングでみんなが戦っていた場所じゃないですか!!うわぁあああ!!前回からオープニングの回収がめざましいです~~!!そうかぁ、ここでバダックさんやブロキーナ老師やロンが戦うんですねぇ。たまりません!
話を戻しますが、ミストバーンはその場にいる全員に闘魔滅砕陣を仕掛けます!ああ!それが効いたら、せっかく戦っているみんなが囚われてしま……
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ロン・ベルクさんんんんんんんんんんんんんんんん!!!!!!!!!
ロンがミストバーンと戦うううううう!!かっこよすぎるうううううううう!!
待ってください。ぶっちゃけ今までロンのこと何にも思っていなかったんですけど、この登場の仕方はやばいです。ファンになりました。アバン・バランに並んでロン、駆けあがってきました。ありがとうございます。ダイ大の乙女ゲーがあったら攻略します。お疲れ様でした。
いよいよ始まりましたね。人間と魔王軍との戦いが。
今回見終わってみてから改めてオープニングを見直してみたんですが、たしかにロンはミストバーンと戦っていました。次回が楽しみです。
それとは別で、アバンの使徒がハドラー親衛騎団の皆さんと戦っているシーンもあったんですが、よく見ると前回ロンからもらった武器を使徒の皆さんは装備しているんですよ。ということは、ハドラーと親衛騎団の皆さんはやっぱり味方ってわけじゃなくて決着をちゃんとつけるんですかねぇ……。こういう初見だからこそオープニングの謎がちょっとずつ解けていくのも楽しんでいます。
毎週楽しいです。
ちなみにオープニングとエンディング、しっかり見ようとすると毎回泣いちゃうのでそれはちょっと困っています。
(文・やなぎアキ)
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