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【ダイの大冒険】ダイ大第六十二話感想!なんだか緊張感のないメンツだ。

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年の瀬ですね。

今年は最初から最後までダイ大の感想を書ききった一年だったなぁと思います。

ダイ大、ずっと面白いなぁ。

 

各話感想

アニメ『ダイの大冒険』各話感想 1話~50話 - DQフリ ドラクエファンサイト

 

ということで、「破邪の洞窟」いってみましょう。

 

ガールズチーム結成

5人目のアバンの使徒として選ばれたレオナ。ヒュンケルとクロコダインを助けるために必要な呪文、ミナカトールを会得するため破邪の洞窟に向かうことになります。

破邪の洞窟は魔法のすべてがおさめられている場所のようで、各階ごとに会得できる呪文があるそうなのです。めっちゃRPG!深いところに行けば行くほど強力な呪文が会得できるだなんて!そのシステム、本編にも取り入れてくれ!

そしてミナカトールは、かなり階層の深いところにあるそうなのです。

 

ミナカトールとは、アバンのしるしの力を借りて五角形を描くことで最大限の効果を発揮できるそうなのです。だから5人目のアバンの使徒が必要だったんですね。というかこれ、OPの最初に出てくる5つの光のことですか!はぁ~、私これアバンの使徒とクロコダインのことか?でも次のシーンではクロコダインはいなくてレオナなんだよなぁって思っていたんですけど、そういうことだったんですね。でもバーンに立ち向かっていくシーンではレオナじゃなくてクロコダインなんですよね。でも後半はたしかにレオナなんですよね。くぅ~、演出にくい~。

 

そういうわけで、レオナが破邪の洞窟に入って呪文を会得する必要があります。

しかしダイはこれに反対します。レオナは戦士ではなく、普通の女の子だから、という理由で。おいおいダイ~~~~~、戦場において男も女も関係ないだろ~。エイミさんはそれは失礼だ、と詰め寄ります。エイミさんも戦うことに対してあまり抵抗がなくなってきたんですかね。まぁここでレオナに頑張ってもらわないとヒュンケルを助けられないですしね、とか思っちゃいました。

しかし話はそう単純ではありません。ダイ、そして仲間たちは知っています、大魔王バーンの恐ろしさを。全員が一度は心が折れたあの大魔王バーンの強さを。ダイはその戦いにレオナを巻き込みたくないのです。ダイにとってのレオナって、仲間たちへの大事さとはまた違う特別な感情みたいなのがあると思うんですよ。別に色恋の話じゃなくて、一緒に戦おうというよりは、守ってあげたい、みたいな。

しかしレオナの、みんなと一緒に戦いたいという気持ちを汲んであげるべきです。

 

と話し合っていると、レオナが邪気を払うカール王国の法衣を着てフローラと共に戻ってきました。寒そうな恰好です。この時期にこの格好は、ただただその感想でしかありません。

フローラは、洞窟にいくために護衛を募ります。

そこに名乗りをあげたのはなんと!メルルでした!レオナ以上に戦えなさそうなメルルがどうしてしゃしゃり出てきた!?護衛っつっとろーが!と思いましたが、自身のレーダー機能を役立てたかったようです。多分レオナがみんなと同じ立場になったことで、置いていかれると思って焦ったんじゃないですかね。違いますかね、わはははは。

もう一人の護衛に名乗りを挙げたのは、ポップでした。なにやらご立派なことをいっていましたが、女性陣の法衣にデレデレしているだけでしたね。

というわけで、そんなポップに制裁を加えたマァムがついていくことに。

ガールズグループで破邪の洞窟に挑むことになりましたね。

大丈夫?マァムしか戦えなくない……?

 

こうしてレオナが破邪の洞窟に向かうことが完全に決まってしまいましたが、なおも彼女のことを心配するダイ。しかし、彼女と会った時のことを思い出し、考え直します。そして自分の修行に走り出しました、大魔王から彼女を守れるくらいの力をつけるために。

 

アバンのしるしと魂の力

破邪の洞窟に行くため、マァムとメルルも法衣に着がえる必要があります。というわけで着がえタイムなわけですが、これ男が行くってなっても同じ服着なくちゃいけないんですか?アバン先生も着たってことか?

