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【ダイの大冒険】ダイ大第四十八話感想!なんだこのノヴァってやつ……。

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月曜更新のダイ大感想が火曜にずれこんでしまって申し訳ないです。

来週からはまた月曜更新でやっていきます。

 

各話感想はこちら

アニメ『ダイの大冒険』各話感想 - DQフリ ドラクエファンサイト

 

ということで今回は、「ハドラー親衛騎団」です!

 

 

北の勇者ノヴァ

前回、カール王国に着いたダイたちでしたが、そのダイたちが乗る船がある港になんと、オリハルコンの戦士であるハドラー親衛騎団が乗り込んできました!

その場にいた戦士たちはあっという間にやられ、急いで助けに行かなければいけない状況で現れたのは……北の勇者を名乗る謎のイケメン、ノヴァ~~~!!

 

あ、ちなみにチウは前回なんとかバピラスを仲間にしていたようです。バピラスってドラクエ2以外だとモンスターズくらいしかなかなか出番がないですけど、こんな大抜擢があったんですね。このチウ(とゴメちゃん)の偵察があとからきいてくるのでしょうか。

 

それはいったん置いておいて、ノヴァ!ノヴァよ!なんだこのイケメンは!イケメンはヒュンケルで間に合っているんだよ!いけすかない!

と前回に引き続き敵意満々の私。

しかしそれは向こうも同じようで、やたらとダイに突っかかってきます。たった一人で戦場に向かおうとします。さらには、ダイたちのことを「自称勇者のパプニカご一行」とか言っちゃいます。

いや、お前や。

「人呼んで」とか言っていたけど、こっちからするとお前のほうが「自称勇者」じゃ。誰に許可を得て勇者名乗っているんだ。こちとら本物の勇者であるアバン先生のお墨付きだぞ。アバンの使徒なめんな。

すると、バウスン将軍がノヴァを一喝。なんと、ノヴァはバウスン将軍の息子だというのです。親の七光りじゃん!いや、ダイも親はすごいんだけど、でもお前も親の七光りじゃん!なんだよ!

しかし悪びれもしないノヴァ。「どいつもこいつも勝手に勇者を名乗っていることが不愉快」などとのたまっています。

いや、だからお前や。

ポップも私と同じ気持ちのようです。が、ダイは今はそんな場合ではない、とノヴァと一緒に行こうとします。しかしノヴァちゃん、ダイが気に食わない模様で、一緒にルーラしようと見せかけて闘気弾を放ちます。いや、なんでだよ。こえーよこいつ。

ダイのような少年と同列に扱われていることが彼のプライドをより一層傷つけた様子。だからってなんでだよ。人同士で争っている場合じゃないだろ。大体あなた魔王軍と戦った実績あるの?こっちは軍団長と渡り合ってきて、そのうち二人をこっち陣営に引き込んでいるんですが?勇者っていうのは強ければいいわけじゃないのよ?おわかり?

という私の怒りをよそに、ノヴァは一人港に向かいます。

なんかバウスン将軍がごちゃごちゃ言っていますが、知ったこっちゃありません。ちなみに彼の国を滅ぼしたのはバランです。そのとき国にはいなかったその北の勇者とやらがいたところで、そもそもバランにかなうわけがないのですが、思い上がっているようですね!やれやれ、現実を見れていない。

しかしマァムもレオナもダイも私より大人でした。いけ好かなかろうが、今は人々を救うことのほうが大事です。そしてダイにとっては、誰が勇者なのかということは別に問題ではないようです。勇者という重責を常に負ってきたダイでしたが、これまでの戦いを経て、そういった肩書には縛られなくなったようです。勇者は何人いたっていいわけなんですね。

確かになぁと思いますが、ノヴァの態度は普通に気に食わないです。

 

そういうわけで、トベルーラを使えるダイとポップが先に向かい、ほかのみんなは後からついていくことになりました。

その際、ポップはレオナから新しい防具を進呈されました!さらっとこうやって装備品を変えていく手腕、さすが~~。

 

 

ヒムVSノヴァ

さて、ノヴァが一足先にたどり着いた港では、ヒムが戦士たちを蹂躙していました。

しかしノヴァは臆することはありません!

