普段は土日は昼近くまで寝るのですが、今回は用事があったので平日よりも早く起きました。
どうしてダイ大をリアタイで見れる環境があったころ、それができなかったのでしょうか。不思議ですね。
各話感想
アニメ『ダイの大冒険』各話感想 1話~50話 - DQフリ ドラクエファンサイト
では、「魔界の神」です!
メラゾーマ!?
とうとうダイたちの前に現れた大魔王バーン!
一人でダイたちと戦うという余裕っぷりを見せつけてきたバーンに、ダイたちもやる気満々です。
いいぞ!今回を最終回にしちまえ!
いよいよ戦いが始まろうとしているとき、バーンがダイたちの後ろにあるバランの亡骸に気づきます。
バーンはバランに人間らしい最期を与えてやろう、と一つの小さな火の玉を出しバランに向かって放ちます。その小さな火の玉、がバランに触れるとあっという間に亡骸は業火に包まれてしまいました!
こいつ……!!まじで許せねぇです!!ダイの父親を、偉大なる竜の騎士であるバランを、あのように扱うだなんて!てめぇの血は何色だ!!
死者を冒涜するのは絶対に許されることではないです。しかもこいつ!気に入らんか?とか言って逆なでしてきやがって、まじで最悪です。
私も今までも色々な作品で悪者を見てきましたが、こいつはTOP5に入るくらい嫌な奴です。めちゃくちゃ嫌いです。死者を冒涜するという絶対に侵してはいけないタブーに触れている悪役の中でもトップクラスでだめです。もう全部だめ。
くそーーー!!絶対に倒してやるからなーーー!!
ダイも怒りに身を任せ、バーンに一撃くらわせようと向かっていきます!
しかし!バーンがちょんと腕を出しただけで、ダイはダウンしてしまいました!
ええ~~~~!?
いや、一瞬!?一瞬でやられましたが!?
も、もうだめじゃないですか。え?死?死?死?
ダイがやられたら、どうすればいいんですか?
バーンはさらに、先ほどバランを焼き尽くしたちいちゃなメラゾーマ?を倒れているダイに放ちます。ポップが瞬時に特大メラゾーマで応戦です。なんとか抑え込もうとするポップでしたが、彼の特大メラゾーマはすぐ打ち消され、またしてもちいちゃなメラゾーマ?はすさまじい炎の柱巻き上げるではないですか!
ポップがレオナからもらった魔法の法衣は完全に燃えてしまいました!
なんということでしょう!バーンのメラゾーマ?は、ポップのメラゾーマの何倍も強い、というわけです!
しかぁし!さすがの私も知っている!あのちいちゃな火の玉は、そう、ちいちゃいのだ!つまり!!
今のはメラゾーマではない。メラだ。
出たーーーーーーー!!!!!ダイ大は知らなくても、このセリフは知っているNo.1~~~!!!!!
圧倒的魔力の差!魔力が高ければ同じ呪文でも威力が変わるというのは、ドラクエ8でようやく導入されたシステムです(魔力ではなくかしこさですが)。それを!もう!すでに!この時代に!ドラクエ8はバランのギガブレイクも技として登場しますし、けっこうダイ大との親和性、高いのでは?見方によっては主人公は竜の騎士みたいなもんですしね。
大魔王からは!?
バーンとの力の差を次々と見せつけられるポップたち。どう考えても勝ち目がありません。
マァムが必死にダイを回復させようとしますが、あまりのダメージに上手くいかない模様。そもそもマァムは回復が専門職ではないですしねぇ。武闘家という攻撃特化の職業なのに、回復もしなきゃいけないの大変すぎます。とはいえ、レオナのような回復特化の仲間がこの戦場に来ても、どう相手の猛攻を防げばいいのか……。バラン戦のときはレオナは戦場にいましたが、あれはバランがダイとの戦いに集中していたからなんとかなっていただけでしょうし。う~む。
すでに半壊状態のポップたちを前に、バーンは彼らとわざわざ戦うことをやめてしまったようです。
なめられたものだなぁ!と言いたいところですが、こればっかりは本当に勝てるビジョンが浮かばないです……。
バーンは右手から巨大な火の鳥を生み出します。それがバーンのメラゾーマ、カイザーフェニックスです。格が違う。ダンブルドアもびっくり。
その巨大な鳥を放ち戦いを終わらせようとしますが、それをたった一人で受け止めるのは不死身のヒュンケル!そうだ!ヒュンケルの魔槍の鎧は、魔法に対しての耐性がバカ高いんだ!忘れていた!
しかぁし!大魔王は大魔王である!
今度は左手から同じようにカイザーフェニックスを出すと、ヒュンケルに追撃します!これほどまでの強大な魔法を、ノータイムで二連ちゃんで使うとは!大魔王恐るべし!これにはさすがのヒュンケルもたまらなーーーーーい!!!!