 

ミナカトールを使用するには5人が必要なのですが、なぜアバンの使徒でなければいけないのかマァムには疑問です。呪文であるからには魔法が使えなければいけないのだろうけど、自分は回復呪文くらいしか使えないからです。それ言い出したらヒュンケルなんてもっと無理でしょうに。

するとフローラは、アバンのしるしを持ち一番心配している人のことを思い浮かべろと言います。マァムが思い浮かべたのは、ヒュンケルとクロコダイン。ここ、ヒュンケルって言われてた瞬間、「いやクロコダインはぁ!!!」って間髪入れずに思ったのでクロコダインもちゃんと思われてて安心しました。マァムにはその辺ちゃんと平等に思っていてほしい。

マァムが念じると、しるしが赤く輝き始めました。これが魂の力!マホカトールに必要なのは、この心の力が必要なのです。アバンのしるしはその力を増幅させることができるのです。彼女が持つのは慈愛の心だそうで、こうなってくると他の4人の心はなんなのかが気になりますね。慈愛と同等に語られるものって何でしょうか。勇気とか知恵とか?アバンの使徒はそれぞれ、源となる魂の力を持っているというわけですね。

 

これをポップは扉の向こうで聞いていました。さっそく自分は何色に光るのか試してみますが、なぜか光りません。焦るポップ。アバンのしるしを先生からもらったときのことを思い出し、自分とダイはまだ修行の途中だったからでは?自分はアバンの使徒を名乗る資格がないのでは?と考えてしまいます。そんなことないぞ、ポップ!お前は他の皆に負けないくらい、勇気を出して戦って来たじゃないか!誰よりもアバン先生の考えを継いでいるのはお前じゃないか!その持ち前の明るさでみんなの心を救ってきたのはお前だ!迷うなポップ!

 

破邪の洞窟

レオナたちはとうとう破邪の洞窟に乗り込みます。ミナカトールは地下25階。マホカトールは15階なので、アバン先生がかつて潜っていって時よりもさらに深く探索をしにいかなければいけないのです。

ヒュンケルたちの処刑時間を考えると、洞窟を探索できるのは10時間だけ。10時間たっても25階にたどり着かなければ、諦めて地上に帰らなければいけません。

いや10時間長くね?と思いましたが、それだけ難解なダンジョンなのでしょう。長時間ぶっ続けで洞窟潜るの、めちゃくちゃ嫌だなぁ。

もたもたしている時間はなく、さっそく洞窟に入る4人。とてつもなく深く手ごわそうなダンジョンに、マァムも本腰を入れるため法衣を大胆にまくります。それをとがめるメルル。それのせいでポップがやらしいことに興味を持つんだ、と詰め寄ります。なんじゃそりゃ。メルルはマァムに明確にライバル心をあらわにしてきましたね。ここの恋愛模様、どうなっちゃうんだろうなぁ。全然検討がつかないんですよね。

と、ふざけている場合ではないので、どんどん彼女たちは奥深くに進んでいきます。

 

一方ポップは、ダイのアバンのしるしは光るのかどうかが気になります。彼もまた修行半ばで卒業してしまった身。果たして。

ノヴァに手伝ってもらいながら修行中のダイは、必ずバーンを倒すという決意を強く固めます。すると、やはりその魂の力でアバンのしるしを輝かせます。

ポップはそれを目の当たりにし、その場を離れてしまいました。焦るなポップ!何かだ、お前にしかない、戦う力があるはずだ!自らのために戦うと決めたお前のその力を、アバンのしるしが無視するわけがない!

 

ダイはノヴァとアバンの書を使い修行を進めます。アバンストラッシュには二つの種類があり、要はハンターハンターでいう放出系の技と強化系の技があるらしいです、はい。これをうまく使いこなして戦うことが今後必要になるわけですね。

で、まぁここでノヴァが自分の技について色々説明してくれるんですが、あまり興味がなかったのでちゃんと聞いていませんでした、はい。でもダイのためになることを色々教えてあげててえらい。

 

さて、女性陣ですが、なかなかまずい状況のようです。どうもようやく冒険をできるというレオナの好奇心の強さがわざわいして、進捗が芳しくないようなのです……。レオナぁ……。フローラさん、もっと怒った方がいいですよ……。世界とヒュンケル・クロコダインの命がかかっているというのに……。もう少しで10時間経つというのに、まだ18階なの、やばくないですか?

ここで高性能レーダー・メルルが何かを感じ取ります。あまりこの階に長くいると危険だと……。するとその予感どおり、洞窟がうなりをあげ、全員が洞窟の奥深くへと落ちていってしまいました……。

 

ポップのしるしは光らないし、女性チームは不安が残るし、ヒュンケルたちは心配だし……おいおい君たち、大丈夫かぁ!!!?

 

それにしても、誰かが悩んでいるときはポップが気づいて支えてあげているのに、ポップが悩んでいるときは誰もそれに気づけないんですよね。で、大体マトリフさんとかマゾッホとか、大人たちが気づくんですよ。ポップって、みんなを心配させないように動揺を隠すのがうまいんでしょうね。多分彼が一番大人なんだろうなと思います。頑張れポップ!

 

(文・やなぎアキ)

 

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