なぜなら勇者だから!

やられた戦士たちやヒムは、ダイのことばかり口にします。それが、ノヴァには、気に食わない!というか明らかにヒムはノヴァを挑発している!一瞬でノヴァが勇者ダイにコンプレックスを抱いていることを見抜いたのか!

 

ダイとポップはまだ到着しそうにありません。紋章を使っていないときのトベルーラはまだ安定していない様子のダイ。ポップはそんな彼を見て、最近化け物じみた力を発揮しているダイに勝てるところがあることをうれしく思います。化け物と言えば、自分の正体を知ったときのダイが思い悩んでいたことですが、今ではすっかりと冗談として使えるようになったのは感慨深いですね。超人的パワーを得たダイを、常に隣で支えてきた親友ポップだからこそ言えるんでしょうけど。

 

ノヴァはとりあえず怒り心頭です。ヒムとの一騎打ちに持ち込みます。

早速ヒムに一撃くれてやろうとするノヴァですが、相手はオリハルコン。あっという間に剣が折れてしまいます。

しかぁし!次の瞬間!ノヴァのオーラが剣を形作り、ヒムに傷を与えたではないか!あれは!桑原の霊剣!!じゃない!オーラブレード!!

 

やるじゃん!!

 

お前、やるじゃん!!

 

伝説の武器を上回るっていうのは、正直言いすぎだと思うけど(剣そのものの強さだけではなく使い手の強さも必要だからね)、オリハルコンの体に傷をつけるとはやるね!ちょっとだけ見直したわ!

そうこうしているうちにダイたちも到着します。が、手出しは無用!

ノヴァは空高く飛び上がり!打ち出す!その名も!

 

ノーザングランブレードおおおおおおお!!!!

 

たまらず吹き飛ぶヒム!!

やったか!?

しかし!私は知っている!今回の題が、「北の勇者」ではなく「ハドラー親衛騎団」であることを!つまり!今回の主役はノヴァではなく、ヒムをはじめとしたハドラー親衛騎団なのだ!ノヴァは今回が初の活躍回であろうに、前回までにすでに全員の顔と名前が出てきているハドラー親衛騎団が題を取っているのだ!

ということは!

ヒムは多分ピンピンしているぞ!!

 

 

ピンピンしていました。

 

 

ちょっと汚れたなくらいのもので、いわばフリーザです。まぁわかっていたのでノヴァ以外はたいして絶望していないと思います。

とはいえ、さすがにすごい威力だったので、ヒムも狙われた頭部に全パワーを集中させていたようです。結果無傷で済んだと。あんな大振りで必殺技を叫びながらだったので、あっさり防御の隙を与えてしまったのでしょう。不意打ちならあるいはいけるかもしれませんね。ノヴァ選手の次回に期待です。

 

戦うために生まれた彼らに勝つには、真っ向勝負じゃきびしいかもしれません。

すっかりプライドをへし折られたノヴァですが、それでもダイと組むのは嫌だと駄々をこねます。絶対に自分が倒すんだ!と。

しかし、ダイは必死に説得します。今重要なのは奴らを倒すことではなく、負傷した仲間を助けることです。それこそが勇者にとって大事なことのはずです。

傷ついた仲間たちを前に図星を突かれたノヴァでしたが、それでも認めようとはしません。こいつまじか。こいつ、倒すばかりで助けるってことしてこなかったんだろうな。それで今までは大丈夫だったんだろうけど、いざってときは逃げるのが正解のときもあるのに。その点ダイは、これまで多くの戦いに勝ってきましたが、同時に力及ばず一時撤退したことも多々ありました。この前はハドラーに敗れましたが、ポップが一目散に逃げたおかげで助かったりもしたのです。そういう敗走の過去があるからこそ、ダイは今までずっと、強大な魔王軍と戦えていたのです。

目の前に苦しむ仲間がいるのに、強大な敵に立ち向かう、それは勇気ではなく無謀です。そんなのは勇者じゃない、とダイに言われたノヴァですが、後には引けずにヒムに向かっていきます。そんな彼の叫びを聞いて、こいつなんか異常に勇者にコンプレックスを抱いているなと思いました。何か過去にあったのでしょうか。そうじゃないと説明がつかないほどです。