全員が巻き込まれ、悲痛な叫びがバーンパレスに響く!
それならば!と攻撃に転じるポップたち!
もうポップが主人公なんだかヒュンケルが主人公なんだかわからねぇや!!
ヒュンケル・マァム・クロコダインの、超戦闘特化の3人が一気にバーンに攻撃をしかける!しかし大魔王である!ヒュンケルのブラッディースクライドを指で受け止め、マァムの閃華裂光拳をなんなくかわし、クロコダインの真空のオノが届く前に反撃に出るバーン!クロコダイン、ダウーーーーン!!大魔王は追撃の手を休めない!マァムに向かって暗黒闘気を放つが、それをヒュンケルがかばう~~~!!!ヒュンケルダウーーーン!!!
だが俺たちにはポップがまだいる!
バーンの名を呼び注意を引くと、そのままメドローアのかまえを見せるポップ!これがポップの持つ最強魔法だぁああああ!!
マホカンタだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
跳ね返ったメドローアを再びメドローアで相殺するポップ!さすがポップ!だけど!つまり!これではメドローアも効かないということ!
しかし、バーンがマホカンタを唱えるようなそぶりは一切なかった!なぜ!?
ここでいつも察しのいいヒュンケル、答えます!そう、バーンには呪文を唱えるときのタメが一切ないのです!異世界転生でよくある無双系でいうところの無詠唱みたいなものです!すごい!ダイ大、無双系もここですでに!!
「あれ、わしまたなにかやっちゃいました?」てやかましいわ!
さすがにもうどうしようもないと判断したポップたちは、一時撤退を試みます。そうですね、正直、みんなの持ち技を発揮しても効かなかったので、もう一段階パワーアップを挟まないといけないんじゃないですかね。帰りましょう、帰りましょう。
倒れているダイとクロコダインも抱え、一瞬の隙をついてルーラを唱えるポップ!
そこまでのスムーズな流れさすが!てかスムーズすぎ!美しさすらある!
と感嘆していたら、なんと、ポップたちは天井に頭をぶつけてしまいました!
え、て、天井なんてないですが?
そして不敵な笑みを浮かべるバーンが一言。
大魔王からは、逃げられない……!!
出たーーーーーーー!!!!!ダイ大は知らなくても、このセリフは知っているNo.2~~~!!!!!
え!?てかその台詞、自分で言っちゃうんだ!
もう絶対的自信じゃないですか!やっぱ自分の宮殿に自分の名前つけるだけあるなぁ!絶対用意してたセリフですじゃん!こいつら多分、分が悪くなったらルーラで逃げようとするから、そのときに言ったろ!って思ってたやつですやん!くそぉーーー!!
しかしなぜ逃げられなかったのか。
それはバーンパレス全体に、バーンの魔力によって結界が張られているからです。それを抜け出せるのは、特別な呪法をかけられた魔王軍の戦士だけです。
そういえばそんな話ありましたね。忘れてました。つまり出ることも入ることもできないのが、バーンパレス!
何が正義だ!!
逃げることもできず、焦るポップたち!
しかしご覧なさいよ!ゴメちゃんだけは闘志むき出しでバーンたちをにらみつけていますよ!かっこいい、ゴメちゃん!
全滅だとはやしたてるピロロに猛抗議するゴメちゃん!いいぞもっと言ったれ!言ったれ言ったれ!このやろう!
そこに再びカイザーフェニックスを出そうとするバーン。しかし、その左手がボロボロっと崩れ落ちていくではありませんか!
そう!さきほど3人いっせいに攻撃したとき、マァムの閃華裂光拳が実はかすっていたのです!閃華裂光拳は対象が生物であれば、その威力を発揮できる超必殺技!バーンも例外ではない!!
思えば、ザムザ戦以降はいまいち出番がなかった閃華裂光拳……。ここに来て、ようやく日の目が!?まさかのマァムがバーンの天敵!?
特に驚くこともせず左手を切り落としたバーンは、マァムを挑発します。切り落とした左手はすでに再生を始めています。でも、今なら片手は使えないということ!
迷っている暇が惜しい!
当然マァムは向かっていくーーーー!!
がしかし!バーンの左手から暗黒闘気が放たれる!
ポップの機転によりなんとか直撃を免れたマァム。って、バーンの左手、もう再生したんですか!?さっき、わし手負いだし~みたいなこと言ってたじゃないですか!なんなんですか!?
あと、どうでもいいんですけど、マァムのキャラデザが生足からタイツに変わったことは一時物議をかもしましたが、まぁタイツもやっぱりいいんじゃないですかね!!何がとは言いませんが!!!なぜか急に思いました!
