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【ダイの大冒険】ダイ大第五十八話感想!お前こそが終生のライバルなんだよぉおおお!!

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当サイトの更新スケジュールが変わりましたが、ダイ大感想記事はこれからも月曜更新なので安心してください。

 

 

最近は毎週毎週ダイ大が熱すぎるのですが、いかんせん見れるのが日曜になってからで土曜はいかにネタバレを回避するかで精いっぱいです。Twitterは自衛しやすいのですが、YouTubeのホームに次回予告がよく出てくるので「ウッ!!」となりやすいです。

 

各話感想

アニメ『ダイの大冒険』各話感想 1話~50話 - DQフリ ドラクエファンサイト

 

ダイの剣、折れる!?

前回、ダイの一撃により大魔王バーンがボロボロになり果てました!

しかしこれで終わるわけではないことは、前回の次回予告でわかっている!

すぐにでもとどめを刺さなければいけないというのに、すぐさまベホマを発動するバーン!くそ!こいつ、シドーかよ!!ラスボスはベホマなんて使えちゃだめだろ!

あっという間に回復してしまうバーン!なんだよ!!

 

しかしさすがのバーンもダイの力に恐れ入ったのか、とうとう武器を取り出します。それもまた、伝説の武器!作ったのは、もちろんロン・ベルク!仰々しいほどの装飾がなされた杖を取り出すバーン。

その名も光魔の杖!最初ゾーマの杖って聞こえました!

あのロン・ベルクが作った杖、いったいどんな威力が!ロンが言うには、魔法力を攻撃力に変える理力の杖の強化版らしいです。バーンのような強大な魔力を持ったものにはうってつけというわけですね。それにしても、理力の杖というドラクエおなじみのワードがふいに出てくると嬉しいですね。

 

バーンが杖を振りかざすと、杖がバーンの腕に巻き付き魔法力を吸い取っていきます!これはアニメの醍醐味ですねぇ、すごい迫力です!

すさまじいオーラを前にダイもさすがにびびりますが、そうも言っていられない!ダイはダイの剣でバーンにとびかかる!光魔の杖VSダイの剣!力と力のぶつかり合い!

しかし!!ここで!

 

ダイの剣折れたーーーー!!

 

!?!?!?!?!

 

まじですか?え?作中最強の武器なのではないのですか?え?折れちゃうんですか?これどうするんですか?

私が動揺していると、ダイもまた茫然自失となっています。まさか折れるとは思わないじゃないですか。

ポップが立ち上がるようにダイに呼び掛けてもまったく応答しません。このままでは、全員死んでしまう!!

 

バーンは彼らにとどめを刺すべく、杖をぐるぐる振り回し、カラミティウォールを放ちます!元気のいいおじいちゃんだなぁ!

巨大な壁がダイたちに襲い掛かる!

 

そこに立ちはだかるは!

ヒュンケルとクロコダイン!!!

ダイからもらった命、一秒でも一瞬でもいいからダイをかばって死ぬ!そう決めた二人!魔王軍だったころの自分を変えてくれたダイを少しでも生き長らえさせるため!ここが自分の死に場所だと!

待ってーーーーーー!!!!あああああああああああああああ!!

 

二人は吹き飛ばされ、ダイもまたたたきつけられてしまいます。

残ったのはポップとマァムとゴメちゃんだけ……。

ポップはこれが最期だと腹をくくり、マァムに最後まで手を握っているようお願いをします。

二人は固く手を結び、覚悟を決めます……。いやこんなの主人公じゃないですか。クライマックスじゃないですか。もう終わりか!終わりなのかアバンの使徒よ!

もう救いはないのかーーーーーーーー!!!!!

 

そこに!一筋の閃光走る!

バーンパレスの一角が崩れ、ポップたちは間一髪海へと落ちていきます。落ち行くポップたちが見た影、それは、まさかの!!

 

 

まさかの救世主!

ハドラーーーーーーーーーーーー!!

 

生きていたこと、そしてダイたちを助けたことに驚きを隠せないバーン。

しかしハドラーはあくまでも助けたわけではないといいます。ただ、ダイたちが他のものに倒されたくなかっただけだ、と。ダイたちを倒すことこそ、彼の生きがい!お前、お前……ベジータかよ!!お前が本当のライバルだよ!お前こそがダイの好敵手だよ!