と、私がちょっとノヴァに興味を抱いているうちに、ヒムとの間に割って入ったクイーン・アルビナスのニードルサウザンドにやられてしまいます。針千本飲まされてしまったノヴァはあえなく敗退。

 

 

粉雪ノヴァ

そして急に自己紹介をしはじめるハドラー親衛騎団。そうか、ヒムしかダイたちには自己紹介してなかったもんな。

しかし、彼らの話を聞いていると、やはり今までの敵とは違ってすごく礼儀正しい感じがします。これも、ハドラーが以前とは違い正々堂々とした武人になったからでしょうか。だからこそ、底知れぬ怖さを感じてしまいます。

その中だと、やはり一番弱い駒であるポーン・ヒムは言動が粗野ですね。下っ端感があります。まぁ彼らの中にそこまで序列があるようにも思えませんが。

そしてルーク・ブロックが、ダイたちが乗る予定の船をダイたちのほうに投げ出します。なんという怪力でしょうか。

船に積んでいた火薬に火がついてしまい、あたりを爆炎が包みます。

 

これはチャンス!とポップはとりました。爆炎に包まれて相手がこちらを見失っている間に、メドローアを放ちます!

たしかに!全員そろっている今、まとめて消し去ったほうが楽です!まぁ、そんなうまくいくわけないとわかっていますが、しかし期待を寄せずにはいられない!

 

いけぇえええポップぅううううう!!

 

と!そこに!邪魔してきたのは!なんとハドラー親衛騎団ではなく、起き上がったノヴァだった!

ポップが止めるのも聞かずマヒャドを打つノヴァ!!

 

邪魔~~~~~~~~~~!!!!!!!

 

なんだこいつ~~~~~~~~!!!!!!

 

邪魔すんなよ~~~~~~!!!!

 

無能な味方って本当にこちらの邪魔をしてくるんだな……。

としみじみと思っていますと、ナイト・シグマが胸に取り付けた鏡でマヒャドを跳ね返してしまいます!

あらぁ。

魔法がきかない敵よりも、魔法を跳ね返す敵のほうがやっかいですね。

 

そう、あのままポップがメドローアを放っていれば、そっくりそのまま跳ね返ってダイたちは全員消滅してしまっていたでしょう。

ノヴァ、めっちゃ邪魔だったけど、それのおかげでメドローアを自ら食らうことは回避できたわけですね。

お前、めっちゃ無能だけど、今だけは許してやるよ……。

 

しかしそのノヴァはというと、全身が凍ってしまいさらにはヒムの手につかまってしまっていました。

ノヴァは瀕死の中、自分は本物の勇者ではなかったと涙をこぼしまし。

うん、そうだね。

そうなんですけど、ノヴァが言っていた「こんなに無様な勇者はいない」というのは間違いだと思います。どうもノヴァは勇者を勘違いしているようですね。勇者っていうのは、たった一人のめちゃ強い英雄がなるわけではないのです。無様でもなんでもいいから、大事な人たちを守ることができるのが勇者なのです。アバン先生のもとで修業をしたダイにはそれがわかっています。ノヴァもアバン先生と出会えていたら、勇者になれたかもしれないね。いや、今からでも遅くない、一緒にダイたちと切磋琢磨しよう!

しかし、ヒムはそんな猶予は与えてはくれません。凍ったノヴァを一撃で粉々にしようとします、そう、粉雪のようにな(←ここのセリフめちゃくちゃかっこいい)。

 

そして!ノヴァの命が今!砕け散ろうとしている!

 

ノヴァぁあああああああああああ!!!!

 

あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!

 

 

 

 

ヒュンケルぅうううううううううううううううううう!!!!!!

 

 

 

ダイ大に、イケメンは二人もいらない!そう、ヒュンケルだけで十分なのだ!!!

 

 

ありがとうございまぁあああああああああああああす!!

 

(文・やなぎアキ)

 

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