完全にこけにされたことを知り、マァムさんは怒りに震えます。そんなことやって面白いのかぁ!?と。
マァムさん!そいつに何を説いても無駄です!クロコダインや、ヒュンケル、バランとは違うんです!だって、フレイザードには全然響かなかったじゃないですか!響かない人には響かないですよ!およしなさい!
当然大魔王バーンは意に介さず、むしろ「面白いね」と答えます。力、強さを得たものが弱者を蹂躙するときに、優越感を覚える、と。世の中は弱肉強食、しかし人間だけが理屈をつけてそこから目を背けているというのです。たしかに。
力があっても他人の平和を踏みにじる権利はない、と対抗するマァムですが、バーンはここでこの世界がなぜこのような構造をしているのかを説明します。
地上に住む人間の平和は、より強い力、神々によって守られているものである、と。
魔族と竜が住まう魔界は不毛の大地であり、さらには何よりも力を持っているあの太陽がありません。神々は太陽がある地上を、魔族や竜よりも脆弱であるからという理由で人間にのみ与えたのです。神々の強さがあったからこそ、弱き人間は平和を享受できているのです。
それをバーンは、自らの強さでもって奪い取ろうとしているわけです!神が力によって太陽を人間に与えたのが正義であるならば、バーンが力によって人間から太陽を奪うこともまた正義であると!
地上を消し去ることで、魔界に太陽を届ける、それを成し得たとき、バーンは魔界の神になるというわけです。
ぐうの音も出ないです~~。太陽を求めていると言われちゃうと、なんだか何も言えなくなっちゃいます。ワンピースの魚人島もそういう話ありましたし、幽遊白書の魔性使いチームも同じようなこと言ってましたね。でもバーンはきらいです。
よくある、正義の反対は別の正義ってやつですね。まさかバーンが正義を語るとは思いませんでしたが。
あまりにもスケールのでかい話を聞き、完全に戦意喪失をしてしまったポップたち。
しかし!待つんだ!
まだ諦めていない男がここにいるぞ!
ダイーーーーーーーーー!!!!!
世界中の人たちが諦めたって、自分だけは絶対に諦めない!
たとえみんなが絶望してしまっても、最後の最後まで、諦めるわけにはいかない!!
勇者とは!最後まで決して諦めないもののこと!!
ドラクエ11にてとうとう語られた、勇者とはなんなのかという、アンサー!ドラクエ11名言ランキング堂々1位(ネタバレイトショーにて)!!
それを!ダイは!もうわかってたんだ!
たとえ世界が絶望の渦に巻かれ、仲間と離れ離れになってしまおうとも、決して諦めてはいけないと誓ったあの勇者の意志は!ここにもうあったんだ!!
え!?じゃあダイ大を知っていた皆さんって、あのセレンさんのせりふを「そうだ!ダイもそういってたんだ!」って思いながら聞いてたんですか!?そんな先輩勇者たちのことを思い猛感激している今日この頃です。
ダイはブラスじいちゃん、アバン先生、そして父親から学んだ正義を信じ、バーンの正義を真っ向から否定します!
まぁ、正義に正解もなにもないので、難しいところですね。でもバーンの行いが義を通しているかと言われると、ちょっとわからないです。バラン燃やすのは正義の行いなんか?お?
ダイが起き上がったことにより、クロコダインもなぜか起き上がり、他の仲間たちもやる気が出ます。
ダイは、ダイの剣を引き抜くと、バーンにまっすぐ向かっていきます!そこにカイザーフェニックスを打つバーン!それをアバンストラッシュでぶち抜くダイ!
しかし!バーンは連続でカイザーフェニックスが打てる!当然打ってくる!ダイーーーー!!
だけどぉおおおお!ダイはぁああああ!!負けないいいいいいいい!カイザーフェニックスを押し切ってわずかながらバーンにキズを負わせました!
大魔王にその剣が届くのは、やっぱり勇者だけなんだ!
さすがにちいとばかし本気を出すバーン!イオラを次々と放つバーン!まるでイオラのバーゲンセールだな!!!
なんとか避けているダイ!そして!竜闘気を使い一瞬の隙を作る!
そこだ!行けダイ!地上は、渡さないんだぁーーーーーー!!
ダイの渾身の一撃をとうとうくらったバーン!
そ、その姿は、なんと黒焦げ!
か、勝ったぞぉおおおおおおおおおおお!!!!!
いや、さすがにそんなことあるわけないと思っています。
でも一旦喜んでおきます。
やーいやーい!ハドラーの仇、これで取れたぞ!バランも安心して眠ってくれよな!
そういえば、次回予告、まさかのあの方たちが出ていて「え~~~!?」となりました。めちゃくちゃ楽しみです。
あの方たちがいるってことは、もしかしてあの人も!?
ねぇ、次回早く見たいんだけど!
(文・やなぎアキ)
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