ハドラーほどのキャラクターの死に際が描かれていないことから、きっとどこかで生きている!とは思っていましたが、こんな形で登場とは!これは、間接的にかもしれませんが、バランが助けてくれたってことでしょうね。

 

バーンはそんなハドラーを、処刑しようとします。つまり、生きがいの心配などする必要はないというのです。うるせぇ!黒のコアなんか植え付けやがって!お前なんかハドラーに反旗を翻されて当然だ!

しかし、さすがのハドラーもバーン相手では分が悪いのでは!?

 

一方そのころ、バーンパレスの一角でもある動きが。なんと!ハドラー親衛騎団の皆さんも生きていたのです!次回予告で知っていたとはいえ、実際に見るとやはりうれしいものです。敵とはいえ、かっこいいですし、武人の精神を持ち合わせている彼らのことは好きです。すぐさまハドラーのもとへ向かう4人。

そこで目にした光景は、ハドラーがバーンと戦おうとしている姿!4人はハドラーの忠実なる駒!すぐにハドラーに加勢しようとします。かっこいい。

しかしそれを許すわけがないのがミストバーンとキルバーン!これまたすぐさま捕らわれの身になってしまう4人!くそ~、ミストバーンとキルバーンはかっこいいなぁ、くそ~。

ハドラーもまた4人の存在に気づきます。

 

しかぁし!彼らが声を掛け合う間もなくバーンが戦いの火ぶたを切って落とします!一瞬でハドラーとの間合いを詰めるバーン!

ヒムはそのあまりの速さにすぐに負けを覚悟してしまう!

だが恐れるな!お前の主は、弱くない!

バーンの一撃を片手で受け止めるハドラー!その目は、もうすでにバーンの配下ではない!一人の戦士、ハドラーだ!!!

 

俺をなめるな!大魔王!!!!!!!!

 

ハドラーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!好き~~~~~~~~~~~~!!!!!!!

 

バーンの攻撃を跳ね返すハドラー。

ダイ大、熱すぎる……。アバン先生を殺し、一時は小物のような振る舞いまでしていたハドラーに対して、涙を流すことはあっても「好き~」とかいう日が来るとは思いませんでした。恐るべしダイ大。

 

ハドラーは死の淵からよみがえると強くなるというサイヤ人と同じ性質が元々はありましたが、超魔生物となりバーンの暗黒闘気から離れた現在はその力はないはずでした。しかし、この圧倒的なパワーを前に、自力でその強さを手に入れたのだろうと考えたバーン。ここにきて、焦りを見せます、ざまぁみやがれ。

 

バーンがやや劣勢にあることを感じ取ったミストバーンとキルバーンは、親衛騎団の皆さんがどうなってもいいのかと脅しをかけます。

それに対し、かまわん、と即答するハドラー。ハドラーが死ねば彼らも死ぬ、一心同体である彼らの目的はアバンの使徒を倒すことそのもの!目的のために死を恐れるものは、部下には一人もいない!と、彼らのことを一瞥もせず言い放ちます。

か、かっこよすぎる!!冷酷に見捨てているわけではありません。4人も自身と同じ気持ちであるだろうという絶対的信頼からくる言葉です!ヒムもこれには感激です。

 

ハドラーは自身の剣を取り出すと、バーンに一直線に向かっていきます。バーンも当然光魔の杖で迎え撃ちます!

大丈夫かハドラー!それは、ダイの剣をも折った伝説の武器だぞ!

 

大丈夫です!!

 

ハドラーは見抜いていました。バーンの持つ杖は魔法力を吸い取って攻撃力に変えていることを。そしてバーンはすでに先のダイとの戦いでずいぶんと魔法力を消費しています。つまり!すでにダイの剣をへし折ったほどの力が、バーンには残っていないのです!

ハドラーが押していきます!焦るバーン!気分がいい!気分が良すぎる!あと、戦いになってもなおちょっと丁寧な口調でバーンに話しかけるハドラー、めちゃくちゃいい!

 

たまらず加勢しようとするミストバーンに、束縛を解いていいのかと挑発するシグマさま!!素敵すぎる……。身動きが取れないミストバーンとキルバーン!かっこいいぞ親衛騎団!

 

バーンはなんとかハドラーを押しのけ、カイザーフェニックスを放ちます!

だが!それすらも受け止めるハドラー!びびるバーン!ざまぁみろ!!お前のその顔を見たかったんだよぉおおお!!

そして、すかさず超魔爆炎覇を放つかまえをとるハドラー!いけええええええええええ!!!倒せぇええええええええ!!ああああああああああああ!!

 

 

ザボエラてめぇえええええええええええええええええ!!!

 

 

ちょっと作画よくなって再登場してるんじゃねぇえええぞおおおお!!!

 

 

ザボエラにハドラー、捕えられてしまった!!

いやぁ、忘れたころにとはこのことでしょうか。別に忘れてはいなかったんですけどね。毎週毎週実は、「ザボエラってどこにいったんだ……」とは思っていたので。でもまさかこんな最悪のタイミングで。ここまでくると、ザボエラ、もう一生倒されることはないんじゃ、って思ってしまいます。

それにしてもねぇ!バーンも、よくやったぞザボエラ、じゃないよ!!恥ずかしくないのか!二人の真剣勝負じゃないのか!ザボエラに助けられてうれしいか?お?

 

身動きの取れないハドラーにとどめを刺そうとするバーン!ど、どうするの!どうするの!やっぱりだめだったかーーー!!!

 

と思った瞬間、ブロックが光り輝き、そのごっつい鎧の中から本体?らしきものが!

そしてなんと!バーンが投げた杖が突き刺さったのは!ハドラーではなく!

 

 

仲間思いのルーク

ブロックーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

 

 

そして、ブロックがいた位置にはハドラーが!

そのまま宙に逃がされるハドラーと残りの親衛騎団3人。

 

 

みんな、ハドラーさまを、頼む

 

 

離れ行く4人にブロックは笑いかけ、こぶしを突き上げます。

 

 

 

ブロックーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!(二回目)

 

 

初めてしゃべった言葉がそれかよ!ヒムは届かない怒りをぶつけることしかできませんでした。

お前、ポップのメドローアのときもみんなを守るために体張ってくれたよな……。きっとブロックは、仲間思いの優しいやつだったんだ。

つらい。友達に、なれたかもしれないのに……。

あ!!今思ったけど、オープニングに確かにブロックいないじゃないですか!!ああ~~~~~!!そうか、ブロックは、アバンの使徒とはもう戦えないって、OPで暗示されていたんですね……。でも、みんながアバンの使徒を倒すという目的を達成するためなら、命を捨てられるブロックのこと、私、忘れないよ……。

 

バーンはルークであるブロックに、キングであるハドラーと位置が変わる能力があってもおかしくはない、と気づきます。

が、その能力をほぼチェックメイト状態だったあの時点で使うのはチェス的には反則だそうで、怒りをあらわにします。うるせぇ!私たちがやっているのはチェスじゃない!命の奪い合い、戦争だよ!それに、それを言うならハドラーとバランの戦いに水を差そうとしたお前も反則だよ!棚にあげんな!ばーかばーか!

 

 

場面変わって海に落ちたポップたち。ダイを必死に探しますが、なんとそこにマザードラゴンが!マザードラゴンは竜の騎士が生涯を終えるときにあらわれる伝説の竜です。

ということは……。

そしてその予感は的中します。マザードラゴンの腕には、ダイの姿が!!

それでも!ポップたちはダイをあきらめることができない!必死にマザードラゴンに声をかける!しかし、その声は届かない!

 

さらには、ロン・ベルクのもとに鎧の魔槍とダイの剣が。持ち主のもとではなく、作ったもののもとへ戻ってきたということは、つまり……。

 

バーンは勝利を確信します。

そして、いよいよ地上を灰とするため、動き出すのです。なんでそこにザボエラいるんだよ。

歩きだすバーンと、その他面々という止め絵で今回は終了。

 

 

まさかの完全な敗走……。

生存確認できているのはポップ・マァム・ゴメちゃんだけです。

いやでもきっと!ヒュンケルもクロコダインも生きているし、ダイだってなんとかなるはず!

彼らの技はどれも通用しなかったけど、ここからまたパワーアップすればいいのです!

 

それにしても、大魔王が登場したので終わりも近いのかな?と思っていましたが、全然そんなことなさそうですね。初見はこういう、ペース配分みたいなものもわからぬままなので、めちゃくちゃ楽しいです。

このまま地上はバーンが破壊していくのでしょうか。仲間たちもバラバラですし、そうなると、ドラクエ11みたいな感じになるのでしょうか。ダイ大、先取りがすごすぎる……。

 

さすがにバランの時とは違い、ハドラーと共闘することはなさそうですが、そこもまた楽しみです。

 

(文・やなぎアキ)

 

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